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【格闘技】

ロマゴン復活!3年ぶり世界王座返り咲き「統一戦に進みたい」井岡、田中恒成もターゲット

2020年3月1日 13時50分

ローマン・ゴンサレス

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 ボクシングのWBAスーパーフライ級タイトル戦が2月29日(日本時間1日)、米テキサス州フリスコのフォードセンターで行われ、元世界4階級制覇の同級2位ローマン・ゴンサレス(32)=ニカラグア、帝拳=が王者カリド・ヤファイ(30)=英国=に9回29秒TKOで勝ち、約3年ぶりの世界王座返り咲きを果たした。序盤からの接近戦を多彩な攻めで押しまくり、8回終了間際に連打でダウンを奪うと9回開始直後に右ストレートで王者のあごを打ち抜いて文句なしのKOをものにした。

 「支えてくれたファン、チーム、帝拳に感謝したい。身長で有利な王者が接近戦を挑んできたのは予想外だったけど対応する準備はできていた。今後は他団体との王座統一戦に進みたい」と、ゴンサレス。これでゴンサレスは49勝(41KO)2敗、ヤファイは26勝(15KO)1敗となった。

 ゴンサレスはデビューから無傷の46連勝で4階級を制し全階級最強を決める「パウンド・フォー・パウンド」でも長く1位に君臨したが、2017年3月のWBC同級タイトル戦でシーサケット(タイ)に判定負けして王座陥落。同年9月の再戦でもKO負けすると、以降は右膝半月板損傷などで長いブランクを作ったが、王座復帰で一気にスーパーフライ級の主役に。今後はWBO同級王者の井岡一翔(30)=Reason大貴=、WBO1位の田中恒成(24)=畑中=もターゲットになりそうだ。

 

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