昨日のHatenaで気になった注目記事について。
昨日のHatena
中国に関わる件で親中企業・Hatenaがトップに掲げる記事は、100%中共が得をして日本人や香港人(ウイグル人、台湾人)の命が脅かされるよう誘導する内容ばかり。
今回の新型コロナウイルスの件でも注意して見ていたが、Hatenaがここにピックアップするのは
「マスク不要! マスクして外出すると感染率上がるから、日本人はマスクをしないで外出すべき」
「新型コロナの感染率はとても低い! 満員電車でも感染しないから安心して通勤しろ」
といった、明らかに日本人の感染率を上げるよう誘導しているらしきブログ主のものだった。
テレビメディアでもこのような楽観論者による感染誘導の布教活動が目立った。
(なかでも最も敬虔に感染誘導の布教に励んでらっしゃったのは、左翼メディアがヒーローに祭り上げた岩田健太郎医師だった)
この楽観教の教祖たちが、「医師」や「感染病対策専門家」などの肩書を持っていることに驚く。おそらくどこか左巻きの団体に所属しているか、お隣の国家から金を受け取っているのだろうと想像するが。
昨日のHatenaトップに掲げられた記事のうち注目すべきは赤線を引いた記事。
これはちょっと酷いと思ったのでリンクして言及する。
「新型コロナの検査はリスクしかない」と言って、患者が検査を受けないように布教する医師
上の記事を書かれている先生(名取宏医師)は、ご自分の家族が肺炎にかかっても新型コロナウイルスの検査をさせないと仰る。
何故なら、「自分は利己的な人間だから」。
つまり「家族を死なせたくないから検査はしない。検査は家族を死へ追いやるほど有害だ」と言わんばかりのニュアンスだ。
この分野の方は、暗に仰っていることを意訳して差し上げると「私はそんなことを言っていない!」と反論しがちなので、正確に引用しておく。
新型コロナの検査は肺炎が治る確率を上げませんし、むしろわずかですがマイナスの影響がある可能性があります。
「わずかですがマイナス」とのことで表現は和らげているが、自分の家族だったら検査させないとは相当な危険性を含むイメージ。
検査すると死ぬ確率が上がるということだろうか?
私はこの記事をここまで読んで一瞬、検査に恐怖を覚えた。医師が検査にリスクがあると言うなら、受けないほうが良いのではと思いかけた。
だが、注意深く読むと「リスクがある」とする根拠に疑問が湧いてくる。
リスクの根拠1 治療方針に影響が無い
新型コロナウイルス感染症に特異的な治療法は存在しません。新型コロナが陽性であろうとなかろうと、治療方針に大した影響はありません。新型コロナの検査は肺炎が治る確率を上げません。
治療方針にたいした影響はない?? 嘘でしょう。
素人考えながら、おおいに影響があると思うがね。新型コロナならアビガンやHIV治療薬の投与の道が開けるのでは。
アビガンなどはまだ治験の段階だから一般病院で使えないのだとしても、少なくともウイルス性肺炎か・細菌性肺炎かで対処は全く違うと思うのだが……。
リスクの根拠2 効くかどうかわからない薬を使わざるを得なくなる
(注記)「検査陽性なら治験中の薬を使える」というご指摘が予想できますが、主治医が新型コロナの検査は必要ないと判断するぐらいの病状では、効くかどうかわからない薬を使うリスクのほうが高いでしょう
ん、待て。
この記事では、患者(家族)は既に肺炎で入院中という設定だった。
おそらくその段階で、普通の病院ならインフルエンザやマイコプラズマ等の検査をして陰性の結果が出ているはず。しかも細菌性肺炎の可能性も低いと判断されていると考えられる。
にも拘わらず新型コロナの検査が必要ないと判断する医師は何をお考えなのか。
1・2を併せて想像するに。
まさかこの方が外来診察をされている病院では、肺炎患者は検査せず放置が基本なのだろうか?
肺炎で入院しても検査さえしてもらえない。当然ながら細菌性肺炎であっても抗生物質は投与されないのだろう。
だとすればベッドの上で苦しみながら、運良く自然治癒するのを待つか、そうでなければ死ぬしかない。恐ろしい。まるで共産国のよう。
リスクの根拠3 必要な人に検査できなくなる
個々人の希望通りに検査をしていたら必要な人に検査できなくなるという社会的な面もあります
何度も書くが。
そもそも、この記事では「肺炎で入院している患者」が想定されている。そのような重症患者は既に「検査が必要な人」ではないのか。
肺炎で入院している患者まで「検査不要」と言われるなら、いったいどこまで重症になれば検査してもらえるのか?
あ、そうか。
死ぬ直前にならなければ検査してもらえないのだったっけ、日本の場合。そして結果が出るのは死後だ。
せめて葬儀の前には検査結果が出てもらいたいものだな、参列者全員が感染してしまうから。
リスクの根拠4 スタッフが治療の手を抜くようになる
検査をすることが決まれば…主治医やスタッフの業務量をわずかではありますが増やします。検査の結果次第で治療方針が変わり、よって肺炎が治る確率が増すのであれば問題はありませんが、そうではないのです。主治医には万全の状態で家族の治療にあたってもらいたいのです。
「肺炎患者には治療の手立てが無い」と言いながら、「万全の状態で家族の治療にあたってもらいたい」とは意味不明。矛盾している。
ウイルス性肺炎か細菌性肺炎かの検査もせず、薬も出さない。
それなのに病院のベッドで寝ている必要がどこにあるのか? 何もしない医師へ診療代や入院費を献上して。
結果、「家で寝てろ」「焼かれるのを待て」というアドバイスであるらしい。
武漢住民を殺戮している共産党みたいだな。
リスクの根拠5 肺炎で入院中でも、コロナ陰性だと分かった瞬間に出歩いて感染拡大させる
「他人に感染させないためにも検査をしたほうがいい」という意見もあるでしょう。ただ、この場合、家族はすでに肺炎なのです。原因となる病原体が新型コロナウイルスであろうとなかろうと、感染対策は必要です。それとも検査で新型コロナウイルスが陰性だったら感染対策の手を抜くのでしょうか。検査には偽陰性がつきものです。検査で陰性だったから大丈夫、と安心して感染対策をおそろかにしないようにしましょう。
偽陰性があり得るということが「検査は有害」という話の最大の根拠?
リスク証明として薄いのではないかと素人でも思うが、医学の論拠とはこんなものかな。
健康な人が安心するためだけに新型コロナ検査を受けるのは確かに無駄だし、偽陰性でマスクせずに出歩いて他人に感染させるリスクも高まるはず。だから全く症状がなく、患者と濃厚接触も無い人が検査すべきだとは私も思わない。
しかしここでは、入院が必要なほど重症な肺炎患者が想定されているのでしょう?(しつこいが)
ベッドから起き上がることも出来なくなっている肺炎患者が、検査で偽陰性が出たからといって、どうやって市中へ出かけて感染を広げるのだろうか。笑
え、何、検査で陰性が出ると重症肺炎の人でも一瞬で立って歩けるようになるの?
だとすれば検査こそ万能薬じゃないか(笑)! ぜひやってもらいたい。
※そんなことは無いので信じないでください
以上終わり。
岩田医師もそうだったが、おかしな説を吹聴している医師たちは最初から最後まで矛盾だらけで突っ込み切れない。
まるで誰かに与えられた稚拙な台本を読まされているロボットのようだと感じる。
最近このような、日本人を感染させたがっているとしか思えない医師の言説が目立つようになった。Hatenaを含む左翼メディアで。
これでは「COVID-19は生物兵器。中共によるバイオテロだ」という疑いを強固にする一般人が増えるだけ。
もはやバイオテロが自明のことになりつつある。左翼陣営は、これほど分かりやすく手の内を明かして良いのだろうか。
肺炎の原因が分かっても無意味かどうか
参考までに。
「肺炎の治療法は無い」
「病原がわかったところで肺炎治療は何も変わらない」
と仰る名取医師の話が真実かどうか、調べてみた。
一言で肺炎といっても、原因となる病原微生物が違っていれば、治療法が異なります。また、どこで、どのような原因で肺炎に感染・発症したのかという、発症の仕組みによっては、予後が大きく変わることがあります。
だそうです。笑
もし肺炎症状が出たら、私と私の家族は、最低限の検査・投薬をしてくれる病院へ行くつもりだ。
機会があったとしても上の医師がいる病院へは絶対に行かないことにする。