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【自転車競技】W杯「金」の快走プレイバック 第4戦NZ大会、第5戦豪州大会2020年2月25日 紙面から 自転車トラック競技の世界選手権(世界選)が26日から3月1日まで5日間の日程でドイツ・ベルリンで開催される。今年の大会は東京五輪の出場枠が決定する重要な大会。各選手にとっては五輪出場選考のために結果が求められる最重要かつ最後の戦いだ。特に注目が集まるのは日本の短距離男子で、大きなカギを握るのがチームスプリント。五輪ポイントランキングは現在7位。8位以内を維持できれば、個人種目のケイリン、スプリントも2枠ずつ確保できる。 (八手亦和人) ◆第4戦ニュージーランド大会W杯では16年ぶりの快挙となった。雨谷、新田、深谷の黄金トリオがチームスプリントで金メダルを獲得。1回戦の42秒842は43秒092の日本記録を6年ぶりに更新するもので、決勝ではそれを上回る42秒790をマークしてみせた。新田は「この色に勝る色はない。この3人の中では五輪でもメダルを狙えるのではないかと話している」と歓喜に浸った。 ◆第5戦豪州大会第4戦で金メダルという最高の結果を受けての第5戦。金メダル連続獲得という明確な目標を持って臨んだこの大会でも42秒912の好タイムで勝ち切ってみせた。この大会は選択肢を増やす意味でもBMX選手の長迫吉拓を第1走に採用。深谷は「チームとしての団結力、一つになれたことが結果につながったと思う」と胸を張った。 PR情報 |