このところのニュースは、ほとんど新型コロナウイルスの話題ばかりですね。
日本でも感染者数がどんどん増え、感染源がわからない症例も出てきました。
それもあって、この3連休のイベントを中止したところも多く、今後も中止や延期措置は増えてきそうです。
実際、私が今週から来週に出かける予定だった試飲会やイベントなどの中止の案内が次々と届いています。
試飲会は隣の人と袖をすり合わせることが多く、いくらアルコール消毒が有効といっても、ワイン程度のアルコール度数では効果が期待できないでしょうしね。
ヨーロッパではまだ大丈夫、と思っていたら、イタリア北部が危険な状態だそうで、このまま終息しないと、4月にヴェネト州のヴェローナで開催されるイタリア最大級のワイン試飲商談会「Vinitaly」の開催も危ういかもしれません。
3月にドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大級のワインとスピリッツの見本市「Prowein」は、今のところ場所的に大丈夫な気がしますが、今、私が一番心配しているのが、3月に千葉の幕張メッセで開催される食と飲料の国際展示会「FOODEX JAPAN」です。
FOODEX JAPANのHPを見ると、中国の問題ある地域からの出展はなくなり、来場者には問診票を記入してもらうとあり、開催中止にはなっていません。
しかし、FOODEXの会場はいつも混雑し、試食、試飲をする際には、他の人と濃厚接触せざるをえないシチュエーションが多々あります。
これはかなり危ないのではないでしょうか?
私はFOODEXと同時期に海外取材でフランスに出張するため、今年のFOODEXにはそもそも行かないのですが、日本国内での感染が広がり始めた時期だけに、非常に懸念しています。
新型コロナウイルスの抑え込みは、この1、2週間が正念場だそうですが、本当にどうなってしまうのでしょうか…