【油を売る】の意味と使い方の例文(慣用句)

【慣用句】
油を売る

【読み方】
あぶらをうる

【意味】
むだ話をして、仕事を怠ける。

【語源】
江戸時代、髪の油を売る商人が、婦女を相手に長々と世間話をしながら、油を売っていたところから転じた。

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「油を売る」の使い方

健太
ともこちゃんは、ピアノのレッスンをずる休みしたことあるの?
ともこ
それは、ないわね。自分のためにならないでしょう。健太君はどうなの?
健太
僕ね、学校の帰りに、道草して、空手の練習にわざと遅れたことがあるんだ。お母さんに、「どこで油を売ってたのさ」と叱られちゃったけど。どうも、その日は、体が重たくて、少し、ずるしたかったけど、車で送り迎えしてくれているお母さんには、心配かけたと思っているよ。
ともこ
そうよね。お母さんは、健太君のために、忙しい中、車を出してくれているんだから。それは健太君、悪いわよ。

「油を売る」の例文

  1. 僕が油を売っているうちに、もうお昼になってしまった。
  2. 僕は、昼からの仕事が立て込んでいたため、昼食に出掛けた店で油を売って過ごすこともできなかった。
  3. こんな所で、油を売っていないで、早く帰りなさい。
  4. 君は、朝から席を外して、どこで油を売っていたのか。
  5. 僕は、気晴らしに、隣りの部署へ油を売りに行った。
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