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【スポーツ】「このレースをしているうちはメダル厳しい」日本陸連・瀬古利彦PLが東京マラソンで日本新の大迫傑にすかさず課題突きつける2020年3月1日 13時35分
東京五輪の男子マラソン日本代表最後の1枠が懸かる東京マラソン(東京中日スポーツなど後援)が1日、東京都庁前をスタートし、東京駅前・行幸通りをゴールとする42・195キロのコースで行われた。32キロ付近で一気にペースを上げた大迫傑(ナイキ)が、自らの日本記録を21秒塗り替える2時間5分29秒で日本人最高の4位に入り、東京五輪代表の座をほぼ手中に収めた。 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「期待されて、その通りに走った大迫選手はすごい。第一人者が戻ってきてくれてうれしい」と評価。その上で、「このレースをしているうちは五輪でのメダルは厳しい」と先頭集団の後方でレースを進めた点を課題に挙げた。 その一方で“陰のMVP”には、序盤から先頭集団で日本勢をリードした井上大仁(MHPS)を推奨。「優勝したレゲセ選手についていけたのは井上選手だけ。30キロ過ぎまで井上選手が前にいたことが大迫選手の粘りにつながったと思う。井上選手がいなかったら日本記録はなかったと思う。大迫選手は井上選手に感謝しないといけない」と振り返った。 PR情報
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