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【競馬・ボート・競輪】

絶好調の木村厩舎のエース・ステルヴィオが高松宮記念出走視野に阪急杯で戦列復帰…マイルからスプリント路線にも活路

2020年2月24日 14時51分

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 ついに厩舎の絶対エースが戦列復帰。今月重賞2勝と追い風に乗る木村厩舎が、阪急杯にステルヴィオを送り出す。厩舎にとって2018年のマイルCSを制し、初のG1タイトルをもたらした功労馬に木村師が熱い思いを持つのも当然だ。

 1週前追い切りは19日、美浦Wで3頭併せで行われて、道中は少しエキサイトするシーンを見せたが、折り合いを欠くまでには至らず、6F83秒8―39秒1ー12秒8をマーク。併せたオーソリティ(3歳オープン)に1馬身遅れたが、力強いフットワークは健在だった。木村師は「1週前だからしっかりやりたかった。先週の追い切りでは先行して、ある程度はできていたので。前半から終始、力んでいて、最後の反応が良くなかったので、当該週で修正をしていく」とレースへ向け、しっかり仕上げる考えを示した。

 

 今回は昨年の安田記念8着以来の実戦。昨秋スプリンターズSに出走予定も目の外傷で回避した。今回の復帰に向けて「喉の問題もあって、それが実戦でどれだけマイナスになるか」と慎重だが「食欲があって毛づやも良くて、馬の状態はいい」と状態に関しては問題ない。

 今後を占う意味でも重要な一戦だ。1600メートル未満のレースは今回が初めてとなるが「いきなり1200メートルはきついけど、1400メートルならネガティブにならなくてもいい。今回はG1を使う価値がある走りを見せてくれればね」と高松宮記念を視野に入れ、期待は大。マイルだけでなく、スプリント路線でも通用するようなら活躍の場も広がるだけに、今後を占う一戦となる。

 

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