今シーズンから始めるツーリングキャンプ!
どうも、改めましてミナヅキです。
このページでは記事のほうでこまごまと書いてきたツーリングキャンプにおけるあれこれをまとめながら、入門者の参考になるようにまとめてみたいと思います。
最初に断っておきますが、割と変わった切り口で進む事が多いため、数ある入門系文章の中でも「まぁこういうのもあるんだな」くらいのつもりで読み進めていただければ幸いです(笑
もくじ。
まずはじめに。
バイクでツーリングをするようになると、徐々に距離が伸びてきて、日帰りでは満足出来なくなったり、まだ見ぬ新天地を求めるようになるのはある種ライダーのサガと言えるでしょう。
その結果として宿泊を伴うツーリングを計画するようになるわけですが、そこでキャンプという宿泊方法を検討しだすと思います。
しかしながら、年に1度や2度くらいの宿泊ツーリングという限りではキャンプ道具をそろえる投資額、イニシャルコストよりも1泊あたり5000円のビジネスホテルや民宿、スーパー銭湯や深夜パック1500円などのプランがあるネットカフェを宿泊場所としたほうが遙かに安価であるという部分を覚えておくべきでしょう。
また夏の北海道ツーリングのように連泊を要する長期ツーリングともなるとキャンプ場を移るたびに設営と撤収を繰り返すことになるので徐々にその手間に嫌気がさしてくる場合もあります。
正直ロマンもへったくれもありません(笑
無論こういった部分に対する感じ方は個人差が存在するわけですが、それを知った上でキャンプという宿泊方法を選択するというのは、やはりそこにある種のロマンがあるからだと思います。

バイクのすぐそばでテントを構えて夜を過ごす…
旅の風情が非常に強く感じられるイメージなのではないでしょうか。
現代では先に挙げたように安価で便利な宿泊出来る施設はたくさん存在し、わざわざ野営を行う理由も弱くなってきてはいますが、それでもキャンプを伴ったツーリングをしてみたい!というその欲求は正当なものであり、バイク乗りとしては必然だとも言えるのかもしれません。
明確なイメージを持とう。
ツーリングキャンプとざっくり言ってみても、案外そのスタイルや裾野は広かったりします。
そこで必要になるのが「自分はこういうツーリングキャンプをしたい」というイメージの確立です。
イメージの確立という言葉を使いましたが、このイメージが徐々にスタイルを決めて行くことになります。
当記事にたどり着いた方であれば他にも似たようなブログ記事や画像などをたくさん検索して、読んだり見たりしているはずなので、多様なツーリングキャンプのスタイルが存在するのは知っている事かと思います。
まず最初の一歩は、自分が目標とするスタイルや憧れるイメージを明確にする事から始めて行くといいでしょう。
ちなみに。
ミナヅキの場合は「軽量コンパクトシンプル」なスタイルがテーマです。
道具や装備は小さく少なくしていくという方針でそろえてあります。
っていうかモノが増えすぎて出したり入れたりするのが面倒なだけだっていう噂も
様々なスタイル。
ひとくちにツーリングキャンプといっても、持ち出す道具や装備の組み合わせやバリエーションは本当に千差万別です。
またその道具や装備を決めるのはほかでもない、ツーリングとキャンピングのバランス次第という事も出来ます。
どういう事かというと、
A・キャンプをするための移動がツーリングを兼ねている
B・ツーリング先での宿泊のためにキャンプを行う
このキャンプ道具をバイクに積載して走るという点でみれば同じではありますが、その主従関係が大きく違うという部分に対して自分のツーリングキャンプはどちらであるか?という部分を意識してみると考えやすくなるかもしれません。

当然Aのケースではキャンプが目的であるためその比率は大きくなるわけで、持ち出すアウトドア用品などもキャンプ場での利便性や快適性を重視する傾向になり、規模も大きくなっていきます。
しかしBのケースではあくまでもツーリングを目的としているので、持ち出すアウトドア用品は必要最低限度になり、バイクの機動性を重視した積載量、設営や撤営に必要な時間の短縮などを重視した装備になります。
無論、キャンプそのものが目的では無いために予算や天候次第ではホテル泊等への切り替えに対する心情的な抵抗も小さかったりします。
で、このAのケースとBのケースはそれぞれ両極の端っこを示したものなので、当然それぞれの比率やバランスを自身の適当なところで設定する事になってきます。
キャンプが目的ではあれど、ブッシュクラフト的なサバイバル装備のみで宿営をしてもいいわけですし、ツーリングを重視しつつも快適性を犠牲にしない宿営を工夫してみるのも楽しみ方のうちでしょう。

あなたにとってのキャンピングとはなんだろう?
ここからは初心者に向けて必要最低限なキャンピング装備を提示して「案ずるより産むが易し、とりあえず近場で1泊してみよう」と書いていきたいところではあるのですが、極端なをしてしまうと野営における最低限なキャンピング装備ってとことん突き詰めた場合「寝袋だけあればどこでも寝れるよ」というエクストリームな話になりかねません。さすがにそれでは話が続かなくなります。
冒頭で書いたとおり、ツーリングキャンプの本質を突き詰めていくと複数日をまたいで行うツーリングに伴う宿泊のための野営という事になるので、その究極の形が野宿なんじゃないかと感じていたりはします。
しかし、ここではツーリングキャンプの入門を掲げているので野宿はいくらなんでも敷居が高すぎますし、もっと安心感を持ってキャンプをするためにはやはりシンプルなテントを1張り用意するのが絶対的な条件なんじゃないかと思います。
前提。
今シーズンからツーリングキャンプを始めて行きたい初心者の方を対象としますので、季節は初夏から夏までと限定します。
これは夏場の本州であれば安価な装備などでもキャンピング出来る気温であり暑さこそあれど寒いと言うことは標高の高い場所にでもいかなければそうそうないためです。
暑さは服装の調整を行い水分補給等に気をつける事で対処出来ますが、寒さに関しては不十分な装備では命を危険にさらす可能性も十分に考えられるため、装備や知識が整わないうちは寒い時期のキャンプは絶対的に避けるべきです。
そして、そんな環境の中で
・テントの設営
・宿泊
のたった二点が遂行出来ればキャンプが出来たとみなすという前提で説明をしていきたいと思います。
たき火だとかバーベキューだとかキャンプ飯だとかははっきり言って宿泊に伴う余暇の過ごし方のバリエーションと言えるので、実はキャンピングそのものとは切り離して考えても大丈夫だと思います。
食事や調理の事がくっついてくるからイメージや道具が複雑になるんですよね。
この辺の気づきって実は大切なんじゃないかと思っています。
ミナヅキはもっとシンプルに【キャンプとは野外で寝泊まりすること】と定義して考えています。
再度書きますが「宿泊と食事は切り分けて考える」のがキャンピング入門のシンプルな思考法であり学び方だと言えます。
アイテム別記事。
必須アイテム。
最小構成
極論としてたった屋根と寝具、つまりテントとシュラフとパッドがあればいいと思います。
あと特に選び方とか書きませんがLEDランタンとかは必須アイテムに入れてもいいと思います。
夏なら虫除けスプレーと蚊取り線香もあると快適でしょう。

ということでささっと最小構成を作ってみました。
これでキャンプ場で寝泊まりすればキャンプ成功と言えます。
— 以下執筆中 —