東京マラソンに難民選手団の選手参加 意気込み語る[2020/02/28 10:15]
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新型コロナウイルスの感染拡大で一般参加の中止が決まった東京マラソンには、難民選手団の一員としてオリンピック出場を目指すエチオピア出身の選手が参加します。
難民としてルクセンブルクで暮らすエチオピア出身のヨナス・キンディ選手(39)は東京マラソンに出場するため、25日に来日しました。大会までは早稲田大学の陸上部の選手らと調整を続けています。2時間17分12秒の自己ベストの更新が目標です。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、ヨナス選手は手洗いなどをして感染しないよう気を付けているということです。
ヨナス・キンディ選手:「新型コロナウイルスは日本だけの問題ではなく、世界規模の問題になっている。走れなくなった人たちのことを思いながら、その人たちを代表する気持ちで走りたいと思う」
夏のオリンピック出場を目指すヨナス選手は「東京オリンピックもすべてうまく行くようになってほしい」と話しました。