この記事は、ゲーム実況者や配信者を目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。ミルダムで配信するかどうか迷っている人の参考になれば幸いです。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約60000人です。
説得力の為に書きますが、筆者はゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回は以前にも取り上げた「Mildom(ミルダム)」についての情報です。
ミルダムの概要は過去記事をご覧ください。
- 【目次】
- ・ミルダムって実際どうなの?
- ・ミルダムについておさらい
- ・審査は通った
- ・新ランキング制度に疑問
- ・“誰でも稼げる” は存在しなかった
- ・eスポーツ文化は発展途上
- ・ゲームでお金を稼げるようになるためにはどうしたらいい?
- ・まとめ
ミルダムって実際どうなの?
結論から言いますと
ミルダムに力を入れる必要はない。
それよりもYouTubeのチャンネルを成長させるべき。
という結論に自分は落ち着きました。
順にお話していきます。
ミルダムについておさらい
ミルダムとは
中国のライブ配信アプリ「DouYu」を日本版に改良し、高画質・低遅延の配信を可能にしたゲーム配信プラットフォームです。
配信者は時給がもらえ、投げ銭システムもあります。
中国の「DouYu」と日本の「三井物産」が手を組み、このMildomが設立されました。
審査は通った
前回の記事では応募したところまででしたが、その後1ヶ月くらいしてミルダム運営からメッセージが届きました。
実際のメッセージがこちら。
権限が付与されたことで、ミルダムで配信すれば時給が発生する状態にはなったのですが、結果として筆者は一度も配信してません。一度くらい配信してみるのもいいと思います。
配信してない理由としては、
- ・生放送する時間が上手く作れていない
- ・審査に時間がかかりすぎて萎えた
- ・ミルダムを利用しているユーザーが少ない
こんな感じでしょうか。
同時配信に最大のメリット
元々筆者はミルダムで配信を行う場合は、「YouTubeとミルダムで同時配信しよう」と思っていたので、今後利用する場合はそういった使い方をするかもしれません。
同時配信なら使う時間と内容は同じでも
- ・YouTubeで集客&広告収益発生
- ・ミルダムで時給発生&YouTubeへ誘導
- ・生放送しつつ動画も収録
これらを同時に実現できます。
時給が発生するとしてもミルダムだけでの配信はメリット薄いと思ってます。
細かいところまで確認してませんが、おそらく規約的にはOK。
やったことはありませんが、報酬権限が付与されてる方は一考の余地ありですね。
※2020.02/05追記
ミルダムとYouTubeの同時配信はミルダムの垢BAN対象となる。という噂を耳にしました。報酬権限が付与されてる方はご注意を。
新ランキング制度に疑問
先日Twitterでミルダムの<新ランキング制度のリリース>が告知されました。
<新ランキング制度のリリース>
Mildom内のバナーにて、新ランキング制度導入に関する告知をさせていただきました。
告知後、ランキング導入後の報酬に関するお問合せを多数いただきましたので、報酬パターン例を追記し、リリース内容をアップデートしました。
詳細は、下記よりご確認ください。
以下、詳細の引用
初めまして、MILDOM事業責任者の長瀬です。
来月からの「L1ランキング」「L2ランキング(旧”配信ランキング”)」導入にあたって、Mildomがどんな世界を目指しているのかお伝えします。
これは、ランキングを導入した理由と深く関係しています。
今、ゲーム配信は多くの人々を楽しませる「エンターテイメント」として急速に成長しています。Mildomのようなプラットフォームの誕生と成長によって、”クリエイティブな才能を活かせる環境”も整い始めています。
好きな俳優のドラマを観たり好きな歌手のコンサートへ行くように人気配信者のゲームプレイを楽しむ、そんなコンテンツになっていくはずです。ただ、そんな世界の実現には、まだまだ人気配信者という”スター”が足りません。
もっと多くの才能を発掘し「公認配信者」として支援、育てていき、少しでも早く理想とする世界を実現する。
それが今回のランキングを導入した理由です。今回のランキングには、大きく2つの特徴があります。
まず1つ目の特徴は”L1ランキングの上位者を「公認配信者」として契約する”こと。
2つ目の特徴は”ゲーム配信を仕事にしようキャンペーンで500円の任務配信契約を結んだ方も、L1ランキングの順位によっては権限がなくなる”ことです。上下共に入れ替えを行うことで、常に”今人気のある配信者”が「公認配信者」を目指せる仕組みにしました。
Mildomサポートへは、日々”どうすれば「公認配信者」になれるか教えて欲しい”という声が届いています。
内部の基準は公表できないと謝るしかなかったわけですが、本来、誰の配信を応援したいかはユーザーの皆さんに委ねるべきものです。ランキング上位という”多くのユーザーを楽しませ愛され、支持された配信者”を「公認配信者」として支援いたします。
才能ある新しいクリエイターと出会い、支援できることを楽しみにしています。
画像引用:Mildomより
とまぁこんな感じで<新ランキング制度のリリース>について告知されました。
注目すべきは「ランキングに入らないと報酬権限の剥奪される」ということですね。
皆さんは読んでどう思いましたでしょうか。
シビアすぎるランキング制度
結局、ミルダムも企業なので、「大きい利益を生むクリエイター以外には報酬権限を与えませんよ。」といったところでしょうか。
「公認配信者」という甘い言葉で釣っている感じがしますが、ランキング制度の詳細を見ていくと、かなりシビアです。
コンスタントに配信を行う必要がありますし、毎月の順位も1~400位以内に入っていないと即座に報酬権限が剥奪されるようです。
その結果、「報酬権限を失わない為、時給をもらいたいが為に、配信を行う。」という配信者が続出しそうです。
競争すること自体は悪くありませんが、目的がすり替わっていくような印象を受けます。
「お金をもらう為に配信する」と「配信をしながらお金をもらう」はだいぶ意味が違います。
結論として自分は、そういった競争にはあまり興味がないので、
ミルダムに力を入れる必要はない。
それよりもYouTubeのチャンネルを成長させるべき。
という判断になりました。
“誰でも稼げる” は存在しなかった
仮に、1位まで上り詰めたとしても時給1000円なんですから少し笑えてきますよね。
もし、自分が今ゲーム実況者・配信者を目指している学生なら、WEBマーケティング会社など、ITベンチャー企業でバイトでもしつつ、ノウハウを蓄積して、空いた時間は動画を制作してYouTubeに投稿します。
これのが有益な時間の使い方かなと。
SEOの知識などを学びつつYouTubeでそれを実践できますからね。
そもそもミルダム内で1位を取れるようであれば、既に他のプラットフォームで成果を上げている有名な配信者なはずです。
ランキング制度で新たなスターが生まれるかは疑問です。
ミルダムが発表された時、世間に走った衝撃は「誰でもゲーム配信で稼げるようになる!仕事に出来るかも!」という夢のあるところでした。
しかし、実際に蓋を開けてみれば、”誰でも稼げる” なんて都合のいいことはなくて、駆け出しクリエイターが報酬が得づらいシステムに変更されました。
なんとも世知辛い。
eスポーツ文化は発展途上
eスポーツ文化は発展途上の段階にあります。
企業側もリスクを負いながらどうしたら利益を上げつつ文化をサポートできるのか探り探りなのだと思います。
確かにこういったミルダムのようなサービスを使って「ゲームでお金を稼げた!」という小さな成功体験を繰り返すことは、ゲーム配信者を目指す学生やプロゲーマーを目指す学生にとっては大きな経験になるかもしれません。
しかし、その裏側には常にスターの誕生とその独占を狙う企業がいることも忘れてはいけないと思ってます。
ゲームでお金を稼げるようになるためにはどうしたらいい?
プロゲーマーを目指すとなると話は変わってきますが、「ゲームでお金を稼ぐ」というのは基本的にストリーマー(配信者)になったり、ゲーム実況者として動画投稿をして広告収入をメインにお金を稼いでいくということになります。
世の中には実際に「ゲームでお金を稼いでいる人」が実在し、そういった人の成功談や失敗談は色々な形で溢れています。
TwitterやYouTube、ブログなどそういうリアルな成功談や失敗談にこそ「ゲームでお金を稼ぐ」ためのヒントが沢山詰まっているはずです。
もし、これを読んでいるあなたが「ゲーム実況者や配信者」を目指したいというのであれば、目先のお金を手に入れようとするのではなく、そういった先人が出している「ヒントを逃さずキャッチすること」と「自分からのアウトプット」も常に欠かさないことです。
例えばこのブログでも、無料で見れる記事をたくさん公開しているので、気になるものがあれば読んでみてほしいですね。
≫ ゲーム実況に顔出しはいる?いらない?顔出しするメリット・デメリットをゲーム実況者が考察してみた
≫ 自分の心拍数を画面にリアルタイムで表示して臨場感のあるゲーム実況動画を作る方法
≫ グリーンバックを使ってゲーム実況動画に自分の姿をクロマキー合成する方法
まとめ
とはいえ、ミルダムで配信するのもありだと思います。
正解はありませんし、価値観はそれぞれ。
自分が楽しく活動できることが大切です。
ですが、もし「ゲーム実況者・配信者として将来生活していきたい」ということであれば、まずは自分のアウトプットを大切にし、ミルダムのような企業側から「配信して欲しい!」というスカウトが来るような人材を目指すべきです。
そのためにも日々、発信力を磨いていきたいですね。
今回は以上です。
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また別の記事でお会いしましょう。
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