[ワシントン 21日 ロイター] - 米国とアフガニスタンの反政府勢力タリバンは、「7日間の暴力削減」期間が終了する29日に和平合意に調印する方針。双方が21日、明らかにした。
和平合意が実現すれば、2001年に米国主導の多国籍軍がタリバン政権を崩壊させて以降続いている米軍のアフガン駐留終了につながる可能性がある。
暴力削減期間は22日午前0時に開始。タリバン指導部が出した書面では、全戦闘員に対し防衛態勢を維持するほか、アフガン政府や国際部隊が警らに当たる地域に出ないよう指示した。
またタリバンの広報担当は戦闘員や司令官に対し、和平合意を調印した後の展開については、後日通知するとした。