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【ドラニュース】絶好調の横浜新加入オースティン封じへ…中日に“切り札パウエルコーチ”あり 昨季メジャーで彼に打撃指導2020年2月24日 紙面から
◇龍の背に乗って <キャンプ編>実戦に入って10打数8安打。開幕投手の大野雄が左中間を割られ、2打席目は「反応を確かめようとした」内角スライダーを再び引っ張られた。与田監督も「要警戒なのは間違いない」と話したオースティンを、ラミレス監督は2番で起用しようとしている。 「1番の神里の足が速いので、塁に出れば(盗塁を警戒して)ストレートが多くなるから効果的だと思う。2番の資質はある」。昨季の巨人が坂本を配し、今季の中日も高橋を置こうとしている。データ重視のラミレス監督は当然、2番でつなごうとなど考えておらず、昨季は筒香(35試合)、宮崎(32)、ソト(25)の順で2番に置いた。 「筒香が抜けた感じがしないでしょ? 2番から5番までしっかり固まっていくと思います」とDeNA担当の前田スコアラー。3番に昨季2冠王のソト、若き4番・佐野、好打者の宮崎と続く。外国人枠の兼ね合いによっては、堅守で実績抜群のロペスを外すプランだという。 さて、オースティンをどう抑えるか。前田スコアラーは「うちには切り札がいます。しっかりと話していくつもりです」と笑った。切り札の名はオースティンのキャリアを調べればすぐわかる。昨季は開幕直後から8月までジャイアンツでプレー。そこで打撃コーチ補佐を務めていたのがパウエル巡回打撃コーチだ。 「彼はすごくいい打者だし、力強いスイングをする。メジャーではなかなか数字を残せなかったから『日本に行くことも考えた方がいいよ』とは言ったんだ。実際、うまくプレーできると思っていたしね。でも、今はチームメートじゃなく敵同士だから、アドバイスをするつもりはない。何か(チームのために)話せることがあればそうするよ」 オースティンの長所も短所も知っている。打撃指導が本職のパウエルコーチだが、投手のサポートもしてくれそうだ。 (渋谷真) PR情報
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