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【競馬・ボート・競輪】

9カ月ぶり実戦のステルヴィオ 迫力満点の追い切り披露 高松宮記念か休養か「阪急杯」の走りに注目

2020年2月26日 16時17分

丸山を背に、Wコースでヘイルメリーと併せて追われるステルヴィオ(手前)=美浦で

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 一昨年のマイルCSの覇者ステルヴィオがターフに戻ってくる。昨秋のスプリンターズSの直前に目の疾患で回避。その後放牧に出され、今回が9カ月ぶりの実戦となるが、このレースを目標に乗り込みを始めてからは順調そのもの。陣営は自信を胸に復帰初戦を迎える。

 最終追い切りは美浦W。3頭併せの中で、外ランガディア(6歳オープン)を1馬身追走。道中の行きっぷりは迫力満点。直線に入っても勢いは止まらず、ゴール前では突き放し、5F68秒4ー38秒8ー12秒1の時計をマークし、3馬身先着した。

 手綱を取った丸山が「動きは良かった」と笑顔を見せれば、調教を見届けた木村師も「しまいの反応が良かった。先週が消化不良だったから、その点はうまくいったかな。速い時計は出すつもりはなかったし、(5F)70秒ぐらいでいいと思っていた」と満足そうにうなずいた。

 今回が初めての1400メートル戦になることについても「以前とは体形も変わってきているし、走るフォームも変わってきている。半信半疑なところもあるが、取れるところは取っていきたい」と前向きだ。

 このレースで結果が出なければ「喉のオペをするつもり。苦しいところがあれば取ってあげたい」(木村師)とのこと。もちろん勝てば「高松宮記念」で二つめのG1を狙う。堂々G1か、それとも休養か。今後へ向けた大きな一戦になる。

 

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