といっても、ここ数ヶ月は月に数記事書けば良い方ですが…(がんばります)
さて、長くブログを運営していると、記事をコピーされたり、画像が転載されたり…被害にあった話をよく聞きますね!
対策としては、晒しあげて血祭りに上げる…もとい!筆者に連絡したり、削除申請したり様々です。
メインブログ(ここ)は最近あまりお世話できていないのですが、先日たまたまGoogleのサービス(Google AnalyticsやGoogle Adsense、Search console)で自分のサイトデータを調べていたら…
コピーサイトばっかやんけ(°_°)
マジか…
いずれも海外のサイトだったり、筆者がSNSを持っていない&お問い合わせがないサイトばかりだったので、今回はGoogleに連絡してインデックス削除申請してみました。
まー、正直(自主規制:悪口と罵倒)とは感じるものの、そこまで被害がなければ無視しても良いんですが…
こういう手順を知っておくことも大事だと思ったので、振り返りがてら共有しておきます!
コピーサイト発見の方法
Google Adsenseから発見
最初に発見したサイトはGoogleアドセンスの成果画面からでした。
アクセス解析じゃなくてアドセンス??
意外かもしれませんが、複数サイト運営している方は、サイト毎のアドセンス成果画面をチェックしていると思います。
僕はiPhoneのアドセンス公式アプリを利用しているのですが、そのホームからレポート選択メニューを見ると、このようになっているはずです。
チェックしたのは、この上から5番目『サイト』の画面。
これにより、サイト毎の広告成果…詳しく言うと、自分のアカウントのアドセンス広告が貼ってあるURLの成果が表示されます。
さて、レポートを見てみると…
こんな感じ!
googleads.g.doubleclick.netとweb.archive.orgはとりあえず割愛しますが、コピーサイトではありません(説明するほど理解してない)。
問題はこの間2つに挟まれた謎のURL2つ!
どちらも.cfでドメインが終わるうさんくさいドメイン(主に中央アフリカのドメインらしい)
こんなサイトにアドセンス貼ってないぞ?と思って見にいったら、見事に自分のサイトがそのままコピーされていました。
こんな感じ。
サイトデザインも丸々そのままなのですが、この記事の各リンクは僕のブログ(www.recomtank.com)に飛びます。
というわけでコピーサイト1つめが以上!ひとまず置いておいて、次の発見方法にいきます。
Search Consoleから発見
サイト評価の上で『被リンク』は重要ですね。
僕はSEO素人なのであまり詳しくありませんが、長く運営していると、スパムサイトや違法サイトなど、悪質なサイトから大量のリンクが貼られることがあります。
Google Search Consoleでは
『メインメニュー → 検索トラフィック → サイトへのリンク』
で、自分のサイトへのリンクを貼っているドメイン一覧を見られます。
こんな感じ!
海外のスパムサイトをリンク否認した後だったので、これでもだいぶスッキリしたのですが、まだまだ良くも悪くも色んなサイトからリンクを頂いています。
さて、どんなサイトがこのサイトにリンクしてくれてるんだろう…と、ある日本語ドメインを見にいったら…
…
テメェ、俺の記事丸々コピペしてんなぁ!?
今度は、僕の記事を15個ほどコピーしたサイトを発見しました。
今度は完全なコピーではなく、他の記事もあったので、筆者が自分で書いた記事か別のサイトからコピーしたんでしょう。他にもいくつかコピーサイトを発見。クズがよ。
なお、このコピーサイトも、記事内の内部リンクは僕のドメインに飛んでいたので、Googleの被リンクチェックで引っかかったというわけです。
リンク否認についてはこの記事のトピックではないので割愛します。
以下の記事で詳しく解説されてますのでご参考までに。
【スパム 対策】勝手に貼られた被リンク チェックとリンクを否認する方法 – ウェブと食べ物と趣味のこと
インデックス削除申請の方法
Google『著作権侵害による削除申請フォーム』に入力しよう!
さて、ゴミのようなコピーサイトにアクセスを掠め取られるのもシャクなので、Googleのインデックスから削除してもらうよう申請してみました!
Google Search Console|著作権侵害による削除申請フォーム
入力するのは、自分のサイトのURLと、コピーサイトのURLなど。
そして『このコンテンツの著作権は私に属します』という署名。これにより、虚偽の申請をすれば法的措置をされる可能性が生じます。私はオリジナルなので全然オッケー!
細かい手順は下記の記事で紹介されています。
記事をパクるとかそういう次元を超えて完コピ&ミラーリングされてた件【対策・見つけ方】 – WAROCOM
注意すべきは、
コピーされた記事URLと、コピー元の記事URLを1つ1つ申請すること。
そして、著作権侵害されている状況を細かく書くことです。
さて、申請した後はGoogle神に任せて待ちましょう!
Googleから返答…しかし返事はまさかの…!?
インデックス削除申請してから数日後に、Googleからメールが来ました。
Google へご連絡いただきありがとうございました。
恐れ入りますが、ご提供いただいた情報からは、
お客様が対象コンテンツの正当な著作権者であることを確認するこ とができません。DMCA に基づく侵害の申し立てを行うことができるのは、 著作権者またはその代理権を許諾されている方のみです。なお、 ご自分の著作権が侵害されていると表明し、 その表明に重大な虚偽があった場合、損害賠償責任( 費用および弁護士報酬を含む)を問われることがありますので、 ご注意いただきますようお願いいたします。 お客様またはお客様のご依頼主が対象コンテンツの著作権者でない
場合、Google では申し立てに対応することはできかねます。著作権者ご本人から DMCA に基づく申し立て通知を Google にお送りいただくようお願いいたします。 お客様またはお客様のご依頼主が著作権者である場合は、 お手数ですが、 どのような経緯でこの申し立てを行うに至ったかをより詳しくご説 明いただきますようお願いいたします。 以上よろしくお願い申し上げます。
要約すると、
『あなたが著作権者か判断できないので、対応しません』
ということ。
なんなら『嘘ついたらお前ヤバいぞ?』という文章もあります。
…
……
………ハァ!?
僕はあっけに取られました。
あきらめないで!文章をよく見て返信しよう!
まちゃまちゃ(古い)のコントみたいな声を出した後、パソコンに向かって僕の知っている汚い言葉全てを10ループくらい吐いたのですが、最後のフレーズをよく見ると、
お客様またはお客様のご依頼主が著作権者である場合は、
お手数ですが、 どのような経緯でこの申し立てを行うに至ったかをより詳しくご説 明いただきますようお願いいたします。
…なるほど? (閃
よく読むと、この文面から求められていることは、
- 法的な措置を想定した上で『自分が著作権者である』という宣言
- コピーサイトを発見したプロセスの詳細
です。
そこで、
- 『私はこのコンテンツの著作権者であることを宣言するとともに、法的措置に対応することができます。』という文面
- サーチコンソールの被リンク結果
- コピーサイトからのURLが自サイトに飛んでいる状況
- ドメインサイトの管理画面にあるドメイン情報のスクリーンショット
を記してこのメールに返信しました。4はドメインが自分の所有物であるということを証明するために送ってみました。
その結果…
デジタルミレニアム著作権法に従い、お送りいただいた著作権侵害の申し立て通知への対応を完了しました。次の URL は数時間以内に Google の検索結果から削除されます。
完!了!
おわりに
僕の場合、情報を追記し、細かく説明することで対応できましたが、Googleの返答にも数通りあり、最後まで削除申請がうまくいかなかったという記事も散見されます。
今回の教訓として重要だと感じたのは、
- 記事コンテンツのバックアップを投稿日がわかる形で取っておく(はてなだとブクマや初回投稿日付が明記されるので良いですね)
- コンテンツ内の画像や添付ファイルはオリジナルを消さないで持っておく
- 被リンクチェックや文面のコピーチェックをしよう!
などでしょうか。
自分のコンテンツやドメイン情報を証明する材料を、複数持っておくことが大事ですね。
世の中には、自分の能力では満足に1つのコンテンツすら作れない残念なヒトも少なからず存在します。
インデックス削除申請は対応策の1つに過ぎませんが、自分のサイトを守る方法も勉強しておかないといけませんね!
この記事が少しでも役に立てば幸いですが、役に立たない方が良いですよね…うーむ。
僕ももう少しWEBのことを勉強しないと!それでは!
コメント
[…] http://www.recomtank.com […]
[…] http://www.recomtank.com […]