I teach you a new word, “Bakachon”. Woo, he just heard that! You lost his mind. He has lost his mind. Bakachon? Bakachon is stupid-ethnic-Korean-Mother-Fucker in Japanese. He just lost his fucking mind. Here is that. I just thought it refreshing. Ha-Ha! It’s like the N-word, you know. You don’t use that without, but reason to die basically.
【日本語訳】新しい単語を教えてあげよう。「バカチョン」だ。いまあいつがこれを聞いたぞ。あいつをキレさせた。「バカチョン」とは、異常な朝鮮民族のマザーファッカーを指す日本語だよ。あいつをキレさせたぞ。スカッとするなあ、ハハ!「バカチョン」はNワード(注:黒人に対する差別用語)みたいなものだから、外では使わない方がいい。死にたい理由でもなければね。(6月4日に発言)
「この男」「あいつ」と呼ばれて罵倒されているのは、一橋大学大学院の言語社会研究科博士後期課程3年生に在籍している梁英聖さん。梁さんはこの授業を履修しておらず、その場にはいなかった。とはいえ、准教授の発言は在日コリアンである梁さんに間接的に差別用語を浴びせるものであるととともに、すべての在日コリアンに対するヘイトスピーチともとれる内容だ。授業で教員からこのような発言が出ること自体、異常だろう。
梁さんは准教授の発言を知ると、直後の6月7日、一橋大学や蓼沼宏一学長に対して要望書を提出。准教授に対して重い処分を科すことと、差別発言を撤回させて経緯の説明と謝罪を行うことなどを求めた。
ところが、この要望に対して、大学側から梁さんには何の返答もなかった。このため梁さんは、8月1日に国立市に人権救済の申し立てを行った。
国立市は今年4月から、不当な差別の解消など、人権救済のために必要な措置を講ずることを定めた「国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」を施行している。
国立市ではどのような対応ができるか現在検討中だという。永見理夫国立市長は8月26日に梁さんと面会。全体像を把握した上のものではないとしながらも、准教授の発言について「当該部分を聞く限りにおいては差別にあたり、ショックを受けた」と個人的な感想を述べている。