けものフレンズ
〜 コンセプトデザイン・角川書店
〜 スポンサー・テレビ朝日
〜 監督・たつき
〜 総監督・吉崎観音
『けものフレンズ(英:Happy tree friends、中:美少女動物園)』とは、「予算を拓勢に使った緻密な作画と洞察に富む考え抜かれた脚本、そして人気声優の萌キャラを多数起用したアニメこそが成功する」という従来の常識を完膚なきまでに破壊した低予算CGアニメ。
目次
概要編集
『けものフレンズ』の企画自体は『ケロロ軍曹』で有名な吉崎観音がコンセプトデザインを担当し、2015年にネクソンの運営によってスマホゲーとして開始したが、たった一年で完全無料化ののちサービス終了となり大爆死を遂げた。しかし、このとき企画自体はすでにアニメ化まで大風呂敷を広げてしまっていた。製作を担当したのは低予算CGアニメで知られるヤオヨロズで、監督のたつきは低予算でたった10人ほどのスタッフを率い、500日ほどの軟禁状態で3Dアニメを作らされていた。
原作となるはずのスマホアプリはアニメ放送前にサービス終了、コミカライズも打ち切りといった具合ですっかりオワコンと化していた。しかも内容は予算の低さや人手の不足が露呈しており、フリー素材で作ったかのような3Dキャラ、バスのタイヤすら回らないオープニング映像、突然画面が暗くなって謎のモーションブラーが発生する本編などガバガバ演出が多発。それに加えメインキャラクターの声優が総入れ替えでほぼど素人になってしまう。残ってたアプリのファンすら敵に回しており、放送された第1話は拷問とまで酷評されて多くの「一話切り」視聴者を生み出してしまった。
しかし、3Dモデル特有の拙い動きが逆に(現代のモナ・リザ)と評判を集め始めたほか、飼育員に動物の解説させる謎の解説パートが入り話題となった。さらに、当初の雰囲気とは裏腹に物語は緻密に練られた核心を明らかにしつつシリアスな方向へと進んでいきその不穏な展開と衝撃的なラストを迎える、と勝手に想像した視聴者たちは口々にその結末を考察し始めた。アルパカが唾を吐く頃にはすでに視聴者は没入しきってしまっていた。ニコ生でのアンケートは当初50%以下だった「とてもよかった」評価が常に90%以上を維持するようになり、終盤になるとアクセス殺到で不具合が多発。それまで散々な評価を下していた評論家岡田斗司夫もそれまでの主張を180度変え一斉に評価するようになっていた。
しかし制作委員会はこのブームを誰も予想しておらず、桶が売れたり、アニメ雑誌「コンプティーク」が急ごしらえでお面(ページ両面印刷で顔を印刷しただけ、切り取ると片方しか使えない)を付録にするので精いっぱいだったが、それすらファンには有り難がられる始末だった。一方で動物園も大繁盛し、登場人物の元となった動物の檻の前には大きなお友達が一眼レフレンズのカメラを持って殺到。バカッター民がサーバルのコスプレをしてサーバルキャットに近付きストレスを与えるなど良くない出来事もあったがとにかく経済効果は確かに大きかった。
ストーリー編集
〜 けものフレンズ について、監督・たつき
人間のフレンズのかばんは記憶喪失でサバンナを歩いてると、頭の弱そうな女の子・サーバルと出会う。ここは「ジャパリパーク」という動物が擬人化したフレンズという萌キャラとして暮す世界だという。しかし、かばんは自分が何のフレンズかわからないので図書館に行く事になった。
やがて、かばんは ハシビロコウ 図書館の博士にヒトだと言われるが、ほかの人類はすでに絶滅したという冷酷な現実を突きつけられる。かばんはジャパリパークの外にいるかもしれない人類を探しに船で海に出ようとするが、天敵のセルリアンが出現し、船ごと海に沈める作戦を考えるが、失敗して、セルリアンに潰されてしまう。
視聴者はもはや楽な姿勢で見ていられなかった。
登場人物(フレンズ)編集
- かばん
- 正体は毛ヒトのフレンズ。しかし終盤になってもなかなか正体が明らかにならず、物語はシリアスな方向へ進む中で疑心暗鬼となった豆腐メンタルの視聴者たちは「かばんちゃんの正体はセルリアン」などという妄言を連ねた。その正体は最終回までわからないが、なんと先に発売された公式ガイドブックで暴露されてしまい、ネット上のけものフレンズ関連のコミュニティは阿鼻叫喚の地獄と化した。
- 常識人だがケモナー属性を持っており、話題そっちのけで他のフレンズに見惚れる様はシュールである。
- サーバル
- サーバルキャットのサーバルだよ!それ以上でも以下でもないよ!アプリやPVの絵と似てないアホ顔を視聴者に晒して「本来のイメージと違う」「クッソブサイク」などと罵られ、さらにド新人声優が起用されているため「棒読み」「下手」「聞いてて疲れる」などといった批判が殺到。最初のシーンでは間の抜けた声を上げながら、なぜかサバンナの大地の上をツルツルと滑りながら方向転換するという謎めいた動きを見せて初っ端からアプリ勢を絶望させ、新規視聴者を困惑させた。
- 結果として第1話のサーバルが多数の「1話切り」視聴者の要因となったが、その後アニメの話題性が伸びていくと再評価を受ける結果となり、今では「このサーバルではなければヒットはあり得なかった」「現代のモナ・リザ」などと手のひら返しが言われている。
- 性格は少し頭が弱い節があるものの快活、天真爛漫で純粋。他人の意見を否定しない。この性格から聖獣、全肯定のフレンズ等と呼ばれ、初対面のかばんちゃんを褒めて認めて成長させていくスタイルは深夜アニメを見ている多くの社畜視聴者の心を打った。
- また、すしざんまいのモノマネが得意。一匹120〜200万円前後。
- 実はけものフレンズの公式な主人公。
- ラッキービースト(ボス)
- ジャパリパークのジャパリガイドロボット。対処しきれない状況に陥るとジャパリエラーを引き起こす。かなり丈夫に作られているのか、ジャパリ吹雪で凍ったり、ジャパリ温泉にぶち込まれたり、ジャパリ火事にさらされたり、ジャパリ海水でも壊れなかった。動力は空中に漂うジャパリスキー粒子を利用したジャパリハブ・リアクター原子融合炉。ジャパリパーク内の様々な乗り物を操る事ができる。ロボット三原則でフレンズに干渉することが許されないことを第12話で明かすが、故にヒトのフレンズであるかばんの命の危険にさらす行動を取ってしまう。序盤でサーバルをひき殺し視聴者のヘイトを集めていたが、最終回で自分の体と引き換えにセルリアンと共に自爆するという男気を見せて一気に逆転、人気キャラへ。
- フェネック
- アライさんと一緒にいるだけで特に目立ったことはしないが、ねっとりとした目つきが視聴者のチンポを徐々に動かした。また、実は視聴者の知らないところでジャニオタと抗争しており、Sexy Zoneをツイッターのトレンド1位に入れようとするジャニオタの動きに一切動じることなくトレンド1位を守り続けた。
- レズ疑惑がある。たしかに、アニメではアライさんにセクハラしているシーンが見られた。
- そばが好き。一匹100万円前後。
- アライさん
- アライグマのフレンズ。しかし、作中で持ち物を洗っている描写が一切ないのでアライグマではなく広島東洋カープの背番号25番・新井貴浩のフレンズである(日刊スポーツのお気に入りネタ[1])。かばんのことを「帽子泥棒」「カープの危機」と呼んでストーカー、終盤でやっと追いついて帽子を分捕るが、かばんが帽子泥棒ではないと解ると潔く謝罪し、以後は協力。謝ったり仲直りしたりできない一部の関係者は見習って欲しいのだ。
- うどんが好き。保健所3000円。
- PPP(Penguins Performance Project)
- ブシロードが集金用の要素として無理やりねじ込んだとされる5人構成の声優バーターアイドルグループ。毎回エンディング後に次回予告と称してダテコー監督作品の名残のようなアドリブトークパートを担当する。第8話で本編にも登場するがその回は周辺の回よりも評価が明らかに低く、たつき監督すら「よく覚えていない」と擁護を諦めるほどだったが、後にベンギンの動きを再現したライブシーンやベンギン達の健気な姿が褒められて、現在では箸休めという形で再評価されてる。
- (ウィー)ジャガー
- 顔がでかくて、首が太くて、足が短くて、ちょっとずんぐりむっくりな感じがする、頑丈な体をしているフレンズ。
女の子やぞ。三途の川の向こうにフレンズを渡らせる職業を務めている。特技はごはん!のポーズ。メインキャラクターではないが、ニコニコ動画上では、彼女の言動を元にした動画が多数制作せれている。←ここすき - しんざきおにいさん
- 多摩動物公園にいる飼育員の一般人。第1話でサーバルキャットを解説するが、尺の都合で解説をブツブツにカットされたため突然「ジャンプ力ぅ…ですかねぇ…!」などと力説しだす様子が個性的だと言われ大人気に。主にサーバルキャット等のネコ科を担当、度々飛び込んでくるペアリング成功のニュースにより「ネコ科絶対孕ますマン」とかいうとんでもないあだ名がついた。なお一応アプリ勢(古参)なのでアニメ新規参入ファンは頭が上がらない。
- サバンナシマウマ
- このアニメの低予算ぶりを最も顕著に示した脇役。予算の都合で簡略化された挙句、人ではなくナメクジのような姿に変えられている。
- セルリアン
- フレンズを襲う敵。食べられたものは元の姿に戻る。ニコニコでは色々いじられており、時々バボちゃんに変形させられたり、タモリの顔を描かれたりされているかわいそうな存在。その見た目からジュラル星人ではないかという説がある。また、歩くブルトンとも言われている。
- 水が苦手なので、残念ながら一緒に海水浴は出来ないのが残念。
- みゆはん
- 主にエンディングテーマとCM中のフリップ芸で出てくるフレンズ。CVは4話の「さばくちほー」で登場したスナネコが担当している。あのユルい感じのスナネコがみゆはんの声を出してるなんてすごーいとファンの間で話題になった。
- ダテコー
- 前日譚であるけものフレンズZEROにするメインキャラクター。元ヤオヨロズ所属、きょうせいギプスのフレンズ。たつきの隠れた才能に気付いており、わざとストレスを与えケンカ別れして彼の元を去ることで覚醒させた。本作大ヒットの影の功労者だが、引き換えに自身の才能を失ってしまう…。
元から無かったとか言うな - タモリ
- 本編には登場しないが、MステでPPPとコラボを果たしたイグアナのフレンズである。
- 古舘おじさん
- ねつぞうと しったかぶりが とくいな イヌコウモリの フレンズ。もうそうで サーバルちゃんに わるくちを いっちゃったけど ちゃんと ごめんなさいが できなかったから ちはらフレンズに たすけて もらって だれかさんとはちがい ごめんなさいが できた。
- ほしのおにいさん
- OPを一日60回聴いているフレンズ。最終話に感動したり、どん兵衛コラボで間接的に共演した。
- ヒライさん
- 歌が得意なホモ・サピエンスのフレンズ。なっ何をするのだ、やめるのだ〜!!
けもフレ事件編集
9.25けもフレ騒動とも呼ばれる。低予算クソコンテンツの低予算クソCGアニメが金塊に化けたら絶対何か事件が起こるよねという予感通り、ある日事件は起こった。
たつき監督が趣味にしている自主制作アニメのノリで、けものフレンズの同人アニメ『12.1話「ばすてき」』を制作。gifアニメ程度の作品かと思って許可を出した版権元のKADOKAWAは、金を取れるレベルの出来だったので大激怒。結局折り合いが付かず、KADOKAWAは経営的判断からたつきを降板させる事に。たつきはツイッターで理由は明らかにせず、ただKADOKAWAに降板させられた事だけを発表。それを聞いた冷奴のフレンズたちは様々な陰謀説を提唱。暴れたいだけのフレンズたちは事件とはほぼ無関係なスポンサーや動物園、消費者庁、果てには文化庁や日本政府にまで電デコしたり署名活動を始める。
さらにデイリースポーツやニコニコ動画が火に油を注ぎ、なぜか謝罪させられる声優、便乗する同人作家、巻き込まれる各スポンサー企業など、全世界を巻き込んだ、自分の糞を投るサル山のサルのようなドッタンバッタンの大騒ぎになった。それは次回作でも続いており、たつきのツイッター発言すら敏感になっている。そして、電通絡みとなったので炎上商法化し『けものエネミーズ』となったのである。もはや、「けだもの」しか存在出来なくなってしまった。
けものフレンズR編集
概要編集
けものフレンズの正統な続編。 けものフレンズの特徴である「優しい世界」「楽しさ」「端的にまとまったストーリー」を全て引き継いでいる。
登場人物編集
- ともえちゃん - 主人公。正体は現時点では名言されていないが、恐らくヒトの女の子。
- お転婆だけど思いやりがある性格で、お礼や挨拶を怠らない。パートナーのイエイヌちゃんとともに旅に出る。
- イエイヌ - イヌのフレンズ。
- ともえちゃん大好き。ある意味ともえちゃんよりもしっかりしていて、献身的で頼れるパートナーだが…
- 褒められると嬉ションする、ともえちゃんと再会すると嬉ションする、
- 果てはともえちゃん以外のヒトに会っても嬉ションすると少し膀胱が緩いのが弱点。
- ゴマちゃん - オオミチバシリ(カッコウ科)のフレンズ。
- 「ずるいぞ!」の一言で視聴者の心をつかんだ、本作の立役者。
- 脊髄反射でしゃべる。「口から先に生まれてきた」とは彼女のことだろう。
- アムトラ(アムールトラ) - トラのフレンズ。
- ともえちゃんやイエイヌよりも頭一つ背が高い。大きな体をコンプレックスにしている。
- 過去に何かあったようだが…
- かばんちゃん、サーバル - 前作主人公。見た目等は変わっていないが…?
脚注編集
関連項目編集
- 吉崎観音
- ケロロ軍曹
- ジャパリパーク
- UnBooks:左右両極端な論客に書かせた「けものフレンズ」感想文 - 推奨されない視聴方法
外部リンク編集
あなた「けものフレンズ」の書きかけ記事を編集するがあんまりすきじゃないけものなんだね。へーきへーき、フレンズによって得意なこと違うから。 …ってあれー!?誰も来ないよー!? (Portal:スタブ) |