健闘したもののスプリントは2回戦敗退で終わった小林優香
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女子スプリントに出場した2選手はいずれも準々決勝に進めずに終わり、東京五輪のスプリント枠は確保できなかった。
2回戦敗退の小林優香は1回戦こそ相手の仕掛けに合わせ切って押し切ったが、2回戦は緩めたタイミングを突かれて逃げ切られた。「1回戦は持久力勝負で勝ててよかったが、2回戦はちょっとした隙に行かれてしまった」と悔やんだ。しかし状態面は問題ないことを確認できただけに「ケイリン(最終日)はものにしたい」と意気込んだ。
太田りゆはやや力負けといった感じ。それでも自転車に乗り始めて3年にもかかわらず予選で10秒台を出せるようになった成長ぶりは目を見張るものがある。「思った以上に大変だったけど確実に力は付いた。ただ五輪までもうあと1年あればもっとやれたという思いはある」と話すと涙があふれ出た。
スプリント1回戦敗退に終わり涙を流しながら3年間を振り返る太田りゆ
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