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【競馬・ボート・競輪】

名古屋競馬も無観客で開催…売り上げは前日比で25・4%減 岡部誠騎手「違和感しかない」

2020年2月27日 18時32分

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 新型コロナウイルス感染症対策として名古屋競馬は27日、無観客で開催された。入場門のシャッターは閉まり、パドック、観客席も閑散としていた。

 「長いこと乗ってきましたが、こんなことは初めて。違和感しかない。レースが始まってしまえば集中しているのでそれほど変わりはないが、ヤジも含めて声援は結構、聞こえているからね。開催できるだけでもよしなのでは」と岡部誠騎手は苦笑いしながら話した。

 騎手は開催前日に調整ルームに入るが、「トイレや風呂など共同の施設があるので、1人でも罹患(りかん)した場合、一斉に広がる危険性は高い。開催の問題はもちろんだが馬の運動への影響も大きい。こういった異常事態のときは調整ルームの在り方にも一考の余地があるのでは」。騎手たちが抱える不安を代弁した。

 27日の売り上げは3億179万4500円で、通常開催だった前日比で25・4%減だった。28日も無観客で開催する。

 

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