「東京裁判史観(自虐史観)を廃して本来の日本を取り戻そう!」
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現します。
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )
( 東京裁判史観とは → http://tinyurl.com/kkdd29p )
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《 いま注目の論点 》
★官製メディア「コロナ制御」の嘘――矢板明夫さん
★日本パワー体現する国民資産――古森義久さん
★「国難」にどう立ち向かったか――門田隆将さん
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教科書検定 見えた左派の根――阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員
【「阿比留瑠比の極言御免」産経新聞 R02(2020).02.27 】
「何でもあり」の政界を長く眺めていると、大抵のことには驚かなくなるが、今回の事件には衝撃を受けた。来年度採択の中学校の教科書検定をめぐり、「新しい歴史教科書をつくる会」(高池勝彦会長)が推進する教科書(自由社)が不合格になった件である。
若手議員の頃から教科書正常化運動の牽引(けんいん)役となってきた安倍晋三政権下で、しかも運動に率先して携わってきた自民党の萩生田光一氏が文部科学省を務めているこの時期に、その流れに真っ向から逆行するようなことが起きたのである。
◆調査官意見こそ欠陥
改めて、文科省の抱える闇の存在を意識せざるを得ない。平成6年に自民、社会、さきがけの3党による自社さ政権ができて以降、文科省(当時は文部省)は日教組となれ合い続けてきたとはいえ、今回のような露骨な「つくる会」教科書つぶしが行われるとは…。
「つくる会」の藤岡信勝副会長は指摘する。
「これはむちゃくちゃな不正行為だ。あらかじめ自由社の教科書を落とすことを決めて、欠陥を探すというよりも、でっちあげている」
確かに、文科省の教科書調査官が示した「欠陥箇所」には、納得がいかないものが多い。詳細は本紙で既報(22日付朝刊など)なので省くが、例えば仁徳天皇が「世界一の古墳に祀(まつ)られている」という表記が生徒が誤解するおそれのある表現とされ、「葬られてる」が正しいとする調査官の意見はどうだろうか。
実際に仁徳天皇陵古墳(大山古墳・大阪府)では現在も皇室祭祀(さいし)が行われている上、藤岡氏によると、仁徳天皇が確かに同古墳に埋葬されているかどうかは考古学的に確定していない。
むしろ、調査官の意見の方に欠陥があるといえるのではないか。前回の検定で合格した記述が、欠陥とされたケースもあり、つくる会側が調査会の「底知れぬ悪意を感じる」と述べるのももっともだろう。
◆平成12年の工作事件
筆者は、この教科書調査官による不合格工作報道を読んで、平成12年にあった類似するケースを連想した。「つくる会」のメンバーが執筆者に含まれた中学歴史教科書について、文部省の教科用図書検定調査審議会委員を務める野田英二郎元駐インド大使が不合格とするよう多数派工作を行っていた事件である。
外務省チャイナスクール(中国語研修組)出身の野田氏が、他の委員9人に手紙や電話で不合格を働きかけていたことが発覚し、野田氏は「審議の公正を損ないかねない」として教科書の価格決定小委員会に異動させられたのだった。
野田氏は日中友好会館副会長を務めており、過去に日米安全保障条約について「冷戦時代の遺物」と述べたり、北朝鮮による拉致問題に関し「(日本政府)は北朝鮮に対して拉致疑惑を強調しすぎている」と主張したりした人物だった。
そして藤岡氏によると、現在の教科書調査官の中には毛沢東思想の研究者も含まれているという。
安倍首相は第1次政権の発足前、周囲にこんなことを語っていた。
「左派勢力は、自分たちの思想をオブラートに包み隠して政府の審議会などに委員となって潜り込み、自分たちの考えを政策に反映させている。それに対し保守勢力は、正面から意見、主張をぶつけてはつぶされている」
だが、今回の検定結果は皮肉にも、それを承知しているはずの安倍政権下でも、左派勢力がしぶとくあちこちに根を張りめぐらせていることをまざまざとみせつけた。
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◆お勧め情報【 拡散希望 】
日本が東京裁判史観の呪縛から解き放たれるために
★「東京裁判史観」
★「WGIPの洗脳にかかったままの日本」
★「今も生きているプレス・コード」
★「GHQ焚書図書」
★「公職追放が『敗戦利得者』を生み出した」
★「『進歩的文化人』という名の国賊12人」
★「真珠湾攻撃の真実」
★「南京大虐殺というプロパガンダ」
★「歴史教科書問題から生まれた近隣諸国条項」
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教科書検定 見えた左派の根――阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員
【「阿比留瑠比の極言御免」産経新聞 R02(2020).02.27 】
「何でもあり」の政界を長く眺めていると、大抵のことには驚かなくなるが、今回の事件には衝撃を受けた。来年度採択の中学校の教科書検定をめぐり、「新しい歴史教科書をつくる会」(高池勝彦会長)が推進する教科書(自由社)が不合格になった件である。
若手議員の頃から教科書正常化運動の牽引(けんいん)役となってきた安倍晋三政権下で、しかも運動に率先して携わってきた自民党の萩生田光一氏が文部科学省を務めているこの時期に、その流れに真っ向から逆行するようなことが起きたのである。
◆調査官意見こそ欠陥
改めて、文科省の抱える闇の存在を意識せざるを得ない。平成6年に自民、社会、さきがけの3党による自社さ政権ができて以降、文科省(当時は文部省)は日教組となれ合い続けてきたとはいえ、今回のような露骨な「つくる会」教科書つぶしが行われるとは…。
「つくる会」の藤岡信勝副会長は指摘する。
「これはむちゃくちゃな不正行為だ。あらかじめ自由社の教科書を落とすことを決めて、欠陥を探すというよりも、でっちあげている」
確かに、文科省の教科書調査官が示した「欠陥箇所」には、納得がいかないものが多い。詳細は本紙で既報(22日付朝刊など)なので省くが、例えば仁徳天皇が「世界一の古墳に祀(まつ)られている」という表記が生徒が誤解するおそれのある表現とされ、「葬られてる」が正しいとする調査官の意見はどうだろうか。
実際に仁徳天皇陵古墳(大山古墳・大阪府)では現在も皇室祭祀(さいし)が行われている上、藤岡氏によると、仁徳天皇が確かに同古墳に埋葬されているかどうかは考古学的に確定していない。
むしろ、調査官の意見の方に欠陥があるといえるのではないか。前回の検定で合格した記述が、欠陥とされたケースもあり、つくる会側が調査会の「底知れぬ悪意を感じる」と述べるのももっともだろう。
◆平成12年の工作事件
筆者は、この教科書調査官による不合格工作報道を読んで、平成12年にあった類似するケースを連想した。「つくる会」のメンバーが執筆者に含まれた中学歴史教科書について、文部省の教科用図書検定調査審議会委員を務める野田英二郎元駐インド大使が不合格とするよう多数派工作を行っていた事件である。
外務省チャイナスクール(中国語研修組)出身の野田氏が、他の委員9人に手紙や電話で不合格を働きかけていたことが発覚し、野田氏は「審議の公正を損ないかねない」として教科書の価格決定小委員会に異動させられたのだった。
野田氏は日中友好会館副会長を務めており、過去に日米安全保障条約について「冷戦時代の遺物」と述べたり、北朝鮮による拉致問題に関し「(日本政府)は北朝鮮に対して拉致疑惑を強調しすぎている」と主張したりした人物だった。
そして藤岡氏によると、現在の教科書調査官の中には毛沢東思想の研究者も含まれているという。
安倍首相は第1次政権の発足前、周囲にこんなことを語っていた。
「左派勢力は、自分たちの思想をオブラートに包み隠して政府の審議会などに委員となって潜り込み、自分たちの考えを政策に反映させている。それに対し保守勢力は、正面から意見、主張をぶつけてはつぶされている」
だが、今回の検定結果は皮肉にも、それを承知しているはずの安倍政権下でも、左派勢力がしぶとくあちこちに根を張りめぐらせていることをまざまざとみせつけた。
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