愛知県フィギュアスケート選手権大会の受付では体温をチェック
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愛知県スケート連盟は28日、名古屋市の日本ガイシアリーナで開催されている愛知県フィギュアスケート選手権の競技を同日で打ち切り、今月29日と3月1日については中止すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が3月2日からの全国の小中高校の休校を要請し、名古屋市が市立の幼稚園と小中高校の休校を決めたことを受けた措置という。同連盟は「政府や名古屋市の決定に沿って、このような競技中止という措置をとることにした」とした。
同選手権は、29日に男女のショートプログラム(SP)など8競技、最終日の3月1日にも男女のフリーやジュニア女子のフリーなど5競技を予定していた。今回の決定を受け、男女のジュニアは28日のSPの結果を最終成績とし、中止となった競技は後日実施する。
全競技終了後に予定されていた今季で現役を退く選手の引退セレモニーは取りやめる。
同選手権27日から競技が始まり、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため無観客で実施されているほか、選手やコーチ、関係者、報道陣にはマスクの着用、リンクへ通じる入り口での検温と手のアルコール消毒が義務付けられた。
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