クラブ紹介

部長あいさつ

田中部長 今年の飛沫は、在外研究先のイタリアのミラノから報告させて頂きます。同志社大学における在外研究制度を利用して1年間の予定でミラノ工科大学に来ています。水泳部の活動には直接関われませんが、同志社職員として採用されたOBの西能コーチを副部長として代行をお願いしています。皆さんのご協力をお願いします。また、偶然にも2019年夏季ユニバーシアードはイタリア南部のナポリで開催されます。同志社水泳部の学生が2019年夏季ユニバーシアードに出場できることを願っていますし、一人でも出場できれば是非ナポリまで行きたいと思っています。
昨今の大学スポーツを取り巻く環境は日々変化しています。米国のNCC的な大学横断的かつ競技横断的統括組織を作るためのプロジェクトが平成28年4月に発足し、その後議論が重ねられ、今年の3月31日に日本版NCAAとして大学スポーツ協会(UNIVAS)が設立されました。一方、ここに書かれている設立理念の大学スポーツによる「卓越性を有する人材」を育成するとは、知・徳・体(生きる力)を備えた身体面・精神面と学業面で優れた人材を育成することとあり、これは何をか言わん、同志社スポーツが長年唱えてきた理念であります。同志社大学を初め複数の有力大学が未だ参加登録を行っていませんが、大学スポーツは人間教育であるという初心に戻って取組むことが重要であります。昨年度もこの飛沫で書かせて頂きましたが、同志社大学は既に上記の理念を実践しており、スポーツに長けているだけではなく、同時に勉学にも優れ社会に貢献できる人材育成をしています。具体的には、部員の成績評価結果の確認も監督・部長の仕事になっており、特にスポーツで評価され推薦で入学した学生の成績に問題がある場合には、部長が直接個別に面談することになっています。先日のOB・OG総会に集まった新入生達は、このような状況を先輩からの情報でよく理解しているようで、文武両道に長けた学生に成長してくれることは間違いないものと信じて疑いません。
昨年度より始まっている「All Doshisha募金」の効果もあり、京田辺の運動施設の再構築の検討は、少しずつではありますが前に進んでいるように見えます。先日も、大学広報に今後のこれらの取組みに関する答申が示され、いの一番に水泳部の関係する施設の再構築が記載されておりました。多額の費用が必要となる事業ですので一朝一夕にはいきませんが、昨年も書いたように創部100周年までには新しい施設で迎えたいものです。今後もOB・OG各位をはじめ皆様方のご協力を宜しくお願い致します。
最後に、今季も競技はスタートしております。今年は選手達の活躍を直接見ることは出来ませんが、間近に迫った2020年東京オリンピックに向け、選手それぞれが自己ベストを更新して満足な1年を過ごして欲しいと思います。今後もご声援宜しくお願いします。

同志社大学体育会水泳部
部長 田中 達也

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