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新型コロナウイルスの被害受け、中国に義援金 原田会長から孔大使に目録 2020年2月26日
原田会長㊧が義援金の目録を孔鉉佑大使に手渡す(駐日中国大使館で)
新型コロナウイルスによる深刻な被害が広がっている状況を受けて、学会本部から中国政府に義援金3000万円が贈られた。原田会長が25日、東京都内の駐日中国大使館を訪れ、孔鉉佑駐日大使に目録を手渡した。
これまで学会では、中国国営通信の新華社や中華全国青年連合会から要請を受け、応援のメッセージを映像にして届けてきた。
原田会長は、池田名誉会長のお見舞いの言葉を伝えるとともに、対応に当たっている中国政府はじめ関係者の労をねぎらい、状況は予断を許さないが、困難の克服に向けて学会としても惜しみない支援を重ねていきたいと語った。
孔大使は学会の支援に「大変心強い」と謝意を表し、習近平国家主席のリーダーシップのもと、中国は国民一丸となって対応に総力を挙げていると強調。現在、最も重要な時期に差し掛かっているが感染の拡大は徐々に鈍化しているとの認識を示し、必ず困難に打ち勝てると信じていると応じた。
さらに孔大使は、今回の危機への対応の中で、創価学会はじめ日本から寄せられた真心の支援は連日のように中国のメディアで報じられ、多くの国民が勇気づけられていると紹介。日本でも感染が拡大している状況を踏まえ、犠牲者への哀悼の意を伝えるとともに、これ以上の犠牲が出ないよう、共に手を携えて立ち向かっていきたいと述べた。