「学校パン給食推進協議会」設立、週2回のパン給食目指す「子供達により美味しいパンを」
https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2018/10/2018-1022-1004-14.html
学校パン給食推進協議会はパン給食増やすべきという主張らしいが、何度読んでも根拠が分からない。
とあるサイトで紹介されていた記事なのだが。私は素人なんだが専門家が読めばちゃんと根拠が分かるのか?
パン食が激減すると業者がやっていけないという話らしいが、業者の経営上の問題としていえばそれは米食が減った時にも同じような事が起こるし、
和食推進はそもそも食育(教育)でやっている事だからパンが国民食として根付いているかとか関係ないし、
パンが国民食として根付いている、なじみ深い食品であるのならば学校給食でパンを増やす意味はそもそも無くなるだろうしというか逆だろと、
栄養が偏っているわけでは無いのに米中心なのがバランスに欠いているというのも分からんし(バランスについて農林水産省のサイトを見たけど栄養バランスの話じゃないの? https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/。それに別にあらゆる主食を食べる必要は無いと思うし)、
発言に出ている『穀類については、精白米、食パン、コッペパン、うどん、中華麺など』という文章は実際には存在しないっぽいって話だし、
そもそも政府の食育は和食推進だからコッペパンや中華麺もきちんと食べましょうなんて記述されている可能性は低いだろう、、
パンが災害時にも役に立つからという話ならばそれは保存食の問題で学校給食は関係ないと思うし、というか災害時の備えの食事を平時から食べておくべきだろう、
函館会場の人口3割の件は数字のマジック。どこの市から来たかを振り分けして統データ出すべき
バランス言うならば、中華料理や台湾料理やベトナム料理も学校に取り入れるべきか?それともいらないだろうか?仮に人気度だけで測り、「パンは国民食だから増やすべき。ベトナム料理は普及していないからいらない」ということならばパン食を学校給食で増やす必要は、逆になくなるな。
記事の他に、子どもの好き嫌いをなくすためにパン食が必要みたいに言う人もネットではいたけど、日本人のパンへの支出が増えている以上は好き嫌いは関係が無いと思うし、考え方を変えれば「日本人は和食離れしているのだから好き嫌いを無くすためにも学校給食位は和食中心にすべき」って事になりかねない。そもそも世の中のあらゆる食べ物に親しむ必要はなくって、和食に親しんでいればいいだろうしあとは家庭でやったら良い事だと思う。
まあ、和食はユネスコの無形文化遺産に登録されたからというのもあるんだろうな。
西川隆雄会長の挨拶は経済的な事情から触れられているけど、実際に記事に書かれている通りこの順番の挨拶だったとしたら、
食育的な意味は2番目で結局は経営上の問題で言っているというのが大きい気がする。
いや、記事でカットされているだけで実際には「政府は食育を推進している。これ自体については我々も異論は無いし賛成している」と言っていたら別なんだけど。
しかし記事を読む限りでは教育現場で金稼ぎが出来なくなることを問題にしているだけで、会社が請け負う他の仕事(他の売り物?)があればこのような問題は実は起きていなかったのではないだろうか?
ほかに食料自給率の件にも触れられているが、今は国内の小麦で美味しいパンができるし、米粉パンという方法もあり、解決策はあるとの事だが、ならば解決してから、パン食を主張すべきでは?
パン食推進側の活動はこちらでも読めるけど会員向けなので私は読めなかった。
https://news.nissyoku.co.jp/news/aoyagi20180130125123593
https://news.nissyoku.co.jp/news/aoyagi20170131114014046