新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

令和2年2月27日時点版

新型コロナウイルスについて

問1 「コロナウイルス」とはどのようなウイルスですか?
問2 新型コロナウイルスは、コウモリ由来というのは本当ですか?

基本方針

問3 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(令和2年2月25日)が公表されたが、目的は何ですか?

感染様式

問4 新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?
問5 空気感染は起きているのでしょうか?
問6 無症状病原体保持者(症状はないがPCR検査が陽性だった者)から感染しますか?
問7 新型コロナウイルスはペットから感染しますか?
問8 感染者の糞便から感染することがありますか。?
問9 感染者が見つかった場所(外国、国内)から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか?
問10 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?

新型コロナウイルス感染症の予防法

問11 感染を予防するために注意することはありますか?心配な場合には、どのように対応すればよいですか?
問12 濃厚接触とはどのようなことでしょうか?
問13 マスクをした方がよいのはどのような時ですか?
問14 マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?
問15 マスクが手に入らないときは、代わりにどのような方法があるでしょうか?
問16 「咳エチケット」とは何ですか?
問17 イベント等の開催について注意することはありますか?【2月26日時点】
問18 高齢者の多い社会福祉施設などでは、どのような感染対策を行っていますか?

潜伏期に関するもの

問19 潜伏期間はどれくらいありますか?
問20 チャーター便で武漢から帰国した方で自宅に帰られた方や、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で下船された方について、どのような考え方に基づいて、自宅等に戻れることになったのでしょうか?
問21 クルーズ船を下船した後、陽性と判明した事例(国内、米国、豪州等)があるのはなぜでしょうか?
問22 クルーズ船を下船した外国人の乗客について、自国で14日隔離されていますが、日本の対応が信頼されていないからではないですか?

症状がある場合の相談や新型コロナウイルス感染症に対する医療について

問23 熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか?
問24 発熱の継続はどのように確認すればいいですか?
問25 「帰国者・接触者相談センター」は何をするところですか?
問26 PCR検査の検査体制は十分なのでしょうか。検査をうけるべきひとが受けられていないのではないですか?
問27 新型コロナウイルスへの感染が心配される場合、直に医療機関を受診しないように、複数の医療機関を受診することを控えるように、とされているのはなぜでしょうか?
問28 これまで何人の方が退院され、そのような方にはどのような治療が行われたのですか?
問29 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか?また、新型コロナウイルスに効く薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか?
問30 一度新型コロナウイルスの感染が確認された方が退院し、後に再度PCR検査を行ったところ、陽性反応が出た事例が大阪府で報告されましたが、これはなぜですか?
問31 新型コロナウイルスは重症化しやすいのですか?

その他

問32 この冬インフルエンザの流行はどのようになっていますか?
問33 中国から一時帰国した児童生徒等に対して、帰国後の学校への受け入れ支援や、いじめ防止等に向けて、どのような取組が行われていますか?

妊娠や胎児への影響に関すること

問34 妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、どのような症状や胎児への影響がありますか?

保育園などに関すること

問35 保育園ではどのような具体的な対策をしていますか?
問36 保育園・幼稚園などに通う子どもの感染防止についてどのように取り組むのか教えてください。
問37 子どもが通っている保育園・幼稚園が休園になるのはどのような時ですか?
問38 休園を要請するかどうかは、どのような基準に基づいて判断したら良いですか?

外国人向けの案内

問39 在日中国人の方への案内はありますか?
問40 外国語でHPを確認したいのですが?

新型コロナウイルスについて

問1 「コロナウイルス」とはどのようなウイルスですか?

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

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問2 新型コロナウイルスは、コウモリ由来というのは本当ですか?

近年、動物由来と考えられる2種類のコロナウイルスが発生しヒトに感染し流行しました。2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 新型コロナウイルスが動物由来であるとの確定的な証拠は見つかっていませんが、その遺伝子配列が、コウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがこの新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられています。
(参考)国立感染症研究所、日本ウイルス学会ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
日本ウイルス学会ホームページ
http://jsv.umin.jp/news/news200210.html

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基本方針

問3 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(令和2年2月25日)が公表されたが、目的は何ですか?

政府は、これまで新型コロナウイルス感染症に関し、国内侵入を防止する、あるいは遅らせることを主眼とした水際対策を始め、様々な対策を講じてきました(図中➀)。
ここへ来て、国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模患者クラスターが把握されていることから、集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制すべき時期に入っていると認識しています(図中➁)。
今がまさに、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期であり、確実かつ効果的な対策を講じることにより、クラスターが次のクラスターを生み出すことを防止していかなくてはなりません。
社会・経済へのインパクトを最小限にとどめるためには、「患者の増加スピードを抑えること」と「流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること」が必須となります(図中➂)。
あわせて、その間に、国内で患者数が大幅に増加したときに備え、重症となった方にも対応できるよう医療提供体制等の必要な体制を整える必要があります(図中➃)。
このため、今般、政府は、現在講じている対策と今後の状況の進展を見据えて講じていくべき対策を整理し、2月25日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を政府はとりまとめました。
※「小規模患者クラスター」とは、感染経路が追えている数人から数十人規模の患者の集団のことをいいます。


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感染様式

問4 新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

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問5 空気感染は起きているのでしょうか?

国内の感染状況を見ても、空気感染は起きていないと考えられるものの、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等がなくても感染を拡大させるリスクがあります。

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問6 無症状病原体保持者(症状はないがPCR検査が陽性だった者)から感染しますか?

通常、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く表れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなります。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/transmission.html
したがって、可能性は低いとみられるものの、新型コロナウイルスについては十分解明されていないこともあるため、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください(問11を参照ください)。

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問7 新型コロナウイルスはペットから感染しますか?

新型コロナウイルスがペット等動物に感染した事例は見つかっていません。なお、動物を媒介する感染症は他にありますので、普段から動物に接触した後は、手洗いや手指消毒用アルコールで消毒などを行うようにしてください。

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問8 感染者の糞便から感染することがありますか?

糞便中に感染性のあるウイルス粒子は検出されていないとWHO(世界保健機関)から報告されています。これまで通り通常の手洗いや手指消毒用アルコールでの消毒などを行ってください。
また、新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者や新型コロナウイルス感染症の患者、濃厚接触者が使用した使用後のトイレは、急性の下痢症状などでトイレが汚れた場合には、次亜塩素酸ナトリウム(市販されている家庭用漂白剤等はこれにあたります、1,000ppm)、またはアルコール(70%)による清拭をすることを推奨します。

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問9 感染者が見つかった場所(外国、国内)から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか?

現在のところ、中国やウイルスが見つかったその他の場所から積み出された物品との接触から人が新型コロナウイルスに感染したという報告はありません。WHOも、一般的にコロナウイルスは、手紙や荷物のような物で長時間生き残ることができないとしています。
【WHOの情報】
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public

【国立医薬品食品衛生研究所の情報】
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/2019-nCoVindex.html

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問10 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?

食品そのものにより新型コロナウイルス感染症に感染したとされる報告はありません(2月27日現在)。
ただ、食品や食事の配膳等を行う場合は、不特定多数の人と接する可能性があるため、接触感染に注意する必要があります(※)。食器についても同様で、清潔な取扱を含め十分お気をつけ下さい。
※接触感染は新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路の1つです。
コロナウイルスは熱(70度以上で一定時間)及びアルコール(70%以上、市販の手指消毒用アルコールはこれにあたります)に弱いことがわかっています。製造、流通、調理、販売、配膳等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、手指消毒用アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。WHOからの一般的な注意として「生あるいは加熱不十分な動物の肉・肉製品の消費を避けること、それらの取り扱い・調理の際には注意すること」とされています。

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新型コロナウイルス感染症の予防法

問11 感染を予防するために注意することはありますか。心配な場合には、どのように対応すればよいですか?

まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。

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問12 濃厚接触とはどのようなことでしょうか?

濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は二つあり、➀距離の近さと➁時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(目安として2メートル)で一定時間以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離で2メートル程度)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境は感染を拡大させるリスクが高いとされています。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の意見はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599431.pdf

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問13 マスクをした方がよいのはどのような時ですか?

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。
ご自身の予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。

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問14 マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?

マスクは、国内メーカーで24時間の生産体制を敷いており、2月中には毎週1億枚を超える供給が確保される見込みです。また、輸入量も増やしています。できるだけ早く品切れが緩和されるよう、更なる増産を働きかけています。
メーカーが生産・輸入したマスクは、医療体制を確保して治療を進展させ、同時に公共の場での感染の拡大を防ぐ観点でも重要な物資です。医療機関、高齢者が多く利用する施設、あるいはバスやタクシーなど公共交通機関などにおけるニーズに応えつつ、優先的に出荷せざるを得ない側面もあることから、店頭に並ぶまでには一定程度の時間を要することにご理解ください。
また、転売目的での購入はやめてください。あわせて、不要不急の買いだめを控えていただくよう、御理解・御協力をお願いします。
※ マスクの生産・輸入・販売の状況は、経済産業省ホームページ(https://www.meti.go.jp/covid-19/mask.html)にて逐次発信していますので、そちらもご覧ください。

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問15 マスクが手に入らないときは、代わりにどのような方法があるでしょうか?

自分の手を用いるのではなく、ハンカチやタオルなど、口を塞ぐことができるものを代用することでも飛沫(くしゃみなどの飛び散り)を防ぐ効果があります。

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問16 「咳エチケット」とは何ですか?

咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。
対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離でおよそ2mとされています)が、一定時間以上、多くの人々との間で交わされる環境は、リスクが高いです。感染しやすい環境に行くことを避け、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

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問17 イベント等の開催について注意することはありますか?【2月26日時点】?

この1、2週間が感染防止に極めて重要である中で、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等は大規模な感染リスクがあることから、2月26日から2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応をお願いします。その後の対応については、今後の感染拡大の状況等を見ながら判断することとしています。

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問18 高齢者の多い社会福祉施設などでは、どのような感染対策を行っていますか?

新型コロナウイルスについては、高齢者と基礎疾患がある方については重症化しやすいため、高齢者介護施設等においては、ウイルスを持ち込まない、拡げないことに留意し、感染経路を絶つことが重要です。このため、施設等の指定・監督権限を持つ各自治体や関係団体を通じて、全国の施設等に対して対策の留意点などを示して感染対策の徹底を図っています。
具体的には、各施設等において、厚生労働省が示した感染対策マニュアル等に基づき、高齢者や職員、さらには面会者や委託業者等へのマスクの着用を含む咳エチケットや手洗い・手指消毒用アルコールによる消毒等、サービス提供時におけるマスクやエプロン、手袋の着用、食事介助の前の手洗いや清潔な食器での提供の徹底等、感染経路を遮断するための取組を強く要請しています。
また、新型コロナウイルス感染症の発生状況等を踏まえ、
➀職員は、出勤前に体温を計測し、発熱等の症状が見られる場合には出勤を行わないことを徹底
➁面会についても、緊急やむを得ない場合を除き、制限が望ましく、面会を行う場合でも、体温を計測し、発熱が認められる場合には面会を断ること
➂委託業者等についても、物品の受け渡しは玄関など施設に限られた場所で行い、立ち入る場合には、体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には立ち入りを断ること
などの取組も強く要請しています。

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潜伏期に関するもの

問19 潜伏期間はどれくらいありますか?

WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses

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問20 チャーター便で武漢から帰国した方で自宅に帰られた方や、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で下船された方について、どのような考え方に基づいて、自宅等に戻れることになったのでしょうか?

WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。加えて、チャーター便の帰国者については、帰国直後に実施したPCR検査の結果が陰性であった736名のうち、その後PCR検査が陽性に転じた方は1名のみでした。
クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客については、2月5日以降、個室管理で感染拡大防止策を講じ、これらのWHOの知見やチャーター便の帰国者への検査から得られた知見、これら双方の知見をもとに、検疫法(昭和二十六年法律第二百一号)を適用し、14日間の健康観察期間が終了した2月19日までの間にPCR検査の結果が陰性の方について、改めて健康状態を確認した上で、問題がない方は順次、下船していただくこととしました。
また、2月19日から下船を開始した方々については、念のため、下船後定期的に健康確認を実施し、2週間の不要不急の外出を控えることなどをお願いして、フォローアップを行っておりますが、これまでのところ、総勢983名の方について、下船後に発症し陽転化した方が計4名(栃木県1名、徳島県1名、千葉県2名、2月26日現在)確認されており、現在下船された方の健康確認を毎日実施し、都道府県とも連携して、健康フォローアップを、より緊密に実施しています。

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問21 クルーズ船を下船した後、陽性と判明した事例(国内、米国、豪州等)があるのはなぜでしょうか?

クルーズ船を下船した後、陽性と判明した要因はいくつか考えられますが、例えば、ある方が新型コロナウイルスに感染したとしても、感染初期は、ウイルスが体内で十分に増えていないため、検査の検出限界を下回っているために「陰性」と判定され、その後ウイルスが増えてきた時点で再検査をした結果、「陽性」と判定される場合などが考えられます。

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問22 クルーズ船を下船した外国人の乗客について、自国で14日隔離されていますが、日本の対応が信頼されていないからではないですか?

2月15日に、国立感染症研究所は、WHOにより健康観察期間は14日間が望ましいとされていること及び武漢からのチャーター便帰国者で帰国直後に実施したPCR検査の結果が陰性であった736名のうち、その後PCR検査が陽性に転じた方は1名と限られていたので、14日間の健康観察期間中に発熱やその他の呼吸器症状がなく、かつ、この期間中に受けたPCR検査結果が陰性であれば、14日間経過後に公共交通機関などを利用して移動しても差し支えないとの見解を示しました。 政府では、この見解を踏まえ、クルーズ船の乗客の方でこれまでのPCR検査で陰性が確認された方々については、14日間の健康観察終了後、健康状態を改めて確認し、問題がなければ、2月19日には、順次下船いただきました。 一方で、下船に当たっては、専門家の意見を踏まえ、19日から下船を開始した国内の方々に念のため下船後定期的に健康確認を実施し、2週間の不要不急の外出を控えることなどお願いしてフォローアップを行っております。

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症状がある場合の相談や新型コロナウイルス感染症に対する医療について

問23 熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか?

発熱などのかぜ症状がある場合は、仕事や学校を休んでいただき、外出やイベントなどへの参加は控えてください。休んでいただくことはご本人のためにもなりますし、感染拡大の防止にもつながる大切な行動です。そのためには、企業、社会全体における理解が必要です。厚生労働省と関係省庁は、従業員の方々が休みやすい環境整備が大切と考え、労使団体や企業にその整備にご協力いただくようお願いしています。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。
発熱などのかぜ症状について、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気による場合が圧倒的に多い状況です。風邪やインフルエンザ等の心配があるときには、これまでと同様に、かかりつけ医等にご相談ください。
新型コロナウイルスへの感染のご心配に限っては、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください(問25参照)。特に、先日「相談・受診の目安」として公表しました以下の条件に当てはまる方は、同センターにご相談ください。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合 高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合 ・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

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問24 発熱の継続はどのように確認すればいいですか?

発熱は、感染症や腫瘍、炎症などにより起こります。一般に、37.5度以上の場合は、発熱とみなします。発熱が認められる場合は、毎日体温を測定し、体温と時間を記録してください。

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問25 「帰国者・接触者相談センター」は何をするところですか?

「帰国者・接触者相談センター」では、皆さまから電話での相談を受けて感染が疑われると判断した場合には、帰国者・接触者外来へ確実に受診していただけるよう調整します。その場合には、同センターより勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することは控えてください。
同センターで、感染の疑いがないと判断された場合でも、これまで同様かかりつけ医を受診していただけます。その場合、肺炎症状を呈するなど、診察した医師が必要と認める場合には、再度同センターと相談の上、受診を勧められた医療機関でコロナウイルスのPCR検査を受けていただきます。
同センターはすべての都道府県に設置され、24時間対応していますので、詳しくは、下記のホームページを覧ください。
帰国者・接触者相談センターページ
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

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問26 PCR検査の検査体制は十分なのでしょうか。検査をうけるべきひとが受けられていないのではないですか?

検査体制については、検査を必要な患者が確実に検査を受けられるよう、検査体制の確保に全力で取り組んできており、これまで、国立感染症研究所・検疫所だけでなく、地方衛生研究所、民間検査会社や大学などの協力を得ながら、1日3000件を上回る検査能力(2月27日現在)を維持・獲得しています。さらに、今後の患者の発生等に備えるため、全国の医学部附属病院や感染症指定医療機関、民間検査会社等のうち、PCR検査が可能な施設には地衛研と同様の検査キットの配布を進めています。  「PCR検査を受けるべき方が受けられていない」との指摘がありますが、医師が必要と判断した方が確実に受けられるよう、自治体への周知徹底など取り組んでいきます。

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問27 新型コロナウイルスへの感染が心配される場合、直に医療機関を受診しないように、複数の医療機関を受診することを控えるように、とされているのはなぜでしょうか。?

まず、風邪の症状や発熱、だるさ、息苦しさなどの症状あっても、現時点ではインフルエンザ等の新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況です。風邪やインフルエンザ等の心配がある場合に、これまでと同様、かかりつけ医等にご相談ください。
一方で、「帰国者・接触者相談センター」でご案内する「帰国者・接触者外来」には、新型コロナウイルス感染症が疑われる方が受診されますので、感染への不安から、適切な相談をせずに、これらの外来を設置している医療機関を受診することは、皆さんがコロナウイルス感染症でなかった場合に、かえって感染するリスクを招くことになります。
また、新型コロナウイルスへの感染の心配に限っては、まず同センターにご相談下さい。ここで紹介する「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関は公開していません。これは、2009年の新型インフルエンザ流行の際に、一部の府県で特定の医療機関の外来に受診者が殺到して、急を要する方に対する対応に時間を要した等の経験があるからです。急を要する方(例えば、集中治療を有する重症者)を優先的に受け入れられるようにするための必要な対応ですので、ご理解をお願い致します。

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問28 これまで何人の方が退院され、そのような方にはどのような治療が行われたのですか?

国内で発症した事例又はチャーター便で帰国された方で、症状があって入院した139名のうち、23名が退院しています(2月25日12時時点)。この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立していませんが、これら退院された方々は、ウイルスによる熱や咳などの症状の緩和を目指す治療(対症療法)をうけました。具体的には、解熱剤や鎮咳(ちんがい)薬を投与したり、点滴等が実施されています。また、肺炎を起こした場合は、酸素投与や人工呼吸等を行うこともあります。
詳しくは、国立感染症研究所のホームページ「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。(医療・検査機関向けQA問12)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html

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問29 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか。また、新型コロナウイルスに効く薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか?

発熱や咳等の呼吸器症状が消失し、鼻腔や気管などからウイルスを検出できなくなった状況を「治癒した」と判断しています。
また、この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立しておらず、ウイルスが上気道や肺で増えることで生じる発熱や咳などの症状を緩和する目的の治療(対症療法)として、解熱剤や鎮咳薬を投与したり、点滴等が実施されています。対症療法により、全身状態をサポートすることで、この間ウイルスに対する抗体が作られるようになり、ウイルスが排除されて治癒に至ると考えられます。

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問30 一度新型コロナウイルスの感染が確認された方が退院し、後に再度PCR検査を行ったところ、陽性反応が出た事例が大阪府で報告されましたが、これはなぜですか?

一般的には、感染症は一度軽快したら、短期間に再感染することは考えにくいとされています。一方で、PCR検査は陰性となったものの、完治していないことがあり、一旦軽快していた感染が再燃することもあります。
今般、一度新型コロナウイルスの感染が確認された方が退院し、後に再度PCR検査を行ったところ、陽性反応が出た事例があるため、今後、当該事例について、より詳細の情報収集を行い、国立感染症研究所ほか専門家と分析をして必要な対応をとっていく必要があると考えています。

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問31 新型コロナウイルスは重症化しやすいのですか?

新型コロナウイルスに感染した人は、軽症であったり、治癒する方も多いです。国内の症例では、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさを訴える方が多いようです。
コロナウイルスによる肺炎が重篤化した場合は、人工呼吸器など集中治療を要し、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。高齢者や基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)を有する方では、重症化するリスクが高いと考えられています。
国内での発生事例と武漢からのチャーター便帰国者事例を合わせると、PCR検査陽性の方で症状のあった147人のうち、重症(人工呼吸器等を必要とした又は集中治療室に入院した)である方は、10%強でした(2月26日現在)。
なお、中国疾病対策センター(中国CDC)によると、2月11日までに中国でコロナウイルス感染症と診断された約44000人のデータによると、息苦しさ(呼吸困難)などを認めない軽症例が80%以上と多くを占めており、呼吸困難が生じる重症や呼吸不全に至る重篤例は20%未満に過ぎないと報告されています。
http://weekly.chinacdc.cn/en/article/id/e53946e2-c6c4-41e9-9a9b-fea8db1a8f51?from=timeline&isappinstalled=0

(参考)国立国際医療研究センターからの症例報告
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/2019ncov_casereport_200205.pdf

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その他

問32 この冬インフルエンザの流行はどのようになっていますか?

新型コロナウイルス同様に飛沫、接触感染するインフルエンザの流行は例年より低いレベルにあります(昨年2月第3週までの推計受診者数が約1,075万人であったのに対して、本年は2月第3週までに約675万人と昨年に比べ約4割の減少を示しています)。いずれにしても、感染予防(手洗い、咳エチケット、人込みの多い場所を避ける等)、普段からの健康づくりは、昨年までと変わりなく重要です。 ※インフルエンザの流行状況について、詳しくは以下もご覧ください。 インフルエンザに関する報道発表資料 2019/2020シーズン(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00004.html

インフルエンザ流行状況レベルマップ(国立感染症研究所ホームページ)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

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問33 中国から一時帰国した児童生徒等に対して、帰国後の学校への受け入れ支援や、いじめ防止等に向けて、どのような取組が行われていますか?

中国から一時帰国した児童生徒等に、学習機会の確保をはじめとした教育支援を行うことは、重要な課題と考えています。このため、帰国後居住した地域にある学校への入学希望や、受け入れ後の手続き等で質問やお困りの場合には、まずは、以下の窓口にお問い合せ下さい。
学校の種類 問い合わせ窓口
公立の学校
(幼稚園・小中学校・高校・特別支援学校 等)
現在居住している
都道府県/市区町村の教育委員会
(就学事務担当)
国立、私立の学校 当該学校の事務室

さらに、中国等からの急な帰国による一時受け入れや転校等で、様々な問題が生じた場合には、児童生徒等や保護者はもとより、受け入れ側の学校教職員の相談にも対応できるよう、「海外子女教育財団」において教育相談員を設置し、より専門的な知見に基づいたサポートを行っていますので、ご活用下さい。
(公益財団法人 海外子女教育振興財団 問い合せ先)
受付時間帯 : 月~金 10:00~17:00
専用ダイヤル: (海外から)+81-3-4330-1351            
 (国内から)03-4330-1351
学校においては、新型コロナウイルス感染症を理由とした、児童生徒等に対する「いじめ」や「偏見」は許されるものではありません。
このため、文部科学省としては、学校や教育委員会に対し、いじめ防止対策推進法や「いじめの防止等のための基本的な方針」等に基づき、児童生徒等や保護者に寄り添って適切に対応するよう周知徹底を行っていますが、2月7日に、萩生田文部科学大臣からメッセージを公表し、
➀ 正しい知識に基づいて冷静に行動すること
➁ このため正確な情報を収集・把握すること
➂ いじめや偏見は決して許されることではなく適切な対応をとっていただくこと をお願いするため、文部科学省ホームページの特設サイトに掲載するとともに、SNS等で発信しています。
学校における日々の指導や注意を促すための情報共有等に幅広くご活用下さい。

(参考)文部科学省新型コロナウイルス特設ホームページ
 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html

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妊娠や胎児への影響に関すること

問34 妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、どのような症状や胎児への影響がありますか?

一般的に、妊娠中に肺炎を起こした場合、妊娠していない時に比べて重症化する可能性があります。そのため、
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
には、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
また、胎児への影響については不明ですが、現時点で胎児障害の報告はありません。詳しくは以下のページを参照下さい。
日本産婦人科感染症学会:インフォメーション一覧
 http://jsidog.kenkyuukai.jp/information/index.asp?

帰国者・接触者相談センターページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

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保育などに関すること

問35 保育園ではどのような具体的な対策をしていますか?

マスク着用を含む咳エチケットや石けんやアルコール消毒液などによる手洗いといった感染防止対策の徹底をお願いしています。また、湖北省または浙江省から帰国した方については、14日登園を控えていただくなどの要請を行っています。

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問36 保育園・幼稚園などに通う子どもの感染防止についてどのように取り組むのか教えてください。

お子さまの感染防止対策には、文部科学省の協力のもと、都道府県や各県の教育委員会を通じ、保育園・幼稚園などに対して、新型コロナウイルス感染症が発生した場合の出席停止の措置や、臨時休業の判断についての対応を示しています。新型コロナウイルス感染症対策のための小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業については、文部科学省より通知が示されましたので、詳しくは下記文部科学省ホームページをご覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/202002228-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

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問37 子どもが通っている保育園・幼稚園が休園になるのはどのような時ですか?

休園となるかどうかの判断は、陽性患者の有無といった地域での感染状況や、都道府県(または保健所設置市)での感染対策の状況を踏まえ、市町村が行います。そのため、園が休園するかどうかについては、まずは、市町村の保育担当部署に確認してください。

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問38 休園を要請するかどうかは、どのような基準に基づいて判断したら良いですか?

現段階では、園児や職員から陽性反応が出たら、まずは厚生労働省に速やかにご連絡ください。その際、該当地域の患者の発生状況や学校などの対応状況も分かる範囲でお知らせください。

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外国人向けの案内

問39 在日中国人の方への案内はありますか?

こちらをご案内ください。(中国大使館領事部作成)
领事保护与服务24小时热线:+86-10-12308、+86-10-59913991
  邮箱:lss@mfa.gov.cn
  如涉及海外中国公民安全与合法权益事项求助与咨询,请直接拨打+86-10-12308热线求助与咨询。

 
領事保護24時間ホットライン:+86-10-12308、+86-10-59913991
メールアドレス:lss@mfa.gov.cn
海外にいる中国国民の皆さまへ、安全やお困りごとについてご質問があれば、+86-10-12308にお問い合わせください。


(参考)中華人民共和国駐日本国大使館HP
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/2016boaojp/

中国大使館領事部作成文書別ウィンドウで開く[383KB]

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問40 外国語でHPを確認したいのですが。

英語版と中国語版につきましては、それぞれ以下からご覧ください。
英語版(English)
中国語版(Chinese)

韓国語につきましては、言語切り替えにて対応しております。(自動翻訳)
厚生労働省HPの左上の「言語切替」のタブをクリック
ホームページ言語切り替え手順その1

言語が選べます。
ホームページの言語切り替えの手順その2

各言語でおしらせがでますので、お読みになり下部をクリックください。



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