イベント
EVENTS
SDGs×起業 #11 障がい者が生き生きと働く場所づくり~ソーシャルファームについて~
社会の課題に対し、新たな視点から生まれるアイデアを使い、解決・活躍する起業家をお招きする「SDGs×起業」シリーズ。
11回目の今回は、就労に困難があると認められる方の雇用についての課題や「ソーシャルファーム」のあり方について考えます。
さて今回の登壇者は、約150名の障がい者が生き生きと働き、年間20万本のワインを生産する「ココ・ファーム・ワイナリー」の池上峻氏です。
「ココ・ファーム・ワイナリー」は、池上氏の祖父・川田昇氏が、学校で特別支援学級の担任、障がい者支援施設「こころみ学園」の施設長などを務めた後、1969年に園生の父兄とともに私財を投じて設立した会社です。「こころみ学園」の園生が生き生きと暮らせるようにという願いのもと、スタートしました。
そして現在も、「ココ・ファーム・ワイナリー」では、ブドウの栽培やワインの仕込み、醸造場での作業を「こころみ学園」の重度の知的障がい者(園生)が担っています。そこで生産されたワインは、世界会議で要人をもてなすワインとして選ばれ、多方面から評価を得ています。
「人の可能性を信じる経営」を実践されている池上氏。
誰もが誇りをもって生き、幸せに暮らせる社会にむけて、どんな思いで、どうやって続けてこられたのでしょうか?どういった喜びや苦労を経てこられたのでしょうか?
「ココ・ファーム・ワイナリー」や「こころみ学園」の歴史、今、そして未来についてたっぷりとお聞きしましょう。
【こんな方におすすめ】
・ソーシャルビジネス全般に関心があり、起業を検討・準備中の方
・障がい者や就労困難者へのサポートを行う事業での起業を検討・準備中の方
・生き生きと働くことに関心があり、起業を検討・準備中の方
・SDGsに興味・関心があり、起業を検討・準備中の方
日時 | 2020年03月02日(月) 19:00~20:40 |
---|---|
開場時間 | 18:30 |
料金 | 無料 |
定員 | 60名 |
会場 | 東京都千代田区丸の内2−1−1 明治安田生命ビル TOKYO創業ステーション1階 Startup Hub Tokyo |
主催者 | Startup Hub Tokyo |
・不測の事故、天災地変の発生、官公署の命令・指導、交通機関のストライキ・遅延などで東京都及び運営事務局が当施設の利用を不可能と判断した場合、
または、主催者の都合やイベントを開催できない事由などにより、イベントの実施が困難と東京都及び運営事務局の判断した場合、
当イベントを中止する場合がございますので、予めご了承下さい。中止の際のお知らせはメールとStartup Hub Tokyoホームページのinformationにて行います。
・当イベントへの参加に当たっては、「利用規約」のリンク先で内容をご確認いただき、ご同意の上、お申し込み願います。
SDGs(持続可能な開発目標)とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
※外務省HPより引用
SDGs×起業シリーズとは
SDGsの17のゴールのうち、私たちが身近に感じている社会課題をピックアップし、その課題(ゴール)を事業として解決されている起業家をお招きして、実際の活動内容や事例、また起業家のSDGsとの向き合い方などをお話いただきます。
SDGsに関する社会課題に関心があり、それらを解決する事業を始めたい方にとって、事業化するためのヒントにつながるイベントです。
第11回目の今回は、以下の社会課題を解決する事業を検討している方に対し、今後の活動の領域を広げ、事業の促進につながる事を目的としています。
【今回の主なゴール】
ソーシャルファームとは
東京都は2019年、ソーシャルファームの創設及び活動の促進の基本となる条例を定めました。
就労に困難があると認められる方一人一人が、個性と能力に応じて就労し、誇りと自信を持って活躍する社会の実現を目指し、促進しています。
—ソーシャルファームの創設及び活動の促進(下記参考より一部抜粋)
東京都は、事業からの収入を主たる財源として運営しながら、就労困難者と認められる者を相当数雇用し、その職場において、就労困難者と認められる者が他の従業員と共に働いている社会的企業(ソーシャルファーム)について、その創設及び活動を促進するため、認証制度等を定める。
参考-
都民の就労を応援する条例(仮称)の基本的な考え方
都民の就労の支援に係る施策の推進とソーシャルファームの創設の促進に関する条例
ゲストトーク
・障がい者雇用について
・誰もが生き生きと働ける社会とは?
・どうやって「ココ・ファームワイナリー」の運営を実現されたのか?また続けてこられたのか?
スケジュール
19:00~19:10 イントロダクション
19:10~20:10 ゲストトーク 池上 峻氏
20:10~20:40 質疑応答(クロストーク)
登壇者
【ゲスト起業家】
池上 峻氏(有限会社ココ・ファーム・ワイナリー取締役)
1981年生まれ。社会福祉法人こころみる会こころみ学園創始者の川田昇氏の孫。同社専務取締役池上知恵子氏の息子。
こころみ学園に10年間勤めた後、同社に移籍。栽培、醸造、販売の経験を少しずつ積む。
現在は庶務的な実務もこなす取締役として、日頃より、障がいのあるメンバーと共に、ぶどう栽培、ワイン醸造に励む。
趣味であり憩いのひとときは昼休みに職場のログハウスで行う焚き火と、それで沸かしたお湯でこころみ学園の園生にコーヒーを振るまうこと。
2000年には、スパークリングワイン「NOVO」が九州・沖縄サミットの首里城での晩餐会に使用され、2008年の洞爺湖サミット、2016年の広島G7外相会合でも海外の要人たちをもてなす国産ワインとして選ばれた。現在、日本屈指のワイナリーとして評価されている。2002年に第1回渋沢栄一賞、2006年に第回1ソーシャル・ビジネス・アワードを受賞するなど、企業としての受賞歴も多数。
【モデレーター】
永沢 映氏(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター 代表理事)
大学卒業後に環境ビジネスの会社を設立し、会社経営とともにNPOの運営や支援を実施。
2002年からコミュニティビジネス支援のため、サポートセンターを設立。
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会代表幹事、東京都北区創業支援施設インキュベーションマネージャー、内閣府共助社会づくり懇談会委員、国土交通省半島振興委員など。
写真・蔦野裕@ヘッドライン
※イベントの開始後15分を過ぎた時点で、キャンセル待ちの方のご案内を開始致します。イベント参加へのお申込みが完了していた場合でも、15分以上遅れた場合はお席の混み具合によってはご参加いただけない場合がありますので何卒ご了承下さい。
※当日は、本イベントの情報発信のために写真や動画を撮影致します。お客様が写り込む場合がありますが、予めご了承ください。
・不測の事故、天災地変の発生、官公署の命令・指導、交通機関のストライキ・遅延などで東京都及び運営事務局が当施設の利用を不可能と判断した場合、
または、主催者の都合やイベントを開催できない事由などにより、イベントの実施が困難と東京都及び運営事務局の判断した場合、
当イベントを中止する場合がございますので、予めご了承下さい。中止の際のお知らせはメールとStartup Hub Tokyoホームページのinformationにて行います。
・当イベントへの参加に当たっては、「利用規約」のリンク先で内容をご確認いただき、ご同意の上、お申し込み願います。
おすすめイベント
PAGE TOP