シドニーで和牛PR 17年ぶり豪に輸出再開
更新 sty1901160009オーストラリアへの輸出が17年ぶりに再開された日本産牛肉をPRするイベントが16日、最大都市シドニーで開かれ、集まった約200人の飲食店関係者らが和牛の調理方法を見学し、振る舞われたステーキやすき焼きなどに舌鼓を打った。
主催した日本畜産物輸出促進協議会の菱沼毅理事は「オーストラリアは牛肉大国だが、和牛もぜひ食べていただき、お客さんにも提供してもらえれば」とあいさつした。
オーストラリアは2001年、日本で牛海綿状脳症(BSE)が発生したため牛肉の輸入を停止したが、衛生環境が整ったと判断。昨年5月、厚生労働省が認定する施設で食肉処理するなどした牛肉のオーストラリア向け輸出の解禁が発表された。(シドニー共同)