新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
令和2年2月27日時点版
新型コロナウイルスについて
問2 新型コロナウイルスは、コウモリ由来というのは本当ですか?
基本方針
感染様式
問5 空気感染は起きているのでしょうか?
問6 無症状病原体保持者(症状はないがPCR検査が陽性だった者)から感染しますか?
問7 新型コロナウイルスはペットから感染しますか?
問8 感染者の糞便から感染することがありますか。?
問9 感染者が見つかった場所(外国、国内)から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか?
問10 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?
新型コロナウイルス感染症の予防法
問12 濃厚接触とはどのようなことでしょうか?
問13 マスクをした方がよいのはどのような時ですか?
問14 マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?
問15 マスクが手に入らないときは、代わりにどのような方法があるでしょうか?
問16 「咳エチケット」とは何ですか?
問17 イベント等の開催について注意することはありますか?【2月26日時点】
問18 高齢者の多い社会福祉施設などでは、どのような感染対策を行っていますか?
潜伏期に関するもの
問20 チャーター便で武漢から帰国した方で自宅に帰られた方や、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で下船された方について、どのような考え方に基づいて、自宅等に戻れることになったのでしょうか?
問21 クルーズ船を下船した後、陽性と判明した事例(国内、米国、豪州等)があるのはなぜでしょうか?
問22 クルーズ船を下船した外国人の乗客について、自国で14日隔離されていますが、日本の対応が信頼されていないからではないですか?
症状がある場合の相談や新型コロナウイルス感染症に対する医療について
問24 発熱の継続はどのように確認すればいいですか?
問25 「帰国者・接触者相談センター」は何をするところですか?
問26 PCR検査の検査体制は十分なのでしょうか。検査をうけるべきひとが受けられていないのではないですか?
問27 新型コロナウイルスへの感染が心配される場合、直に医療機関を受診しないように、複数の医療機関を受診することを控えるように、とされているのはなぜでしょうか?
問28 これまで何人の方が退院され、そのような方にはどのような治療が行われたのですか?
問29 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか?また、新型コロナウイルスに効く薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか?
問30 一度新型コロナウイルスの感染が確認された方が退院し、後に再度PCR検査を行ったところ、陽性反応が出た事例が大阪府で報告されましたが、これはなぜですか?
問31 新型コロナウイルスは重症化しやすいのですか?
その他
問33 中国から一時帰国した児童生徒等に対して、帰国後の学校への受け入れ支援や、いじめ防止等に向けて、どのような取組が行われていますか?
妊娠や胎児への影響に関すること
保育園などに関すること
問36 保育園・幼稚園などに通う子どもの感染防止についてどのように取り組むのか教えてください。
問37 子どもが通っている保育園・幼稚園が休園になるのはどのような時ですか?
問38 休園を要請するかどうかは、どのような基準に基づいて判断したら良いですか?
外国人向けの案内
問40 外国語でHPを確認したいのですが?
新型コロナウイルスについて
問1 「コロナウイルス」とはどのようなウイルスですか?
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問2 新型コロナウイルスは、コウモリ由来というのは本当ですか?
(参考)国立感染症研究所、日本ウイルス学会ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
日本ウイルス学会ホームページ
http://jsv.umin.jp/news/news200210.html
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基本方針
問3 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(令和2年2月25日)が公表されたが、目的は何ですか?
ここへ来て、国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模患者クラスターが把握されていることから、集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制すべき時期に入っていると認識しています(図中➁)。
今がまさに、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期であり、確実かつ効果的な対策を講じることにより、クラスターが次のクラスターを生み出すことを防止していかなくてはなりません。
社会・経済へのインパクトを最小限にとどめるためには、「患者の増加スピードを抑えること」と「流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること」が必須となります(図中➂)。
あわせて、その間に、国内で患者数が大幅に増加したときに備え、重症となった方にも対応できるよう医療提供体制等の必要な体制を整える必要があります(図中➃)。
このため、今般、政府は、現在講じている対策と今後の状況の進展を見据えて講じていくべき対策を整理し、2月25日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を政府はとりまとめました。
※「小規模患者クラスター」とは、感染経路が追えている数人から数十人規模の患者の集団のことをいいます。
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感染様式
問4 新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど
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問5 空気感染は起きているのでしょうか?
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問6 無症状病原体保持者(症状はないがPCR検査が陽性だった者)から感染しますか?
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/transmission.html
したがって、可能性は低いとみられるものの、新型コロナウイルスについては十分解明されていないこともあるため、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください(問11を参照ください)。
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問7 新型コロナウイルスはペットから感染しますか?
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問8 感染者の糞便から感染することがありますか?
また、新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者や新型コロナウイルス感染症の患者、濃厚接触者が使用した使用後のトイレは、急性の下痢症状などでトイレが汚れた場合には、次亜塩素酸ナトリウム(市販されている家庭用漂白剤等はこれにあたります、1,000ppm)、またはアルコール(70%)による清拭をすることを推奨します。
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問9 感染者が見つかった場所(外国、国内)から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか?
【WHOの情報】
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public
【国立医薬品食品衛生研究所の情報】
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/2019-nCoVindex.html
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問10 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?
ただ、食品や食事の配膳等を行う場合は、不特定多数の人と接する可能性があるため、接触感染に注意する必要があります(※)。食器についても同様で、清潔な取扱を含め十分お気をつけ下さい。
※接触感染は新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路の1つです。
コロナウイルスは熱(70度以上で一定時間)及びアルコール(70%以上、市販の手指消毒用アルコールはこれにあたります)に弱いことがわかっています。製造、流通、調理、販売、配膳等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、手指消毒用アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。WHOからの一般的な注意として「生あるいは加熱不十分な動物の肉・肉製品の消費を避けること、それらの取り扱い・調理の際には注意すること」とされています。
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新型コロナウイルス感染症の予防法
問11 感染を予防するために注意することはありますか。心配な場合には、どのように対応すればよいですか?
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
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問12 濃厚接触とはどのようなことでしょうか?
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離で2メートル程度)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境は感染を拡大させるリスクが高いとされています。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の意見はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599431.pdf
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問13 マスクをした方がよいのはどのような時ですか?
ご自身の予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。
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問14 マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?
メーカーが生産・輸入したマスクは、医療体制を確保して治療を進展させ、同時に公共の場での感染の拡大を防ぐ観点でも重要な物資です。医療機関、高齢者が多く利用する施設、あるいはバスやタクシーなど公共交通機関などにおけるニーズに応えつつ、優先的に出荷せざるを得ない側面もあることから、店頭に並ぶまでには一定程度の時間を要することにご理解ください。
また、転売目的での購入はやめてください。あわせて、不要不急の買いだめを控えていただくよう、御理解・御協力をお願いします。
※ マスクの生産・輸入・販売の状況は、経済産業省ホームページ(https://www.meti.go.jp/covid-19/mask.html)にて逐次発信していますので、そちらもご覧ください。
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問15 マスクが手に入らないときは、代わりにどのような方法があるでしょうか?
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問16 「咳エチケット」とは何ですか?
対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離でおよそ2mとされています)が、一定時間以上、多くの人々との間で交わされる環境は、リスクが高いです。感染しやすい環境に行くことを避け、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
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問17 イベント等の開催について注意することはありますか?【2月26日時点】?
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問18 高齢者の多い社会福祉施設などでは、どのような感染対策を行っていますか?
具体的には、各施設等において、厚生労働省が示した感染対策マニュアル等に基づき、高齢者や職員、さらには面会者や委託業者等へのマスクの着用を含む咳エチケットや手洗い・手指消毒用アルコールによる消毒等、サービス提供時におけるマスクやエプロン、手袋の着用、食事介助の前の手洗いや清潔な食器での提供の徹底等、感染経路を遮断するための取組を強く要請しています。
また、新型コロナウイルス感染症の発生状況等を踏まえ、
➀職員は、出勤前に体温を計測し、発熱等の症状が見られる場合には出勤を行わないことを徹底
➁面会についても、緊急やむを得ない場合を除き、制限が望ましく、面会を行う場合でも、体温を計測し、発熱が認められる場合には面会を断ること
➂委託業者等についても、物品の受け渡しは玄関など施設に限られた場所で行い、立ち入る場合には、体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には立ち入りを断ること
などの取組も強く要請しています。
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潜伏期に関するもの
問19 潜伏期間はどれくらいありますか?
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses
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問20 チャーター便で武漢から帰国した方で自宅に帰られた方や、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で下船された方について、どのような考え方に基づいて、自宅等に戻れることになったのでしょうか?
クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客については、2月5日以降、個室管理で感染拡大防止策を講じ、これらのWHOの知見やチャーター便の帰国者への検査から得られた知見、これら双方の知見をもとに、検疫法(昭和二十六年法律第二百一号)を適用し、14日間の健康観察期間が終了した2月19日までの間にPCR検査の結果が陰性の方について、改めて健康状態を確認した上で、問題がない方は順次、下船していただくこととしました。
また、2月19日から下船を開始した方々については、念のため、下船後定期的に健康確認を実施し、2週間の不要不急の外出を控えることなどをお願いして、フォローアップを行っておりますが、これまでのところ、総勢983名の方について、下船後に発症し陽転化した方が計4名(栃木県1名、徳島県1名、千葉県2名、2月26日現在)確認されており、現在下船された方の健康確認を毎日実施し、都道府県とも連携して、健康フォローアップを、より緊密に実施しています。
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問21 クルーズ船を下船した後、陽性と判明した事例(国内、米国、豪州等)があるのはなぜでしょうか?
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問22 クルーズ船を下船した外国人の乗客について、自国で14日隔離されていますが、日本の対応が信頼されていないからではないですか?
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症状がある場合の相談や新型コロナウイルス感染症に対する医療について
問23 熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか?
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。
発熱などのかぜ症状について、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気による場合が圧倒的に多い状況です。風邪やインフルエンザ等の心配があるときには、これまでと同様に、かかりつけ医等にご相談ください。
新型コロナウイルスへの感染のご心配に限っては、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください(問25参照)。特に、先日「相談・受診の目安」として公表しました以下の条件に当てはまる方は、同センターにご相談ください。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合 高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合 ・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
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問24 発熱の継続はどのように確認すればいいですか?
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問25 「帰国者・接触者相談センター」は何をするところですか?
同センターで、感染の疑いがないと判断された場合でも、これまで同様かかりつけ医を受診していただけます。その場合、肺炎症状を呈するなど、診察した医師が必要と認める場合には、再度同センターと相談の上、受診を勧められた医療機関でコロナウイルスのPCR検査を受けていただきます。
同センターはすべての都道府県に設置され、24時間対応していますので、詳しくは、下記のホームページを覧ください。
帰国者・接触者相談センターページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
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問26 PCR検査の検査体制は十分なのでしょうか。検査をうけるべきひとが受けられていないのではないですか?
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問27 新型コロナウイルスへの感染が心配される場合、直に医療機関を受診しないように、複数の医療機関を受診することを控えるように、とされているのはなぜでしょうか。?
一方で、「帰国者・接触者相談センター」でご案内する「帰国者・接触者外来」には、新型コロナウイルス感染症が疑われる方が受診されますので、感染への不安から、適切な相談をせずに、これらの外来を設置している医療機関を受診することは、皆さんがコロナウイルス感染症でなかった場合に、かえって感染するリスクを招くことになります。
また、新型コロナウイルスへの感染の心配に限っては、まず同センターにご相談下さい。ここで紹介する「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関は公開していません。これは、2009年の新型インフルエンザ流行の際に、一部の府県で特定の医療機関の外来に受診者が殺到して、急を要する方に対する対応に時間を要した等の経験があるからです。急を要する方(例えば、集中治療を有する重症者)を優先的に受け入れられるようにするための必要な対応ですので、ご理解をお願い致します。
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問28 これまで何人の方が退院され、そのような方にはどのような治療が行われたのですか?
詳しくは、国立感染症研究所のホームページ「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。(医療・検査機関向けQA問12)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
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問29 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか。また、新型コロナウイルスに効く薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか?
また、この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立しておらず、ウイルスが上気道や肺で増えることで生じる発熱や咳などの症状を緩和する目的の治療(対症療法)として、解熱剤や鎮咳薬を投与したり、点滴等が実施されています。対症療法により、全身状態をサポートすることで、この間ウイルスに対する抗体が作られるようになり、ウイルスが排除されて治癒に至ると考えられます。
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問30 一度新型コロナウイルスの感染が確認された方が退院し、後に再度PCR検査を行ったところ、陽性反応が出た事例が大阪府で報告されましたが、これはなぜですか?
今般、一度新型コロナウイルスの感染が確認された方が退院し、後に再度PCR検査を行ったところ、陽性反応が出た事例があるため、今後、当該事例について、より詳細の情報収集を行い、国立感染症研究所ほか専門家と分析をして必要な対応をとっていく必要があると考えています。
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問31 新型コロナウイルスは重症化しやすいのですか?
コロナウイルスによる肺炎が重篤化した場合は、人工呼吸器など集中治療を要し、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。高齢者や基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)を有する方では、重症化するリスクが高いと考えられています。
国内での発生事例と武漢からのチャーター便帰国者事例を合わせると、PCR検査陽性の方で症状のあった147人のうち、重症(人工呼吸器等を必要とした又は集中治療室に入院した)である方は、10%強でした(2月26日現在)。
なお、中国疾病対策センター(中国CDC)によると、2月11日までに中国でコロナウイルス感染症と診断された約44000人のデータによると、息苦しさ(呼吸困難)などを認めない軽症例が80%以上と多くを占めており、呼吸困難が生じる重症や呼吸不全に至る重篤例は20%未満に過ぎないと報告されています。
http://weekly.chinacdc.cn/en/article/id/e53946e2-c6c4-41e9-9a9b-fea8db1a8f51?from=timeline&isappinstalled=0
(参考)国立国際医療研究センターからの症例報告
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/2019ncov_casereport_200205.pdf
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その他
問32 この冬インフルエンザの流行はどのようになっていますか?
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00004.html
インフルエンザ流行状況レベルマップ(国立感染症研究所ホームページ)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html
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問33 中国から一時帰国した児童生徒等に対して、帰国後の学校への受け入れ支援や、いじめ防止等に向けて、どのような取組が行われていますか?
学校の種類 | 問い合わせ窓口 |
公立の学校 (幼稚園・小中学校・高校・特別支援学校 等) |
現在居住している 都道府県/市区町村の教育委員会 (就学事務担当) |
国立、私立の学校 | 当該学校の事務室 |
さらに、中国等からの急な帰国による一時受け入れや転校等で、様々な問題が生じた場合には、児童生徒等や保護者はもとより、受け入れ側の学校教職員の相談にも対応できるよう、「海外子女教育財団」において教育相談員を設置し、より専門的な知見に基づいたサポートを行っていますので、ご活用下さい。
(公益財団法人 海外子女教育振興財団 問い合せ先)
受付時間帯 : 月~金 10:00~17:00
専用ダイヤル: (海外から)+81-3-4330-1351
(国内から)03-4330-1351
学校においては、新型コロナウイルス感染症を理由とした、児童生徒等に対する「いじめ」や「偏見」は許されるものではありません。
このため、文部科学省としては、学校や教育委員会に対し、いじめ防止対策推進法や「いじめの防止等のための基本的な方針」等に基づき、児童生徒等や保護者に寄り添って適切に対応するよう周知徹底を行っていますが、2月7日に、萩生田文部科学大臣からメッセージを公表し、
➀ 正しい知識に基づいて冷静に行動すること
➁ このため正確な情報を収集・把握すること
➂ いじめや偏見は決して許されることではなく適切な対応をとっていただくこと をお願いするため、文部科学省ホームページの特設サイトに掲載するとともに、SNS等で発信しています。
学校における日々の指導や注意を促すための情報共有等に幅広くご活用下さい。
(参考)文部科学省新型コロナウイルス特設ホームページ
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
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妊娠や胎児への影響に関すること
問34 妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、どのような症状や胎児への影響がありますか?
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
には、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
また、胎児への影響については不明ですが、現時点で胎児障害の報告はありません。詳しくは以下のページを参照下さい。
日本産婦人科感染症学会:インフォメーション一覧
http://jsidog.kenkyuukai.jp/information/index.asp?
帰国者・接触者相談センターページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
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保育などに関すること
問35 保育園ではどのような具体的な対策をしていますか?
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問36 保育園・幼稚園などに通う子どもの感染防止についてどのように取り組むのか教えてください。
https://www.mext.go.jp/content/202002228-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf
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問37 子どもが通っている保育園・幼稚園が休園になるのはどのような時ですか?
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問38 休園を要請するかどうかは、どのような基準に基づいて判断したら良いですか?
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外国人向けの案内
問39 在日中国人の方への案内はありますか?
领事保护与服务24小时热线:+86-10-12308、+86-10-59913991
邮箱:lss@mfa.gov.cn
如涉及海外中国公民安全与合法权益事项求助与咨询,请直接拨打+86-10-12308热线求助与咨询。
領事保護24時間ホットライン:+86-10-12308、+86-10-59913991
メールアドレス:lss@mfa.gov.cn
海外にいる中国国民の皆さまへ、安全やお困りごとについてご質問があれば、+86-10-12308にお問い合わせください。
(参考)中華人民共和国駐日本国大使館HP
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/2016boaojp/
中国大使館領事部作成文書[383KB]
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問40 外国語でHPを確認したいのですが。
英語版(English)
中国語版(Chinese)
韓国語につきましては、言語切り替えにて対応しております。(自動翻訳)
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