人間関係

ギリギリ健常者が一番つらい!普通ができないという生き地獄

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「人の話が理解できないけど、病院で検査しても障害者認定されなくて辛い」

「ギリギリ健常者にとって現代は生き地獄のようだ」

 

世の中には、優秀な人、普通な人、優しい人、厳しい人など様々な人間がいますよね。

みなさんそれぞれ、仕事やプライベートでの悩みなどを抱えながら生きているこの世の中において、

圧倒的な劣等感と、生きづらさを感じている人がいるのはご存知でしょうか?

 

それがギリギリ健常者の方たちです。

この記事を読んでもらいたい方

・障害者ではないけど、それに近い方

・社会で生きづらさを感じている方

・工夫してもミスが止まらない方

・友人・同僚に障害があるのではないかと悩んでいる方




目次 [表示]

障害者認定されないギリギリ健常者

ギリギリ健常者とは

障害者認定はされないけど、限りなくそれに近い人

・一応学生や社会人をやっているけど、周囲から圧倒的にダメ人間認定されて努力で改善できるレベルではない人

このギリギリ健常者という言葉自体は造語ですが、

実際に世の中にいて、日々自分の劣等感に悩まされているのも事実です。

この記事に辿り着いたあなたは、もしかしたらそういう自分に悩まされてここに辿り着いたのではないでしょうか?

 

ギリギリ健常者って相当つらいですよね、、、

日々劣等感を抱えてますよね、、、

周りがなんであんなに普通にコミュニケーション取れるのか本気で不思議ですよね、、、

なぜここまで言えるかと言いますと、私もギリギリ健常者だからです。

 

教えられても覚えられない、理解できない。

怒られるのが怖いから聞けない。

上司から話しかけられると、それまで普通だったのにいきなり頭が真っ白になって、

聞かれたことに適切に答えられなくて怒られる。もしくはあきれられる。

 

後で落ち着くと、なんであんなことも答えられなかったんだろうと本気で悩む。

怒られ続けることで自信を失って、いつもビクビクしているからさらに周りをイラつかせて怒られる。

 

最終的には、「あいつまじで使えない」と陰口をたたかれて職場での居場所がなくなる。

転職して、次こそは頑張ると決意しても同じことの繰り返し、、、

これが今の私です。

この記事に辿り着かれた方で同じような境遇の方がいましたら、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

普通ができないギリギリ健常者

普通という価値基準は非常にあいまいなもので、それ自体に実態があるわけではなく、

それらは個人やチーム、会社によって基準も様々です。

社会人になると、会社はその普通を求めてきます。

 

5段階評価で言えばオール3です。

ギリギリ健常者の人はこのオール3がまず取れないのです。

周囲の人が特別な努力をすることなく取ってしまうオール3が、ギリギリ健常者の人は必死の努力をしてやっと取れるレベルです。

 

やっと努力して取れるならまだましです。

努力しても取れない場合だってあります。

自分でも劣等感を感じているので、ネットなどで今の自分を変えたくて色々調べて実践するのですが結局改善しません。

それぐらいギリギリ健常者にとって「普通」というのは難しいものなのです。

 

ギリギリ健常者のつらいこと

ギリギリ健常者ではない人にも日々色々な悩みはあると思いますが、はっきり言います。

「ギリギリ健常者の人の辛さは想像を絶します!!」

 

通常の人は、コミュニケーションで人と話すときに極端に意識せずとも言葉のやりとりができますよね?

ギリギリ健常者の人間からしたら、人との会話は戦いなんです。

 

嫌われないように、変な奴だと思われないように、会話を忘れないようにと様々なことを意識して最大限の集中力を注いで会話に望みます。

そして、話したことを忘れます。

冗談だと感じますよね?

 

そう思ったあなたにはギリギリ健常者の人間の気持ちは理解できません。

普通の人が当たり前にできることができないのです。

そして、それは普通の人には到底理解できるようなものではありません。

ここからの項目では、ギリギリ健常者の人の辛い瞬間を紹介していきます。

 

誰にも理解してもらえない

「努力が足りない!!」

「やる気がないだけ!!」

一体何度この言葉を浴びせられたことか、、、

 

違います。

頑張って努力してます。

言われたことを忘れないように、普通の人がやっているように仕事をこなそうと頑張っています。

でも、できないんです。

 

周囲の人は、ギリギリ健常者の人に対しても、同じ職場で働く限りは周りと同レベルの仕事を求めてきます。

この時、仕事を頼む側の人は頭の中で「 おそらくギリギリ健常者のこの人はこの仕事はこなせないだろうと」と理解していてもです。

 

ギリギリ健常者の人も言われた仕事をしっかりやりきりたいという思いはあります。

ですが、やれる仕事は普通の人がいい加減にやったレベルの完成度しかできません。

 

もしくは、期限に間に合わずに怒鳴られます。

自分としては必死に取り組んだのです。

それでも、普通レベルの仕事ができないのです。

 

この時の周囲の反応は、「あいつは怠けている」「サボっている」「真面目に取り組んでいない」

という認識しか持たれず誰も自分がギリギリ健常者であることを理解してくれません

やがて周囲からダメ人間認定されて居場所がなくなっていくのです。

 

障害認定されたい

自己診断では明らかに障害があるのに認定されない

いっそのこと障害だと認定されたい

 

普通の人からしたら、「えっ!?何を言ってるの?」と思われるかもしれませんが、ギリギリ健常者の人はこう願っています。

 

普通として生きていくにはあまりにも自分の能力は劣りすぎている。

むしろ障害があると病院で認定されることで、「普通」の枠から外れられる。

 

これがギリギリ健常者の人の思いなんです。

普通の人には理解できませんよね?

「自分から障害者と認定されたいとかバカじゃねーの?」と思いますよね?

普通ができる人たちがこう考えているから、私のようなギリギリ健常者は生き抜くい世の中なんでしょうね。

 

日本特有の同調圧力に押しつぶされる

「普通にできて当たり前」「みんながやってるんだからできないわけがない」「気合・根性が足りてないだけ」

同調圧力は時に上司などにとって都合のいいものとなり、

部下をまとめる時などに「みんながやっているからお前もやれ。そうしないと仲間外れにされてしまうぞ

という暗黙の圧力として使われる時があります。

 

ですが、 ギリギリ健常者の人にはそれができないのです。

自分から外れたいと思っているわけではなく、その普通というあいまいな枠についていけないのです。

 

ギリギリ健常者の人は今までの人生でも仲間外れにされてきたので、仲間外れにされることの怖さを知っています。

ですので、必死についていってなんとか体裁を保とうとしますが、やがて無理が出てきてその枠から押し出されてしまうのです。

 

「そんなにつらいなら無理して付き合うことないじゃん。」

と思うかもしれませんが、集団から外れると、普通ができないギリギリ健常者の人は余計何もできなくなってしまうという恐怖を抱えているのです。

 

自分の価値を見失い、生きていることさえつらくなる

自分は生きている価値があるのだろうか?

自分が生きているだけで人に迷惑をかけているのならば、いないほうがいいのではないだろうか?

あと何十年も働くと思うと絶望しかない。

 

これは私が実際に思っていたことです。

上司から毎日怒鳴られ、同僚からも白い目で見られ、居場所がない中耐えて耐えて仕事をしてるけど、 また失敗を繰り返しては周りに迷惑をかける。

 

私自身メンタルも強い方ではなく、怒られたらかなり引きづりますし、

上司と同じ環境にいるだけで何か言われるのではないかとビクビクしながら働いています。

 

恐ろしい話ですが、生きている意味なんかないと考えたこともあります。

後何十年このつらい日々を送るのだろうと考えると絶望しかありません。

 

それでも死ぬ勇気はありませんし、必死に現状を改善しようと努力したこともありますが、ギリギリ健常者の私にはできないのです。

努力しすぎて疲弊して、余裕がなくなりまた失敗するという悪循環にはまったこともあります。

 

できれば働きたくない→でもお金は必要→働くと怒鳴られる→自分の価値を見失う→働きたくない。

という堂々巡りになり、結局心身をすり減らしながら生きている状態です。

 

最後に

ギリギリ健常者で日々つらい思いをしているあなた。

毎日が苦痛ですよね。

明日がこなければと思ってしまいますよね。

 

ギリギリ健常者の僕から一言だけ。

あなたに合う職場は必ずあります!!

 

僕も、 1年間だけ非常に恵まれて楽しく仕事をしたことがあります

あなたにもそんな場所が必ずあります。

だからこそ転職を視野に入れてみてください。

今圧倒的につらいなら、少なくともそこはあなたの居場所ではありません。

在職中に転職活動してしまいましょうよ。今すぐに!!



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