映像ディレクターに懲役7年=声優志望者ら5人へのわいせつ―東京地裁

声優志望の女性ら5人に、宣伝資料の撮影と偽ってわいせつな行為をしたなどとして、東京地裁(楡井英夫裁判長)は26日、映像ディレクター国岡徹被告(51)に対し、準強姦(ごうかん)罪などで懲役7年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。楡井裁判長は「被害者の心情につけ込み、卑劣かつ巧妙」と非難した。

楡井裁判長は、被告は自身が監督すると称していたドラマCDのオーディションなどで知り合った女性を、売り出しのための撮影と偽って呼び出したと指摘。「演技指導と誤信させた上で、突然キスするなどして困惑させ、抵抗が困難な状態にさせた。台本や撮影機材を用意するなど計画的だ」と批判した。

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2020年2月26日の社会記事

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