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【大リーグ】

エンゼルス大谷翔平“スーパー二刀流”も視野 張本さん批判の筋肉バルクアップにより従来の週4日DHから、将来は週5~6日の出場も

2020年2月27日 14時21分

大谷翔平(AP)

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 筋肉のバルクアップは“スーパー二刀流”への道なのだろうか。エンゼルスのビリー・エプラーGMは、大谷翔平選手(25)の上腕二頭筋など筋肉が明らかに肥大化していることを肯定的に語った。26日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックが報じた。

 「より体の厚みを増すことは、(2018年に)手術した右肘へのストレス軽減になると信じている。同時に、動きの滑らかさや可動域は損なわれることなく、グラウンドでのパフォーマンス向上に直結するはずだ」

 同GMは、リカバリー期間の短縮化にも期待した。従来、二刀流での先発登板は週1度。登板の前日と翌日はリカバリーに充てるため、指名打者での出場は多くても週4日程度だった。だが、素早い回復が可能になれば、これが週5、6日と増えていく可能性もあるという。

 「すぐにというわけではないが、体づくりと体の強さがいずれはリカバリーを助けてくれる。そうなれば、さらなる起用の道も開けてくるという希望がある。そうなるかもしれないよ」

 大谷の筋肉バルクアップについて、野球評論家の張本勲さんは23日、「ダメだね、大谷は。あんな体つくっちゃダメだよ、プロレスじゃないんだから。野球に必要な体でいいんですよ。けがしますよ、体の大きな人は膝に負担が掛かるから。(ウエートトレを)やっても、それ以上に走ればいいけど、逆だもん。上半身ばっかり鍛えてもダメ」と批判し、話題になった。

 

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