大手広告代理店・電通では、社員が新型コロナウイルスの感染検査で陽性と確認されたことを受け、26日から、本社ビルの全従業員を原則「リモートワーク」にすると発表した。

電通によると、24日、東京・港区の本社に勤務する50代の男性社員が、新型コロナウイルスの感染検査で陽性と確認された。

このため、4人の濃厚接触者を認定し、3月5日まで健康観察期間としたほか、一部の執務フロアを使用禁止にした。

また、26日から当面の間、本社ビルに勤務する全従業員は、リモートワークを基本とする。

電通は、「社内外への感染拡大抑止と、従業員の安全確保を最優先に、対応方針を決定していく」とコメントしている。