春場所の土俵祭は一般入場の取りやめが決まった(写真は2019年の名古屋場所の土俵祭から)
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日本相撲協会は26日、大阪市内で予定されていた29日の住吉大社での「奉納土俵入り」と、3月3日の「第50回大相撲春場所前夜祭」の中止を発表した。大相撲春場所(同月8日初日・エディオンアリーナ大阪)を前に、新型コロナウイルス感染拡大を受けた措置とみられる。
さらに、同月7日に会場で行う予定の土俵祭は、一般入場を取りやめることを決めた。慣例となっている三役以上の力士の出席も見送る。
本場所開催の可否を決める臨時理事会を、同月1日に行うことも正式に発表。協会側は「中止」「無観客」「通常開催」を選択肢とする方針を表明している。「現在、大相撲三月場所の開催に向け、準備を進めております。引き続き、新型コロナウイルス感染予防対策をお願いいたします」とコメントした。
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