内閣支持率8.4ポイント↓ 30%台は約2年ぶり FNN世論調査

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FNNがこの週末行った世論調査で、安倍内閣の支持率は36.2%と、1月より8ポイント以上急落した。

新型コロナウイルスへの政府の対応は、評価が拮抗(きっこう)する一方、政府の情報提供には、7割近くが十分ではないと答えた。

調査は2月22日と23日、全国18歳以上の有権者1,040人に電話調査(RDD 固定+携帯)で行った。

安倍内閣を「支持する」と答えた人は、1月から8.4ポイント減って、36.2%だった。

「支持しない」人は、7.8ポイント増えて、46.7%だった。

支持率が30%台まで落ちるのは、森友学園や加計学園の問題で厳しい追及を受けていた2年前の2018年5月以来。

新型コロナウイルスに不安を感じているかを尋ねたところ、「大いに感じる(41.3%)」と「ある程度感じる(43.7%)」をあわせて、85%の人が「不安を感じている」と答えた。

この問題で、一部の外国人の入国拒否や、クルーズ船の停留や検疫などの政府の対応を評価するかを尋ねたところ、「評価する(46.3%)」と「評価しない(45.3%)」が、共に40%台半ばで拮抗している。

政府の情報提供は十分で的確だと思うかを聞いたところ、「思う」は23.9%、「思わない」は68.6%にのぼった。

「37.5度以上の発熱が4日以上続く」など、政府が公表した「受診の目安」については、「知っている」と答えた人は59%、「知らない」と答えた人は39%だった。

政党別の支持率は、自民党が31%、立憲民主党が8%などとなっており、「支持する政党はない」と答えた人が最も多く、およそ42%だった。

(自民党31.5%、立憲民主党8.6%、公明党4.3%、日本維新の会3.8%、共産党2.5%、れいわ新選組1.8%、社民党1.1%、国民民主党1.0%、NHKから国民を守る党0.7%、支持政党なし41.9%)

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