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【競馬・ボート・競輪】

デビュー日に初騎乗で初勝利! 泉谷楓真ジョッキーが阪神競馬で どきどきフィニッシュは1着同着 激戦“演出”の国分恭がプラカードで祝福

2020年3月1日 14時37分

同着で初騎乗初勝利を飾った泉谷楓真、ボードを持つのは1着を分け合った国分恭

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 1日にデビューした泉谷楓真騎手(18)=栗東・本田=が、ドラマチックな1着同着で初騎乗初勝利を飾った。阪神競馬1Rの3歳未勝利戦で6番人気メイショウヒバリに騎乗。果敢に先行して、直線で抜け出すと、強襲してきた13番人気テイエムレビューと鼻面を併せてゴール。長い写真判定の末、1着同着で騎手人生のスタートを切った。今年デビューの新人の勝利第1号で、初騎乗初勝利は2011年の嶋田純次騎手以来JRA史上46人目(岩田康、内田のJRA移籍後初Vも含む)。1着同着での達成は史上初。

 セレモニーでは1着同着の相手であるテイエムレビューに騎乗していた国分恭が、記念のプラカードを掲げて祝福。泉谷は「緊張はしませんでしたが、ゲートが開いて少し慌てました。馬のおかげで勝たせてもらいました。最後は勝ったか負けたか分からず不安でした。経験がないのにいい馬に乗せていただいた調教師やオーナーに感謝しなければいけません。これからは厳しい世界で努力して一流の騎手になれるように頑張ります」と初々しい笑顔で今後の飛躍を誓った。

 ルーキー泉谷の初騎乗勝利を見届けた師匠の本田師は「スタートであおったけど、指示通りハナに行って我慢して乗ってくれたし、合格点でしょう。ここから競馬界を背負えるジョッキーに成長できるように頑張ってほしい」とコメントを寄せた。

 

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