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新宿区の病院理事長・殺人未遂事件、中国逃亡の中国籍男を全国指名手配

　去年１０月、東京・新宿区の病院の駐車場で病院理事長の男性が刃物で首を刺され重傷を負った事件で、警視庁は中国籍の男の逮捕状を取り、全国に指名手配しました。

　殺人未遂の疑いで指名手配されたのは、中国籍の職業不詳、グオ・シャオフェイ容疑者（３３）です。グオ容疑者は去年１０月２５日の午前７時すぎ、新宿区市谷山伏町にある病院の駐車場で、病院理事長の男性（６７）の首を刃物で複数回刺し、重傷を負わせた疑いがもたれています。

　警視庁は現場周辺の防犯カメラの捜査などから、グオ容疑者が現場で待ち伏せして出勤してきた男性の後ろから、いきなり襲ったとみて、殺人未遂の疑いで逮捕状を取ったということです。２人に面識はなく、グオ容疑者は事件翌日に１人で中国に向けて出国したということで、警視庁は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて調べています。