伝説巨神イデオン 伝説巨神イデオン接触編・発動編
去年、光回線にして、dアニメストアに加入して、気が緩むと言うか、敢えて気分を緩めたい時、そうビジネス思考やデザイン思考に疲れたとき、アニメーションを見る、と言う習慣になっている。しばらく京都アニメーションの一連の、例えば「響け!ユーフォニアム」のシーズン1と2を見て、さらに「Clanad」を途中まで見て、クラナドは名作と言われるが、どうも絵柄がしっくりこないので、置いておいて、ずーっと見返したかった、「伝説巨神イデオン」を見ることにして、今15話くらいまで見ている。「機動戦士ガンダム」ブームのさなかの、日本サンライズの、富野喜幸の次回作という事で、東京12チャンネルで初回から見ていた。しつこく毎週、毎週、小学生の私は見ていた。母におねだりした、LPレコードは今でも所有していて、パイオニアのアンプとスピーカー、デノンのレコードプレーヤで、ちょくちょく聞いている。作曲家は、「ドラゴンクエスト」で一躍有名になったすぎやまこういちである。今思うとスゴイ面子で作られた作品である。でもテレビシリーズは打ち切りである。テレビ版の最終話を見終わって、しばらくするとアニメージュに、映画として完結編が上映されると言う事で、アニメージュの記事で 湖川友謙 が発動編のほとんどを作画し、イデオンの崩壊の一カットが掲載されていたのを40年近く経っても今でも思い出す。「伝説巨神イデオン劇場版 接触編・発動編」は中学生の時に見た。忘れもしない、大宮の東銀座通りの奥にあった、松竹大宮ロキシーという、実にションベンくさい、昔からの地方都市の映画館で一人で見たのだった。この映画館で、発売されていたか、前売り券の特典としてのだったかは忘れたが、大型のポスターが特典としてあって、劇場の売店で、そのポスターを見て忘れられない二枚があった。今でも、手に入るなら、部屋に掲示したいのは、バッフクランや地球の戦艦が全て横からの位置からの視点で、多数の戦艦・宇宙船が並んでいるポスターが忘れられない。その一枚で、大宇宙を自在に行き交う宇宙船のデザインや設定や世界観などを中学生の時頭に焼き付いた感じがある。もう一枚は前売り券を買って入手していて、ガンドロワの上部で、ミサイル全発射しているイデオンの勇姿が描かれていたもので、アニメ趣味が自分の中から消え去るまで部屋に掲示していた。発動編は、全く先入観な見終わってしまった中学生には衝撃的な一作となった。全ての登場人物が、滅せられてしまうのである。肉体は滅せられて、魂は生前求めていた別の魂と宇宙で再開し、全ての魂はイデに加護された「メシア」の先導で、ある地球に降り注ぐラストシーンであった。レンタルDVDで見返したけれども、中学生の時、輪廻転生という言葉を覚えたのは、この発動編であった。アニメオタクとしては、重起動メカのザンザ・ルブのデザインが斬新で、ガンドロワの巨大さ、とか、もうこのスケールでメカ設定出来る様なアニメは今後も出ないのではないだろうか、と思う。こういうSFアニメの視聴の蓄積が、高校生の時のハヤカワSF文庫その他の読みあさりに繋がって行く。「リングワールド」や「星を継ぐもの」とか、SFマガジンを近所の村上書店で購入しては、SFと吾妻ひでおと、もう、立派なアニメオタク少年ではあったなぁ、とこのテレビシリーズの「伝説巨神イデオン」を見ながら、振り返ったりも出来る。今見返すと、イデオンは今新鮮である。新鮮な気持ちで、毎日一話ずつ視聴している。1時間も視聴すると、映像に頭脳が劣化するので、「アニメは一日25分」と決めて毎日一話ずつ見ながら、一日の整理をしていたりする。イデオンを見終わったら、次は「巨神ゴーグ」である。これも安彦良和キャラのドリスが好きで、アニメージュの読者投稿に、ハガキにドリスを描いて、投稿した逸話がある。ゴーグも楽しみである。もうすっかり忘れていたアニメーション、特に、「無敵鋼人ダイターン3」とかはあるけど、「無敵超人ザンボット3」はラインナップされていないのだけれど、日本サンライズで、通して見ていないモノは見ていきたいと思っている。あとは、途中で投げ出した「装甲騎兵ボトムズ」とか。後は、最近作でも京都アニメーション作品とかは注意して見ていきたいが、一日一話と決めているので、気の長い視聴履歴になるだろう。今日は創作しても良かったけれどテキストを書き散らすの悪くは無いかと、文言を書いてみた。アニメシリーズを視聴完了しだい感想を述べていきたい。2020/02/19