2020/02/29 WOWOWでマハトマ・ガンジー先輩の映画を放映したそうだ。マハトマとは「偉大な魂」を言うのだそうだ。以前のこのblueiris.jpでしばらくマハトマ・ガンジー先輩のイメージと言葉をトップに掲載したけれども、なぜマハトマ・ガンジー先輩の糸車のイメージの発想が出たかというと、この「クレイジーな人たちへ」を1999年だかに購入して読んでいたからだ。MacWorldEXPOで幕張メッセまで行ったとき、とあるブースで購入したものだ。表紙のAppleのロゴとThink differrentのキャッチフレーズと共に、日本のMacintoshのエヴァンジェリスト達はこの理想の元にMacintoshを啓蒙していたものだ。本書の登場人物のキャプションを引用として転載すると「●マハトマ・ガンジー(1869-1948)マハトマとは「偉大な魂」の意。インド独立の父。徹底した非暴力の教えを説き「物づくりを大きな機械にまかせると、機械を持つ人に生活手段を握られる」と。自ら糸車を回し、海水から塩を作った」とある。今の時代ならガンジー先輩はなんと言うだろうか。「情報コミュニケーションを大きな会社に任せると、インフラを持っている人にコミュニケーション手段を握られる」と言い換えるだろうか。「GAFAにまかせて預けてしまうと生活手段を握られる」、だろうか。Google系はしょうがなく、Facebookもしょうがなく、Amazonもしょうがなく、明白に全く手にする事も所有することも、アプリケーションも自分のパソコンから駆逐したのは、他ならぬAppleのプロダクトであるのが2020年だ。上記のロゴはまだ6色リンゴだ。スティーブ・ジョブスが、全く新製品や先進的な製品開発を行えなくてどん詰まりのAppleのCEOに返り咲いたら、6色リンゴはモノトーンのリンゴマークになって今2020年だ。最後にスティーブ・ジョブスと建物を一緒にしたのが1999年の幕張メッセで行われたMacWorldEXPOであった。キーノートの講演を、講演会場外の大型モニターで最前列に座って、ジョブスのあのグレーのタートルネックセーター姿を見ていたモノだ。あれから21年経ったのだ。iPhoneなどは、単にスティーブ・ジョブスと言う禅宗の僧侶が開発させた製品を未だに弟子の僧侶達が、ちょっと味付けを変えて、未来永劫iPhoneを出していくのだろう。1999年までのAppleでは、全く無くなった。私の青春は80パーセント以上Macintoshプラットフォームと共にあったけれども、今はとりあえずWindows10をmini-ITXの自作PCで使用している。ジョブスが1980年代から1990年代のAppleを壊し始めてから、私はパソコンどころではない生活が続いて、パソコンに取り組む気力が出たのが2007年だ。マハトマ・ガンジー先輩の言葉で言うなら、創作もパソコンにまかせると、OSメーカーに創作手段を握られる、だろうか。とにもかくにもこうしてパソコンでIT表現をしているが、InternetProtocolでの話で、IP上ではそれなりの表現しか出来ない、とも思う。それはそれで、今は「書きたいから書いている」でこうして書いているけれど。今日はもう一つ表現して22時には眠りたいモノだ。2020/02/29
2020/02/28の今日、諸々の用事を済ませるために、時間調整でララガーデン春日部店で時間を潰していた。高校生がマスク姿で、まだ出入りしている。平日の昼間、かなりの高校生が制服姿で全員マスク姿で、レストスペースの椅子とテーブルで、映画の上映時間待ちをしていた。自宅待機で、自宅で本でも読むとか配信で映像を見るとか、絵を描くとかマンガ描くとか小説を書くとかしていて欲しいのだけれど。それで、書店のリブロで、なんとなくライトノベルの棚を眺めていると、「スーパーカブ」と平面で5冊ほど並んでいたので、目を引いた。内容は ビニール袋でシュリンクされているので、中身は読めなかったけれど、女子高生とバイクもの、と言う事で、「俺と同じ路線を角川のスニーカー文庫は行くか」と思った。「これは、購入しておいて、暇が出来たら全巻揃えで読もう。アニメが配信されたら、目を通そう」と第一巻だけ購入した。内容はパラパラ見ると、女子高生がスーパーカブに乗る為のノウハウとかハウツー要素が多分に含まれるようだ。もちろんこの著者のトネ・コーケン氏はいったいいくらの片岡義男を読んだかは解らない。片岡義男をかなり読み込んで、この小説を書いたとしたら、。私は同好の士が一人増えたようで、かなり嬉しいのだけれど。あと、イラストも透明水彩でデジタル彩色では無い。それも割と好きなアプローチだ。表紙イラストも、墨で描いたような一色のペン画である。読み込めば、多分すごく楽しいだろう。でも今まだ読んでいない、大事に本棚にしまってある、文庫本が多数あるので、そっちから優先で読んで行きたい。小説なぞ、人生のゆとりのある時の心の隙間に忍ばせるように読むようなものが21世紀出版文化である。そんな志操で、この本をこのサイトで紹介するモノである。2020/02/28
2020/02/27、ポストに送付されていた、岩波書店の「図書」三月号である。岩波書店を別格で取り扱っているのは、高校生の時に今は無き酒井書店東口本店が戦後くらいの建物で営業されている時代に、その酒井書店本店の中二階が、スゴイ量の岩波文庫が並んでいる中で、岩波文庫を選んで以来なのであった。あの当時で、ほぼ全ての岩波文庫が揃っているのではないかと思う様な書店の棚だった。そして、マンガ雑誌だったら、「コミック劇画村塾」を春日部市で唯一並べている本屋でもあった。大正時代から存在している春日部市の本屋であった。今、もう東口本店は無くなった。日光街道粕壁宿の中の大正時代からの本屋は無くなってしまった。残念である。それはそれで、去年、酒井書店西口店で、新潮社だったか、角川だったか、この手の出版社が出す、タミヤニュース見たいな刊行物を頂いて、その中から、「まぁ岩波だったら、目を通す価値があるかな」と、郵便局で1000円振り込んで、一年間の定期購読を始めた、と言う訳だ。この小冊子を読むと、岩波書店の刊行物のエッセンスが入手出来るけれど、この図書のおかげで「驚異の量子コンピュータ 宇宙最強マシンへの挑戦 (岩波科学ライブラリー)」とかを購入して読破したりしている。あと、まだいつ読めるか人生のゆとりが出る時期が読めないので、発注していないのが、「もう一人の彼女: 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ」 https://www.amazon.co.jp/dp/4000253247/ をいつ注文するか、なんだよな。もう一つ、3月号を読んで、一つ気になっているのが、「10代からの海外文学 ペーパーボーイ コピーボーイ」であろうか。四六判の上製本の小説の単行本である。文庫で出るか微妙なので、時期が来れば読みたいと思う。でも、「驚異の量子コンピューター」を読んで解ったのだけれど、「もう別に岩波の難解な文章を読んで言葉のインテリになったつもりになるのは無理がある、やめよう」と思った。「驚異の量子コンピューター」を読んでもいいが、岩波ブランドを頭から消し去って、「いちばんやさしい量子コンピューターの教本 人気講師が教える世界が注目する最新テクノロジー (「いちばんやさしい教本」シリーズ) 」 https://www.amazon.co.jp/dp/4295006076/ とかインプレスで解りやすい方が、良かったな、と、これもいつか読み直す時が来ると思う。今は至急読む本ではないので、読まないだけで。図書に関しては、片岡義男がCDに関するコラムを書くようになったので、これもシミジミしながら目を通し、「もう一年、定期購読を延長しようか」と思っている。岩波書店は、20世紀出版産業の中でも別格である。「読んで欲しい本を適宜刊行する、売れて儲けるとか考えてないです」という姿勢を貫いているので、私は感服している。でも岩波キッチュには陥る事はすまいと思っている。今でも居るんじゃ無いかな、「私?早稲田大学在学中は岩波の書籍ばかり読んでおりまして、アタマがいいんです、ひれ伏しなさい(^_^;」みたいな。(^_^)私はそういう人間には興味が無いです。2020/02/28