手締めの前にあいさつする西川主将のあいさつを聞く日本ハムナイン
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日本ハムは25日、1軍名護キャンプを打ち上げた。最終日はタピックスタジアム名護で軽めの練習を実施。午前11時前に栗山英樹監督(58)ら首脳陣、1軍キャンプメンバーがマウンド付近に輪を作ると、主将の西川遥輝外野手(27)が「みんなでよりよい未来をつくるため、今を大事にしていきたいです」というあいさつ。全員で一本締めを行って、25日間の全日程を終了した。
新装されたタピックスタジアム名護で行ったオープン戦は22日の巨人戦から3連敗に終わったものの、栗山監督は「全体的に(チームが)前に進んだと思う。いい形で終われた」と総括。今年は小笠原ヘッド兼打撃コーチを中心に練習量が増えただけに、「やってきたことが(結果として)証明されることを信じています」と期待をかけた。
キャンプ地の名護を後にしたチームは29日のオリックス戦からのオープン戦4試合を本拠地の札幌ドームで戦う。地元・北海道では新型コロナウイルスの感染者が日に日に増えているが、このニュースに心を痛めている栗山監督は「北海道に少しでも元気や勇気を与えられるように、われわれは頑張ります」と今後の奮闘を誓っていた。
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