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【大リーグ】

指揮官もえびす顔!! マリナーズ・菊池雄星はオープン戦で今春最速154キロ サービス監督「ホントに良かった」

2020年2月29日 13時10分

菊池雄星(AP)

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 指揮官の顔も、自然とにやけた。マリナーズの菊池雄星投手(28)は28日、米アリゾナ州スコッツデールでダイヤモンドバックス戦に先発。今春オープン戦2度目の登板は2イニング3分の1を1安打1失点、3奪三振で勝利投手となった。

 試合後のスコット・サービス監督は目を見開き、大げさなほど驚きの表情をつくった。球団地元紙タコマ・トリビューン(電子版)によると「ユウセイはまたしても、ホントにホントに良かった」と、前回登板に続き「really(ホントに)」を連発。「特に球速がね。今回は時速95、96マイル(約153、154キロ)か。それくらい出れば、自然と変化球も生きてくる」とえびす顔だ。

 同紙によると、昨季平均時速86マイル(約138キロ)だったスライダーも、この日は93マイル(約150キロ)をマーク。菊池自身が今春のカギに挙げる球種で、指揮官は「スライダーはかなり投げていたが、間違いなく良くなっていた。際どいところを見逃されたところはあったが、カーブも投げていたね」と前向きに評価した。

 課題がなかったわけではない。「2回は走者が出ると少しテンポが遅くなって、投球が攻撃モードではなくなった部分もあったが、そこもうまく切り抜けた。きっちりコンディションも上がりつつあるし、次は4イニングいってほしいね」と指摘。メジャー2年目のシーズンに向けて視界良好だ。

 

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