3月3日タイでの世界戦を発表した田中(中)と三迫会長(右)
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ボクシングの三迫ジムが21日、東京都内で会見し前日本ミニマム級王者でWBA同級13位の田中教仁(35)=三迫=が3月3日、タイ・ナコンサワン市庁舎前野外特設リングでWBA同級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(29)=タイ=に挑戦すると発表した。19勝(10KO)7敗の田中は世界初挑戦となる。
「世界戦を決めてもらってありがとうございます。トレーナー、ジムの仲間、みんなに感謝したいです」と、この日が35歳の誕生日の田中はこう発言。WBCとIBFで3位、WBOでは5位と、他団体の方が高い世界ランクを持つがチャンスのきたWBAで世界に挑む。
王者は20戦全勝(7KO)で8度の防衛を重ね安定政権を築く強敵。しかも日本勢がタイで王座を奪ったことはなく、高いハードルになるが「ネガティブな歴史に自分が終止符を打ちたい。必ずベルトを持って帰ってくる」と、決意を示した。
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