会話

女性の性被害こそ少年漫画で譲れない部分だと感じたのはあくまでも一連のやりとりからの『印象』ですよ。本人の人格を語るなら是非作品を見て語って下さい。先ほど言った通り編集とのすり合わせで描いてるので全てが本人の意思の産物ではないけど魂こめて描いた作品こそ漫画家本人そのものですから。

うーん。逆に高守さんこそ、少し冷静さを欠いてるように感じます。ご自身のマンガ家という職業と篠原先生の作品のファンという「バイアス」があるように見えます。私もオタなので好きな作家さんが非難されるのが辛いのは分かります。でもこれを容認することは「構造的差別の再生産」に加担すること。

男性が女性の置かれてる立場や被害を理解するのは難しいのも事実です。だからといって「仕方ない」を繰り返した結果が今の社会です。篠原先生はほぼ同年代です。この年代に刷り込まれたホモソの価値観はなかなか強固です。でもだからこそ意識してアップデートしないと、その価値観は無くせない。

これからの少年たちに時代遅れの価値観を刷り込まないためにも、作家さん本人のアップデートはやはり重要だと思いますよ。それはご本人のためでもある。情報過多の今は子供の方がアップデート早いですから。

ちなみに私にはあだち充先生の『タッチ』が滅茶苦茶好きで小学生の頃からどハマりしてたんですよ。ガンガンに影響受けてます。でも中学の時に女友達に「私は浅倉南が嫌い。嫌な女」と言われて凄いショックだったんですよ。でも大人になってから「あーなるほど」と理解しました。

今思うと、私はずっと達也目線で物語を読んでたから、南を好ましく思ってたんだけど、大人になってから俯瞰してみたら確かに色々アレだなぁと。でも今も大好きな作品であることは変わりません。自分の書くSSも多大な影響を受けてます。あだち先生の凄いところは、時代とともにヒロインがアップデート→

されてるところ。元々少女マンガも描く方だからこそかもしれませんが。少女マンガは当然だけど主人公の女の子が「主体」になるんですよね。もしかしたらこの視点を意識できるかどうかでも違うかもです。少年マンガの女性キャラに主体性があまりないこと自体が男性バイアスになり得る。

高守勇羽@新人男性向け漫画家

@PopontaTanetan

大人になってからあーなるほど……というのはありますね……好きなものが嫌になるかは別として。あだち先生の漫画、私は『みゆき』の時にハマってましたね。タッチの南はよくわからないけどそんなに好きではなかった…… 私に漫画家として篠原先生ファンとしてのバイアスはあるでしょうね。

高守勇羽@新人男性向け漫画家

@PopontaTanetan

でも差別の再生産に荷担してるつもりはありませんよ。篠原先生の女性キャラは受け身でもない。スケットダンスのヒメコなんて主人公より強いです。篠原先生には批判の燃え上がりついででなく落ち着いてる時DMでひっそり次はここ気をつけた方が…と言うアドバイスだけなら攻撃には見えませんでした

返信先:

さん,

さん

皆が見てる場で言うのは他の人達への問題視定義の為に必要な場合もあるとは思いますが篠原先生の話は批判すべき問題が一点に収まらず広がりすぎたような感じがします…… そう思えるのも贔屓目があるからなんでしょうかね……？

午前6:19 · 2019年11月9日Twitter for Android

返信先:

さん

これについては私も最初から全部をリアタイで追ってたわけではないので判断しかねます。私がみたのはゆいさんの苦悩のツイートとその前後、そのあと回ってきた関連ツイートです。その中には篠原先生のものもありました。色んな反応や捉え方があるのは当然ですが、少なくとも最初の引用ツイートは