こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthful)です。
今日はリビングでのオーディオ環境のお話です。
手軽に高音質で音楽を楽しみたい方にとってもおすすめなオーディオシステムを紹介します。
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SONY CAS-1
SONY CAS-1は2015年10月17日に発売された、コンパクトオーディオシステム。
スマートフォンやウォークマンなどのモバイルオーディオ端末での使用を想定し、手軽に高音質のオーディオシステムを実現できるというもの。
3年も前に発売されたものですが、いまだにソニーストアでも取り扱われている一部のファンにはとっても人気のあるCAS-1。
価格コムなどの評価も軒並み高く、たくさんのひとにCAS-1の良さを知ってほしいところ。
この中央にある黒いボックスが本体。
とっても小さいのです。CAS-1。
こんなに小さいのに、とっても有能なCAS-1。
なんとヘッドホン用のアンプとスピーカー用のアンプ、2つのアンプが積まれているのです。
使用用途に応じて最良の環境で音楽を聴くことができます。
ヘッドホン用のアンプに関しては、ポータブルアンプ「PHA-2」同等のものが載っているようで、これだけで数万円するレベルなので、なんだかお得感。
さらに音質についても妥協していないのがポイントです。
せっかくスピーカーシステムを購入して音楽にひたるわけですから音質にもこだわりたいですよね。
無線接続であっても「LDAC」規格に対応しているので、ハイレゾ相当の音質で楽しむことができます。
僕のような据え置きのスピーカーシステム初心者には嬉しい要素が沢山詰まっているCAS-1。
デザイン・構成がシンプル
このCAS-1の最大の特徴は、本体に曲のデータは一切持つ機構になっていないところ。
こういったスマホとの無線接続(ブルートゥース接続)によって、スマホ内の音楽ファイルを再生することを考えて作られています。
本体の前面にはUSBポートがあるのでUSBメモリなどに音楽データをいれて再生することも可能です。
とはいえ、構成はとってもシンプル。
もちろんイヤホンジャックも付いてますのでお手持ちの有線接続イヤホンやヘッドホンも使えます。
デザインもシンプルにできるので、とっても好み。かっこいい。
スピーカーは片付けることはできないものなので佇まいもかっこいい方が絶対いいですよね。
ニアフィールドリスニングがすごい
肝心の音質のお話。
なんとも聞き慣れない言葉ですが、内容はいたって簡単。
スピーカーからリスニングポイントまでの距離が近くてもとっても良い音に聴こえるような設計になっていますよ、というもの。
写真のようなシーンでの使用を想定されているため、近い距離で聴くことも多くなると思いますが、75cmの近距離でも音質が損なわれることのないニアフィールドリスニング機能が搭載されています。
合わせて小音量時でも高音質を維持してくれる「ローボリュームモード(L.V.M)」も搭載されているので、夜の音楽鑑賞もとっても充実します。
これが地味にうれしい。
小さな音でもしっかり伝わるので、
お風呂上がりとかにゆったり音楽を聴くとき、周りを気にせず音楽に浸ることができます。
音質はステレオの立体感が最大限に引き出されて、すぐ眼の前に音場が出来上がるかんじ。音がでている位置を感じようとすると、ボーカルは目の前のちょっと上から、楽器の音は左右からとしっかり分離されており階調もものすごい広い。
このあたりはヘッドホンやイヤホンで聴いているよりも遥かに広い空間で音楽を楽しめる感じがします。
参考までに公式の動画も貼り付けておきますので見てみてください。
コンパクトオーディオシステム:コンセプト動画:CAS-1【ソニー公式】
理想的なCAS-1の配置の仕方に関しても推奨がしっかりと説明されています。
動画やWebページをみてみるとわかるようにCAS-1自体の想定ユースケースはPCの前などあくまでもパーソナルでの音楽鑑賞を想定して作られているのだと思いますが、僕は思いっきりリビングオーディオとして使っています。
こんなかんじでリビングのTV左右にCAS-1のスピーカーを配置。
こうなると左右のスピーカーの距離が広く、130cm程度離れてしまっているでしょうか。。。到底パーソナル用の配置ではないのですが、音質が劣化したとかは特に感じていないので満足して使っています。
この配置で使うと、2m手前のソファの上から聴いてTVの上端くらいからボーカルの声が聴こえてくる感じです。
これは言葉では伝わりにくいと思うのですが、本当にそこで人が歌っているかのように感じます。
浮き上がる臨場感というか立体感というか、これはぜひとも体感してほしいです。
(家電量販店にもまだ展示品あるかもしれません。)
とっても小さいのでTVボードに置いていても邪魔にならないどころかかわいらしいインテリアとしても良い感じ。
カラーはブラックですが、スピーカー自体はウッド調でとってもおしゃれ。
こんな感じで高さもつけられるので、リスニングポイントがソファーの上などちょっと高い位置でもバッチリです。
細かい配慮がうれしいポイント。
我が家でのもう一つの使いみち
さらに、僕はただの音楽鑑賞用としてではなく、映画やライブ映像を観るときにもこのCAS-1を使って音を楽しんでいます。
この使い方は先ほどTV上端からボーカルが歌っているように聴こえると書きましたが、それを最大限に楽しめる使い方だと僕は思っています。
そのときにCAS-1と共に必要になるのが、こちら。
ブルーレイプレーヤーです。
でも、ただのブルーレイディスク(BD)プレーヤーではだめで、ブルートゥース(BT)送信が可能なプレーヤーが必要になります。
音楽を再生するときにはスマホがプレーヤーになっていたように、映像を再生するときには映像のプレーヤー、BDプレーヤーが必要になるということです。
僕が使っているのは、SONY BDP-S6700という機種。
この機種はBT接続に対応しているだけでなく、BTの送信機能に対応しているので、自分の好きなヘッドホンやスピーカーに音を送信することができるのです。しかも「LDAC」規格対応!これはなかなかレアな機能です。
これを使うことで映画BDや音楽BDもCAS-1との組み合わせで高音質で楽しむことができるのです。
BDプレーヤーであるS6700から音声のみをBT接続でCAS-1へ送信。
映像はBDプレーヤーからTVに出力されるので、音声をCAS-1の高音質なスピーカーから聴くことができるようになります。
さらにプロジェクターと組み合わせることで、高音質なプチシアターの出来上がりです。
ライブ映像は本当に相性が良くて、音楽のライブBDは5.1chサラウンドではなくステレオで収録されているものも多く、サラウンドシステムで聴くよりもステレオスピーカーで聴くほうが聴きやすいこともあるのではないかなと思っています。
実際ライブ会場などでも大きなスピーカーは左右に2つ(縦にアレイ状になってたりする)で、そこからの音を聴いていることが多いですよね。
会場での反響音などはサラウンドシステムの方が臨場感が増すかもしれませんが、ステレオスピーカーでじっくり音を楽しむのも良いと思いませんか?
映画のBDなんかも相性は悪くないかと思います。ブルートゥースでの接続になるので音の送信遅延が気になるかと思いますが、ものによっては全然問題ありません。
特にアニメ。アニメは実写の場合と違い、リップシンク(口の動きと音声の一致)はそこまで厳しく感じないので見やすいです。
そのかわりリップシンクが気になるような、ニュース番組などはちょっと厳しいかな。
ライブ映像は、そもそもライブ中も本人を間近でみれる席で聴けることはほとんどなく、大型ビジョンを通してみることも多いと思います。あれを想像してもらえればそこまでリップシンクは気にならず、むしろ画面上に映っているボーカルから声が聴こえてくるので臨場感はアップするように感じます。
これがやりたくて、CAS-1とBDP-S6700の組み合わせを調べに調べて購入したというところもあります。
それくらい、この組み合わせでホームシアター、ホームオーディオでできることがホントに拡がります。
※BDP-S6700は最近流行りの4KがみれるUHDBDには対応していないので、ご注意。
まとめ
コンパクトオーディオシステムCAS-1をまとめるとこんなかんじです。
- 小さなオーディオシステムで手軽に高音質が手に入る
- ウォークマンやスマホとの接続が簡単
- デザインも◎
- ボーカルが目の前に浮き上がる立体感のある音質
- 他の家電との組み合わせも可能で拡張性◎
- 初級者向けだけどちょっとお値段が高め
- スピーカーの掃除がちょっと大変
発売から時間の経っているCAS-1ですが、なんで後継機が発表されないのかが不思議なほど満足感の高いコンパクトオーディオシステム。
CAS-1でもう完成してしまっているからですかね。それくらい満足度が高いです。
ボーカルが浮き上がる音場については、こればっかりは一度実機で良さを体感しないとわからないすごさなので、この記事を最後までご覧いただけたら近くの大きめの家電量販店まで足を是非運んでください。
オーディオ系のレビューって難しいなぁ。。。
文字で伝えるのが難しい。。
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