内堀雅雄知事は現場の課題に目を向けよ<山積みのフレコンバッグ> | 福島県飯舘村 株式会社三宝 

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1985年創業の福島県飯館村にある管理型の産業廃棄物最終処分場を運営しています。福島復興の最前線から「今、福島で起きていること」をお伝えします。


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我々、株式会社三宝が本社を構える"福島県飯舘村"は、

日本が誇る美しい村として各所に紹介されるほど、

自然が豊かで穏やかな場所です。

3.11東日本大震災、東電原発事故以降、その景色は様変わりをしました。

 

現在150万個ある飯舘村のフレコンバッグです。

フレコンバッグとは、放射線量を下げるための除染作業で削り取られた汚染土などの廃棄物を詰め込んだ袋です。

飯舘村だけで150万個

福島全体で1650万個あるのです。

 


(山積みになり、シートで覆われたフレコンバッグ)

 

産業廃棄物処理事業を営んでいる我が三宝だからこそわかりますが、

これらを処理するには1年で5000個が限界。

単純計算でも全てを処理するのには、300年はかかる推計になります。

 

これを安倍総理は、

「東京オリンピックまでに処理する」

と、声高らかに世界に発信しました。

 

福島県産の地域産品PRに飛び回る内堀知事はこれらまだまだ進まないフレコンバッグの処理について、どう考えているのか。

 

そうこうしているうちに、

 

また、新たな事故が起きてしまった。

 

「飯舘・仮置場で死亡労災事故 作業中の69歳男性が挟まれ死亡」(福島民友・7/11付)

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190711-395366.php


 

まずは、亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げたい。

 

そして、内堀知事はこうした惨劇が繰り返されないよう、

解決していない様々な問題の発信を行うべきだと強く思う。

 

復興庁の延長を申し入れたと言うが、

国からの支援を一部企業に流しているだけでは、

県民の復興とは言えないのだ。

 

こうした不都合な真実にも目を向け、

真摯に取り組む姿勢が必要だ。

 

 

(飯舘村内の除染廃棄物)

 

 

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