土曜スタジオパーク イッセー尾形 連続テレビ小説「スカーレット」特集。ゲストは絵付師・深野心仙役の…



出典:『土曜スタジオパーク イッセー尾形 連続テレビ小説「スカーレット」特集』の番組情報(EPGから引用)


土曜スタジオパーク▽ゲスト イッセー尾形[字]


連続テレビ小説「スカーレット」特集。ゲストは絵付師・深野心仙役のイッセー尾形さん。信楽を舞台に、女性陶芸家の波乱万丈な人生を描くドラマの魅力を伺います。


詳細情報

番組内容

連続テレビ小説「スカーレット」特集。ゲストは信楽焼の絵付師・深野心仙役のイッセー尾形さん。喜美子の師匠、通称フカ先生とは何者なのか?女性陶芸家の波乱万丈な人生を描くドラマの魅力を伺います。また、共演者たちのインタビューも交えながら、ドラマの舞台裏を、たっぷり語っていただきます。さらに、ご本人のライフワークである“一人芝居”をスタジオで実演していただきながら、知られざる素顔も明らかにしていきます。

出演者

【出演】イッセー尾形,【司会】近藤春菜,足立梨花,原口雅臣



『土曜スタジオパーク イッセー尾形 連続テレビ小説「スカーレット」特集』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

土曜スタジオパーク イッセー尾形 連続テレビ小説「スカーレット」特集
  1. イッセー
  2. 近藤
  3. 原口
  4. 喜美子
  5. 足立
  6. フカ先生
  7. 絵付
  8. 深野
  9. シーン
  10. 先生
  11. 一人芝居
  12. 時代
  13. 映像
  14. 戸田
  15. 火鉢
  16. 喜美
  17. 拍手
  18. 本当
  19. 番目
  20. お客さん


『土曜スタジオパーク イッセー尾形 連続テレビ小説「スカーレット」特集』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

↓NHK関連商品

(深野のくしゃみ)

原口≫「土曜スタジオパーク」。

きょうのゲストは
イッセー尾形さん。

連続テレビ小説「スカーレット」
ヒロイン・喜美子の師匠

絵付け師・フカ先生を
演じています。

深野≫たまには、こういうのん
描いて寄り道しよか?

喜美子≫寄り道?

きょうは、その謎に迫ります!

さらに共演者が舞台裏の

イッセーさんの素顔を明らかに!

戸田≫1回ぱって
見ちゃったときに…

そして
イッセー尾形さんといえば

なんといっても、一人芝居。

生放送で実演していただきます。

イッセー≫雪子と国子
2人合わせて雪国。

きょうの土スタは
ここだけの蔵出し映像あり

秘蔵映像ありの
盛りだくさんでお届けします。

深野≫びっくりした!

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

<拍手>

近藤≫きょうのゲストは

イッセー尾形さんです。
よろしくお願いします。

イッセー≫こんにちは。

近藤≫お客様がいっぱいです。

「スカーレット」みんなね
持ってくださっています。

イッセー≫ありがとうございます。

近藤≫よろしくお願いします。

「スカーレット」で喜美子の
絵付けの先生、フカ先生役を

されていますが

メールもたくさん来ています。

原口≫きのうの放送
絵付けへの思いを喜美子に語る

シーンに感動しましたという
メール、たくさん来ています。

愛知県にお住まいの方からです。
きのうの放送で

フカ先生が笑いながら
絵付けをしているシーンと

その思いがとても心にしみて

つい涙ぐんでしまいました。
質問です。今回実際に

絵付けを体験されて
いかがでしたか?

イッセー≫すごくおもしろいです。

なんて言うんですか…
こういうやつね。

原口≫ろくろですか?火鉢ですか

イッセー≫絵をつけると水が
ぱっと消えてしまうんです。

やってもやっても

消えていくんです。
うっすら残るという

不思議な絵付けでしたよ。
意味が分かりましたか?

<笑い声>

近藤≫絵を入れていて鮮やかに
色を付けていくということですか。

焼くことで色がつくんですか。

イッセー≫そうです。全部消える
となんのこっちゃ分かりません

から。
原口≫焼き上げるとあんなに

きれいな色になるんですね。
イッセー≫そういうことです。

近藤≫反響はすごいんじゃない

ですか?フカ先生の。

イッセー≫反響よりも

みんなと一緒にやれたことが

とてもうれしくて
1番さん2番さんと。

喜美子、が入ってきて
あんな体験をしたのはなかったな。

近藤≫印象的な現場なんですね。
足立≫きょうはライフワーク

である一人芝居をここで見せて
いただけるということですが

いいんですか。
イッセー≫僕はどこでも

いいんですが
見る人の心構えが大丈夫ですか?

近藤≫大丈夫です
皆さんうれしいですよ。

<拍手>
原口≫まずは

大阪から信楽に戻ってからの
喜美子の様子をご覧いただきます。

先生、VTRいっても
よろしいですか。

イッセー≫ええよ。

信楽で働きだした喜美子は
初めて見る絵が描かれた火鉢に

魅せられ、自分も絵付けを
やってみたいと思うように。

社長≫やってみたい
言うてんねんやけど、どやろな?

深野≫ええよぉ。

大好きな絵を描くことを
仕事にできると思った

喜美子でしたが…。

池ノ内≫今日から忙しゅうなるで
また折見て、遊びおいで。

絵付け師になるには

数年間、無給で修業しなければ
ならないという

厳しい現実に直面します。

喜美子≫絵付けのやり方教わって
仕事として、やらせてもらう

つもりでおりました。

深野≫そない言うたら、1番は…。
礒貝≫あっ、2番です。

深野≫2番は
3年ほどかかったで?

仕事覚えてもな、物になるまでは
何年かかるか分からん。

初めてやりたいことを見つけた
喜美子でしたが…。

喜美子≫やりたかった…。
やりたかった~!

ちや子≫どないしてん!?

喜美子≫うちもやりたいこと
見つけてん。見つけてんな?

これや思うた!思うてん!
新しい仕事や、新しい道や

これや!見つけた思うてん!

ちや子≫何?
喜美子≫絵付けや!

絵付け、やりたかった~!

そんなある日、フカ先生と

喜美子の父・常治が
偶然、居酒屋で隣どうしに…。

深野≫また、もう一人な
やりたい言う子、現れてな。

こんな、こんな。

「おはようございますぅ」
みたいな、こんなん。

力もなさそうやし
絶対、弱音吐くで?

常治≫吐くかいな…。
そんな根性なしちゃうわ!

大阪、一人で行って…
3年の間、働いて働いて!

盆も正月も帰らんで!

どんだけ一生懸命頑張ったか

そこらのな、やわなもんと
うちの娘を一緒にすな、あほ!

深野≫お宅の娘さん!?
喜美子≫お願いします!

その出来事がきっかけで
喜美子は再び、フカ先生のもとへ。

深野≫はい。

喜美子≫うちを弟子にして
頂けるんですか?

深野≫ええよ。

磯貝≫9番目ちゃいます?
喜美子≫9!?

深野≫ほな、キュウちゃん。

果たして喜美子は絵付け師として
一人前になれるのでしょうか。

足立≫ねえ、春菜さんフカ先生の
こと気になりますよね。

近藤≫たぬきじゃねえよ。

こっちこっち。

カメラさんもおかしいですよ。
寄ってしまうの。

足立≫全体的に春菜さんに

似ていて。

原口≫何を言っているんですか

2人で。

近藤≫2人でじゃないですよ。
喜美ちゃんがやっと好きなことに

打ち込めるようになったシーン
ですね。

イッセー≫考えてみたら
大事な役でしたね。

近藤≫人生を変える人ですからね。
イッセー≫喜美ちゃんを子どもの

ときから見ているから
やっと先生に会ったな

大事なシーンだなと思いました。
原口≫喜美子が働く

信楽の丸熊陶業の主な
登場人物をおさらいします。

フカ先生こと深野心仙は信楽焼の
火鉢の絵付け師で

実は日本画家としても
非常に有名な人物です。

弟子は2人います。
フカ先生が

弟子の名前をなかなか

覚えられないんです。
一番弟子を1番、二番弟子を2番

と呼んでいます。
そこにヒロインの喜美子が

弟子入りします。
フカ先生にとっては9番目の弟子

ということで、キュウちゃんと

呼ばれています。
来週から丸熊陶業に

新しいメンバーが加わります。
商品開発室のメンバーの1人

十代田八郎。
実はこのあと喜美子に

大きな影響を与えていきます。

足立≫すごいところにきましたね。

近藤≫ときめいちゃう感じなん
ですかね。

喜美子はキュウちゃんとして

9番目の弟子として入りました。
3番から8番が

辞めているということですね。
それほど絵付け師は

厳しい世界なんですかね。

イッセー≫1番さん2番さんを

見ると楽しそうに
やってるんですけれどもね。

<笑い声>
どこか厳しいのかという

感じですけれどもね。
近藤≫2番さんは

3年かかったと言っていました。
お金ももらえないし。

原口≫3番から8番が
辞めたというのは

台本上に設定はあるんですか。
イッセー≫なかったです。

きょう、お父さんと

しゃべっていたときに

4番目はなんか夜逃げしたとか

5番目は塀を越えて

すんまへんと言いながら

逃げたとかアドリブで

ちょっとやったんですけれども
ばっさりカットされました。

近藤≫見たかったな。

イッセー≫

私がよけいなことを言うと

流れが止まるんです。客観的に
見てそうだなと思います。

正しい判断だなと思います。
原口≫フカ先生が演じる

イッセーさんが演じるフカ先生

ですがどんな人物なのか
フカ先生VTRいっても

いいですか。
イッセー≫ええよ。

喜美子の師匠・フカ先生は…。

なんとも
つかみどころのない先生。

喜美子は、ついに
作業中の先生を見てはいけない

という、鉄のおきてを破って
その姿を見てしまいます。

そこには、満面の笑みで
絵付けをしている先生の姿が…。

その訳は、フカ先生が戦時中

戦争画を描かされていた
ことにありました。

深野≫人間が殺し合うんや…。
のたうち回ってな…。

まあ、戦地やから…

戦争のためいうてもな
そんなん絵にできひんわ。

せやから、もう…いつやったか
戦争終わった言われてもな

もうあかんわ。もう描けん。

そん時なこいつと出会ったんやぁ。

火鉢によ、絵が描いてある。

えっ!うわ~!思てな。

こんなとこに絵ぇ、暖取るために
絵ぇなんていらんやん?なあ?

そやけど、描いてあるんや。
どういうこっちゃ!?

あっ、そういうこっちゃ
そうか~、これが

戦争が終わったっちゅうことや。

火鉢に絵!ええよぉ!

そっからは絵付けの仕事に猛進や。

今、描いててもな、どうしても
こう…気持ちがこぼれてくるんや。

また笑いながら絵ぇ描けることが
どれだけ幸せなことか…。

この火鉢の向こうの…
この絵ぇ前にして

あったまる人のことを思うと
なんと幸せなことか…。

イッセー≫ええシーンやね。
泣けてきますね。

原口≫SNSでも

朝ドラ史上に残る名シーンだ
というツイートが

あったりしました。
イッセー≫ありがとうございます。

近藤≫ぐっときました。
イッセー≫水橋さんの本が

ぐっとくるんですね。
近藤≫3ページぐらいですか?

イッセー≫そうそう。

あれをクリアしないと

フカ先生の役はできないなと
思って。

京都弁だからアクセントを

直さないといけない。

思わぬところがくるんですよ。

海。海がそれがちょっと
アクセントが違うんです。

気持ちの感情だけではなくて

名詞のアクセントが違うんです
そこがちょっと気になりました。

そうかと思って。

その先生に付きっきりで
教えてもらって

なんとかクリアできて。

戸田さんと2人で

芝居をしているから
成立したなと思います。

黙っていてもずっと支えてくれて

フカ先生の言動を
そういうシーンだったなと

改めて思います。

近藤≫喜美ちゃんもいい顔で

うるっときながら聞いていました。
イッセーさんもフカ先生は

どういう人物だと思われますか。

イッセー≫いて邪魔にならない人。

空気を出す
俺はここにいるぞとか

そういうものを一切
出さない人というか。

でも無口なわけじゃなくて
こっちを向いたら

快活にしゃべるんだけれども
いろいろなことを

受け入れる人かな。
そんなふうに思っています。

反発するよりも受け入れる
ええよと。

近藤≫ことばづかいや言い方にも
雰囲気が出てますね。

原口≫九番弟子の
喜美子を演じている

戸田恵梨香さんにイッセーさんの
印象を聞いてきました。

戸田≫「土曜スタジオパーク」を
ご覧の皆さん、そして、フカ先生

こんにちは、戸田恵梨香です。

フカ先生がどうして
絵付け火鉢に引かれたのか

絵をどうして描くことにしたのか
フカ先生の長ぜりふのシーンが

あったんですけど、私自身も
あのお芝居をしているときに

本気で、そういうふうに思って。

心はすべて持っていかれましたね。
印象的でした。

まだ放送されていない8週で
食堂のシーンがあったんですけど。

番頭≫川原さん、すごいですわ。

今、川原さんがデザインした
絵付けの火鉢ができたら

欲しいゆう注文が入りました。
続々ときています。

喜美子≫ほんまですか?

深野≫そりゃすごいわ。

番頭≫時代は深野心仙から

ミッコーですわ。

ほんま新聞はすごいなあ。

ほな、ミッコー、ミッコー
ミッコーの時代が来たで!

戸田≫そのときに
イッセーさんが…

それを表情でずっとやってらして。

それが周辺視野で口だけが
動いてるのが見えるんですよ。

1回ぱって見ちゃったときに
その表情が強烈で

私、ツボにはまっちゃって
私が笑ってNG出しちゃて

本編でカットされちゃってて
そのシーン見れないんですけど…。

土スタでは、なんとカットされた
映像を独占入手。

蔵出し映像をご覧ください。

♪~

<拍手>
<笑い声>

近藤≫これは笑ってしまうな。

感じてますもんね。

でもカットされちゃった
みたいですね。

イッセー≫そうみたいですね。

今見られてよかった。

近藤≫戸田さんもイッセーさんの

お芝居に心を持っていかれたと
おっしゃっていましたね。

イッセー≫最初に京都に行って

衣装合わせで会ったんです。
戸田さんが15ぐらいの

役だったのかな。

前髪ぱっつんぱっつんで

大きな目でくりっとして

大阪で待っていますって言った
ときの

表情が
僕個人的なんですが

関心を持たれているなと

思ったんです。
それに見合う演技を

しなくちゃって。
プレッシャーと楽しみと

せめぎ合っていて
いろんなシーンを

やるんですけれど
そのうちに戸田さん自体を

笑かしてやりたいなと
喜ばせてやりたいなと

深野の使命はそれだなって
シフトしてきたんですね。

だからNGになって、本編カット

あれは何べんもやりました。
<笑い声>

近藤≫笑った時点で
やっぱりって感じですね。

イッセー≫そうそう。

でも、はっと気付いたら

スタッフが、いいかげんにしろよ
っていう表情で

だから回数を押さえて
いけたかなと思ったら

カットですよ。
<笑い声>

足立≫戸田さんとお芝居を
するのって楽しいんですね。

イッセー≫楽しい。

プラスアルファが出るんだ。
せりふがポンポンじゃなくて

その間に、もう1つこうして
やろうとか思いつくのね。

投げかけると戸田さんがまた

うんって、投げ返してくる。

あんたの番だよって。

じゃあ何かやろうって。
そういうのが随所にありました。

近藤≫ドラマで本番をやりながら
もセッションをしてるみたいな。

イッセー≫セッションセッション。

あいさつで言いました。
ドラマというよりも

出来事でしたって。

近藤≫本当にドキュメントのよう
な感覚なんですね。

だから、われわれにも
すっと入ってくるし

ぐっとくるし。

イッセー≫1番さん、2番さんも
ちゃんと支えてくれるんですよ。

原口≫その2人の証言です。

夙川≫絶滅危惧種とかを
いや違うな、トキとか言ったら…。

貴重なもん見てるような

雰囲気でしたね。

飲み屋のシーンで和気あいあいと
笑いながらやってて

前室戻ったら、マギーさんが
モニター見てらして

いいなあ~、いいなあ
イッセーさんとそうやって絡めて

っておっしゃってました。

みんなイッセーさん
好きなんですね。

演技プランは話さないんですけど
アドバイスはもらいました。

なんか、イッセーさんが
立ったまま寝るシーンがあって。

物を扱うように
すっと支えてくれって言われて

とか、そういうアドバイスは

確かにそのほうが
おもしろいかなと。

磯貝≫あっ、立ったまま寝てはる。
先生!先生

池ノ内≫先生、行きましょ。

磯貝≫先生!歩きますよ!

三谷≫無謀なチャレンジャーです。

だからもう、それこそ
スタッフさんとかが

何しゃべるか分からへんし
何するか分からへんから

僕らもそうですけど

監督から音響さん、カメラさん

照明さん全部、撮りこぼしたら
あかんもんやから

あのイッセー尾形の芸を

必死やったと思いますよ。

あの現場は全員が。

<拍手>

近藤≫本当にリアルを
撮られてるんですね。

イッセー≫支えるっていうのも
大変そうでしたね。

近藤≫1番さんも2番さんも
邪魔をしないように

でも一緒にやるっていうね。

イッセー≫トキと言われて
うれしいな。

足立≫絶滅危惧種ですからね。

イッセー≫改めて思うとみんな

いろんなことを思いながら
演技をしていたんですね。

足立≫イッセーさんと
お芝居をしたいと思うぐらい

本当に大好きなんだというのが
伝わってきました。

イッセー≫うれしいよ。

近藤≫1番さんも2番さんも

お弟子さんなんだけど
師匠との距離が近いですよね。

ドラマの現場の雰囲気もあります。
イッセー≫深野先生自体も

そんなふうな作りに
なってますからね。

決してスパルタではなくてね。
原口≫撮影しているスタジオの隣

イッセーさんが作られた

人形があるんですね。

この部屋の隣でドラマが
撮影されているんですね。

神棚みたいなところに
ありました。

近藤≫うわあ、皆さんがいて。

足立≫師匠とお弟子さん。
近藤≫温かい作品ですね。

原口≫大阪のスタジオから

借りてきました。

近藤≫みんな
そっくりじゃないですか。

イッセー≫みんなと時間を過ごし
たから

作りたくなって作ったら
顔がね、苦労せんでも

手から生まれてくるの。

足立≫何かを見ながら
描いたり作ったり

したわけではなくて。
イッセー≫記憶でね。

近藤≫にっこりした
いい顔していますね。

原口≫材料は何ですか?
イッセー≫なんとか粘土。

近藤≫紙粘土です。

イッセー≫いつも言えないんだよ。
<笑い声>

足立≫たぶん紙粘土かな?

イッセー≫粒子が細かくてね
あとで思い出すよ。

近藤≫この人形のポイントは?

イッセー≫収録が1週間
お休みだったの。

そしたら寂しくてね

粘土をもって作ったの。

近藤≫みんなに会いたくて
作ったんですね。

足立≫ご自身がセンターですね

ヒロインではなく。

イッセー≫女房にね

何であんたがセンターなの

喜美ちゃんでしょって言われて
そうじゃないんだ。

フカチームに喜美ちゃんが
来てくれたんだと。

例えばね、喜美ちゃんを

隠すと

するでしょ
そうすると、この3人やで。

<笑い声>
足立≫すてきな3人ですよ。

そこに喜美ちゃんが入ってくる
わけで、華やぐでしょう?

実際スタジオもそうだったの

喜美ちゃんがいるということで
男衆3人が浮き立つものがあった

んですよ。
それを表現したかったの。

偉そうですけど。

原口≫よろしければ、この人形を
使って来週以降の

「スカーレット」の見どころを
PRしていただけないでしょうか。

イッセー≫ええよ。

来週でも、見ても、ええよ。
<笑い声>

イッセー≫
「先生、何を言うてますねん」

「みんなで見てええよ」

…しょうがないな。
<笑い声>

足立≫むちゃ振りがすぎました。
原口≫来週以降は

新しい登場人物が続々と出てきて
新しい展開が出ています。

ぜひご覧ください。

原口≫ここからはイッセーさんの
素顔に迫ってまいります。

福岡県出身の67歳。

19歳で劇団に入って

「お笑いスター誕生!!」で
金賞を受賞して

世に知られるようになりました。
当時の映像です。

イッセー≫はい、こちら十番です。

林さん、はい、どうもどうも。

ラーメン1つ、チャーハン1つ
はい。タンメン1つ、はいどうも。

電話かかってきちゃった。

なんだなんだ、何だい、何、はい。

こちら十番。えっ?パトカー1台。
あんた、それは110番でしょ!

<拍手>

近藤≫ご自身で、どうですか?
イッセー≫冷や汗が出る。

そこで笑うだろうと思ったら
シーンって。

近藤≫昔の映像もなかなかね。

イッセー≫動きが激しいですね。
間とかテンポが早いですね。

近藤≫でも演劇をされていたのに

「お笑いスター誕生!!」に
出ようと思われたのは

なんでですか?

イッセー≫演劇青年

というわけでもなく
今でいうパフォーマンス?

それに対する憧れはあって。

小柳トムさんという方がちょうど
お巡りさんのコントを

やってたんですよ。
1人で芝居をするから。

いろんな職業別でねやってみたの。

近藤≫何か表現したくて

ということですか。
イッセー≫それはありましたね。

近藤≫ここからはイッセーさんの
お笑いを生み出すポイントに

迫っていきたいと思います。

近藤≫貴重な機会です。

最初のポイントは、いそうな人。

イッセー≫いろんなことを
1人で演じるんですけれども

お客さんが見ていますから

最初に
出てきたときに、これは誰と

分からない人よりかは

この人、知ってる知ってると
距離がうんと近くなったほうが

いいものができそうな気が

するんです。

とんでもない人というよりは

いそうな人
あるいはいてもいいんじゃないか

という人
そんな人を選びます。

近藤≫日常にいる人を
選ぶんですか。

イッセー≫
きょう見たサラリーマンとかOL

とかどこかのおばちゃんとか

駅員さんとか
パチンコ屋さんとか

ウエイターとかウエートレス
自分の生活の中で見た人のほうが

多いですね。

近藤≫続いての

笑いのポイントです。
演じる人を好きになる。

イッセー≫好きになると

その人が

次にどうするだろうか

誰と会いたい

何が嫌い、こうしたいけど
こうならないから

こうしてやろうという
発展していくんですね

その人に対する興味が。

それを全部せりふに移していって
推進力になると思います。

いそうな人と思いついた時点で
半分好きなのかもしれません。

近藤≫興味がなかったら
生まれないということですね。

イッセー≫そうですね。
近藤≫最後です。

偏った人。

イッセー≫難しいんですけれども

小さなことで言いますと

コップは右側に置かないと

いけないんです、とかね。

近藤≫こだわりが強い人とか
ですか。

イッセー≫はい。
初対面で会うときに

おじぎは3秒しないといけない人。
<笑い声>

イッセー≫今、受けた。

思いつきだけれど

なんとなく自分のルールを
持っている人。

近藤≫今、おじぎをされただけで
何でこの人

こんなにゆっくり
興味が湧きますよね。

イッセー≫意味は
ほかの人が考えてくれるんです。

近藤≫お客さんに
任せるということですか?

イッセー≫ほとんど任せます。
お客さんが何にも

想像してくれないと
本当に大変です。

<笑い声>
近藤≫そうですよね。

投げっぱなしになりますよね。

お客さんが受け止めて
突っ込んでみたりとか。

イッセー≫心で突っ込むとかね
何を言っているんだお前

っていうふうに。

近藤≫演じている中でお客さんの
突っ込みが入る間とかも

考えられたりするんですか。
イッセー≫その場、その場ですね。

近藤≫その空気で、お客さんの。

イッセー≫例えば座っていて

でもね
一人芝居で難しいのは無口な人。

原口≫無口な人を
演じるときですか?

イッセー≫そう。

無口な人は周りが

しゃべるから無口が浮きたつんだ
けど

一人芝居だと

お前なんかしゃべれって

何でもできるっていうわけではあ
ません一人芝居で

限界はあります。

近藤≫できるだっておしゃべりの
人が多いですね。

イッセー≫偏った人ね。
原口≫きょうの番組は多彩な

イッセーさんの蔵出し映像と
ともにお届けします。

静岡県の交通安全のキャンペーン
ビデオに

も出演されています。
ぜひご覧ください。

ドライバー≫もうこんな時間か。
えっと…何するんだったっけ?

あ、ライトオン!ライトオン。
これ、ワイパーか。ライトオン!

あっ、これだ。よいしょ。
なんか違うな。これか?

右OK、異常なし。
左、異常なし。出発進行。

歩行者≫あー!あんた、ひく気?
やだ、すっごい光ってる。

ドライバー≫おばあさん
どこから出てきたの?

歩行者≫何、言ってんのよ。
ちゃんと歩道歩いてきたわよ!

あんた見逃し。

これだけ光ってんのにひかれたら

無法地帯よ!

ドライバー≫そうだね。
もういい機会かもしれないね。

免許返納、あした行こうかね。

歩行者≫私もね、免許返納したの。
それが歩行者への思いやりよ。

<拍手>

近藤≫なるほど。
二役演じられて。

イッセー≫そうなんです。

近藤≫脚本も?
原口≫絵コンテも

描かれたんですね。
イッセー≫はい。

近藤≫なぜそこまで
やることになったんですか?

イッセー≫何か

書きませんかと言われるもので
1番目の絵をなんとなく描いたら

さっきみたいに好きなって
思いついたんです。

どんどん最後まできちゃって
一人二役でというのも

おもしろいかなと思って。
近藤≫何かが途中で思いついて

いるわけではなくて
最初から

順々に思いついていくんですか?
イッセー≫そうそう。

最初から
全部見えてるわけじゃなくて。

近藤≫こうやりたいから
次につなげるために、こうしよう

とかではなくて。
イッセー≫それは不得意。

思いついた順。
近藤≫キャラクターを

演じられるときは
自分で動かれたりするんですか。

イッセー≫まずは
せりふを書きます。

まずはどういうふうにやるとか
どんな人がやるとか

理想の人というか

ありそうなことだから作るんです。
原口≫アイデアは、ぱっと

出てくるんですか。

イッセー≫ぱっとは出てこない

歯を磨いているときとか

一服しているときとか
布団を上げるときとか

風呂に入るとき
水関係で思いつくかな。

近藤≫水回りで?
<笑い声>

イッセー≫本当に多いです。

近藤≫意識して一人芝居を作ろう
という気はないですか。

イッセー≫ないんです。

どうしてもやらないといけない

ときは、本当につらいんです。
寝るまでに書かなくちゃとか。

原口≫続いても蔵出し映像という

私は、この映像は
ぜひ見ていただきたい

という映像です。
イッセーさんが

子どもたちに
向かって

紙芝居をするという
ムービーなんです。

これが笑います。

イッセー≫おじさんが
しゃべってるときは静かにして。

始まるよ。じゃじゃじゃじゃーん。

はい1枚目。
さあ、ここはどこでしょう?

残念、横浜です。

ところが…。

もう終わっちゃうぞ。

さあ、木箱が下りてくる。
今や遅しと待ちかねる3つの人影。

いよいよ木箱が下りてきました。
じゃん!

やや!空っぽだ!

いろんなことが
これから分かるから、ね。

だからおじさん
一生懸命描いたんだから。

まず、この3人に注目しよう。

うん、ないんだ。ちょっと待て。

空っぽなのも事件なのかも?

さあ、じゃん!次は
おっ、なにやら車が走ってます。

やや!鹿が出てきた、危ない。

鹿をひくとこだ!
馬が出てきたら、馬鹿じゃないか。

全然ウケなかった。

<笑い声>
<拍手>

近藤≫子どもたち、自由ですね。
イッセー≫自由ですね。

近藤≫全然、聞いていない。

イッセー≫自由に突っ込みますね。
紙芝居嵐です。

<笑い声>

近藤≫初っぱなから南の国!
ってね。

イッセー≫7年くらい前に
フリーになって

ライブを休んだときがあって

でも、やりたいなと
自分の体を

のっける場所がないから
人形を作ったり紙芝居を作ったり

そしたらスタッフの子が
子どもを連れてきたり

そして公園で撮りました。

そしたら大騒ぎで。
<笑い声>

イッセー≫何べん見ても
おもしろいですね。

足立≫自由な子どもたちじゃ
ないですか。

その子たちを前に紙芝居をやる
どうだったんですか?

イッセー≫もっとちゃんと
おとなしく聞くと思っていました。

俺も物語に集中する

子どもも物語に集中すると
勝手に決めこんでいました。

そしたら、そんな物語
どうでもよくて

南の国のほうが大事だったんです。
コケコッコーとか。

近藤≫たじたじですよね。

あの紙芝居も、絵も
すごかったですけれど

すごい時間をかけて
作ったんですよね。

イッセー≫描いたよ。
いっぱいいっぱい稽古をして

行ったんだよ。

原口≫ひっくり返されちゃって。

イッセー≫一人でぶつぶつ

言いながら稽古してたの
木箱が降りてきてね、とかって。

そしたらコケコッコーですから。
足立≫最後、何を言っていたかも

分かりませんでしたね。
近藤≫リベンジしたいな

というのはありますか。
イッセー≫この子たち

大きくなっちゃって
もうこの時期はないだろうね。

この時期だけが
記念すべき作品ですね。

近藤≫全部込みで作品なんですね。

イッセー≫あのときでしか
できていなかった。

優しいんだよ最後まで見てくれて。

近藤≫走り回ったりっていうのは
ないですか。

イッセー≫なかったなかった
俺が去っていった。

原口≫イッセーさんといえば
一人芝居ということで

40年近く続けて

こられたということで

どのくらい演じているんですか。

イッセー≫600~800くらい
これはオーロラ銀座という曲で

没落貴族の人で

北国でパブ
斜陽のママさんをやっている。

たまに歌っているんです。
原口≫キャラ設定が

おもしろいですね。

イッセー≫「外套」という

小説があります。
これをほぼ作品どおりに

やりました。

そして大阪弁でしゃべる

おばちゃんです、工場なんですが。

横光利一さんの小説があるんです

それを読んだ印象で
カバーをしました。

ここは工場なんです。

悪いガスをいっぱい吸っている
工員がね

あんたら、しっかりせなあかんで
と言って出てくる

おばちゃんなんです。

原口≫ヒョウ柄も含めて大阪には
こういうおばちゃんがいますね。

近藤≫この手のね。
おしゃべりだろうなという。

おもしろいですね。

原口≫キャラ設定っていうのは

どうやってイメージを
膨らませるんですか?

洋服とかせりふも含めて。

イッセー≫映画で一緒になった
スタッフが

衣装とか考えてくれます。

私が今、着ている服も

そうなんですけれども

のちのち出てくる

衣装なんですけれども

これもなんですが

こんなのをやりたいというと
そろえてくれます。

絵コンテを描くんです。
足立≫絵コンテを

よく描かれるんですか。
イッセー≫下書きの下書きです

から間違えて当たり前
こうしないといけないというのが

1つもない世界ですから。

コケコッコーも
自由な世界ですから。

近藤≫人にも伝えやすいですね。
イッセー≫ことばよりもね。

矢口≫ここで
イッセーさんにスタジオで

一人芝居を生で
披露していただきます。

スタンバイお願いします。
足立≫楽しみ。

原口≫本当にきょうは
ぜいたくな時間をね。

最近のイッセーさんと言いますと

一人芝居を海外でも披露されて
高く評価されています。

最近は夏目漱石、太宰治

サルトルとか文豪の名作を

テーマにした一人芝居に
取り組んでいて

イッセーさんは
主人公を演じるのではなくて

あえて脇役の登場人物を
注目しつつ

ストーリーは妄想で
どんどん作っていく

独特な世界観が注目されています。
なかなかチケットも

取れないということです。

足立≫

それをきょう

テレビでやってくださる
というのがすごいですね。

近藤≫われわれに関しては
間近に見られるわけですからね。

原口≫準備のほうが
整いましたかね。

ご覧いただきます。

原口≫
高円寺の喫茶店で

フォークソングが忘れられない人
題して「今時フォーク歌手

新海明人でございます」。
開演です。

新海≫どうもフォーク喫茶高円寺
2回目の出演になりました

新海明人でございます。

30年ブランクあるんですけどね。

っていうのは70年代から始めて

90年代で時代と違うなと思って

引退しちゃったんですけどもね。

時代遅れと言いますけどね

時代ど真ん中の人

時代これからの人、時代遅れの人

この3つを含めて

時代じゃないかと気がつきまして

まだ俺やっていいんだと
思いまして、ところが

時代遅れって未来ないですから。

懐メロっていうのも悔しいから

言ってみれば昔こんな歌を
歌ってたんじゃないかと

今から思う、フォークソング。

こんな歌、なかったですよ
今歌ってるんですよ。

新しくもあるが古くもあるという
そんな曲「四畳半フォーク」。

「大家さんのおばあちゃんが
 六畳の窓開ける」

ね、何かあったって感じでしょ?

「前の人は女の人で
 夜のお勤めだったの」

「でもきちんとした子で
 山形のさくらんぼ」

「山ほど抱えて笑顔で
 おばちゃんこれ食べて」

「畳に跡がひとつあるでしょ
 それは段ボール箱」

「化粧もごはんも手紙を書くのも
 すべては段ボール…箱!」

「日当たりはとってもいいのよ
 ちょいと西日だけど」

「隣のスナック夜の12時には
 静かになる」

「むしろ電車の音が
 気になるかもしれないね」

「その子が言ってた
 どうしてもふるさと思い出す」

「あなた勉強するんだったら
 机がいるでしょう」

「もらってよ私たちが捨てられ
 なかった段ボール…箱!」

「ここは武蔵野
 まだまだ田舎で」

「うずくまったたぬきを
 追い出すわ…」

「段ボール…ごいっしょに…
 箱!」

<拍手>

近藤≫ありがとうございました。

すごい耳に残りますね。

イッセー≫あったって

感じでしょう?

近藤≫どうしても

箱!となりました。

すごいカメラが好きですね。

吸い寄せられるように。

足立≫古そうに聴こえて
新しい、新曲なんですよね。

イッセー≫新曲なんです。
メッセージソングバージョンも

ありますけれどね。
原口≫きょうは最後まで

このキャラでいきますか。
眼鏡をかえますか?

イッセー≫変えないですよ。

近藤≫眼鏡だけかえて髪形はこれ
じゃね。

イッセー≫これでいいや。
近藤≫しゃべり方も

変わりましたね。
イッセー≫リラックスしてね。

コケコッコー。
<笑い声>

近藤≫このキャラクターは
どうやって生まれたんですか?

イッセー≫絵コンテです。
ヘアスタイルを

どうしようかと思って
アフロがあったあったっていう

感じでね。

近藤≫そこでちょっと

長いものとか。

イッセー≫しかもO型の
サングラスで。

足立≫驚きで
イヤリングが落ちてしまった。

イッセー≫偏った人は
いっぱいいるから

やってもやっても
尽きないんだよね。

近藤≫この地球に人がいるかぎり。

イッセー≫みんな偏ってるよね。

近藤≫全員、何かありますよね。

原口≫じゃあ、終わらないですね。

足立≫こういう人を
やってみたいと思う人はいますか。

イッセー≫67歳になってくると

67歳相応の人が

目に入ってくるんです。
若者たちが

遠ざかっていく。

若いときは、50歳60歳は、
みんな同じに見えたんですけれど

今、若い人が同じに見えて

50代から70代が
目に入ってきて、ああこれだなと

思いますね。

近藤≫50代60代まで

持ち続けるこだわりって
濃そうですもんね。

イッセー≫さっき言ったでしょ。

時代っていうのはね
全部をひっくるめて時代。

あれが僕のメッセージだからね。
<笑い声>

近藤≫メッセージ
わりと序盤で言われましたね。

♪~<「結婚しようよ」>

ななみ≫
♪「僕の髪が肩までのびて君と同

じになったら」

段ボール箱!

どうもこんにちはイッセーさん。

イッセー≫こんにちは。

ななみ≫段ボール箱の歌が

好きになっちゃった。
イッセー≫よかった。

聴いてたんだね。

ななみ≫聴いていたよ。

イッセーさんが
好きなフォークシンガーは誰?

イッセー≫拓郎さんとか
陽水さんかな。

ななみ≫だから新海明人は
そういう格好をしているの?

陽水さんっぽい気もするんだけど。
イッセー≫するよね。

<笑い声>

近藤≫マイケル・ジャクソン
ぽくもある。

<笑い声>
イッセー≫いろんな人に似ている

って言われるんだよ。

ななみ≫フォークが
やっぱり好きなの?

イッセー≫好きだね。
ななみ≫特に好きな曲はある?

イッセー≫♪~「1人で行くんだ
…」。

一人芝居だからね。
<笑い声>

ななみ≫もしかして井上陽水さん
はお会いしたことがあるんですか。

イッセー≫会ったことはないです
拓郎さんも。

ななみ≫会えたらうれしいね。

会えるように
ななみもお祈りしてるね。

イッセー≫ありがとう。
ななみ≫そういうわけで来週の

おすすめ番組を紹介するね。
ななみのコーナーを

やらせてもらいます。

それじゃあ、いくよ。
「まるNフラッシュ」。

春菜さん!大変ですよ。
ななみと春菜さんが親子だって

うわさになってる~!

≫社会の少し気になることを
独自に調査する

「所さん!大変ですよ」。
今回向かったのは宮城県大崎市。

≫うわ!
すごい並んでますね、これ。

皆さんの目的はなんと…こけし?

実はこのイベント
日本最大級の

こけし即売会だったんです。

そこには大勢の若い女性たちが。

所≫こけしが
話しかけるんですよ。

あなたの知らない
こけしワールド。

壮絶などん底からの奇跡の
逆転劇を紹介する

ドキュメンタリー番組です。

今回の主人公は

更生保護施設を運営する
工藤良さん。

非行があった少年少女などの
再出発を支えています。

かつては自身も道を踏み外し

暴走族の総長として
やりたい放題の日々だったという

工藤さん。

しかし、あることがきっかけで
チームを解散。

元メンバーとともに
ボランティア活動を始めます。

少年少女の更生を支えるため

彼らととことん向き合い
孤独を埋めていきました。

工藤さんの人生から子どもとの
向き合い方を考えます。

ななみ≫見応えがあるね。

ねえねえイッセーさん

集めているものってある?

足立≫急だな。
イッセー≫ない。

<笑い声>

ななみ≫紙芝居とかお人形とか

いろいろ活動しているから

集まってくるのかなと
思ったけれどお人形とかは

あげてしまうの?
イッセー≫それは残ってるね。

集めているというよりはね
増える一方。

ななみ≫絵もあるの?

きょう持ってきてくれたら
ななみが欲しかったのに。

イッセー≫本当?
じゃあ持ってくるよ。

近藤≫ねだらないで。
ななみ≫テレビの力を

使っちゃった、ごめんね。

話は変わるんだけど

好きな食べ物はなあに?

イッセー≫この間ね

ゴマサバがおいしかった。

ななみ≫それはさばに
ごまをかけて焼いたもの?

イッセー≫生のさばに
ごまをかけるの。

近藤≫歯応えがありますよね。

イッセー≫博多で食べて
おいしかった。

ななみ≫嫌いな食べ物って何?
イッセー≫ほや。

ふわふわしたやつ、白子。

ななみ≫好きなものも嫌いなもの
も魚介類なんだね。

やっぱり水のそばで
思い浮かぶんだね。

お誕生日からするとうお座で
しょう、だからだよ。

ごまさば。
ななみ、全部聞いていたの

お友達になれてうれしかった。
イッセー≫ありがとう。

近藤≫改めて「スカーレット」の
来週の見どころをお願いします。

イッセー≫新しい方がどんどん
入ってきて

どうやら時代が
変わっていくかなと

そんなときにフカチームは
どうなるのか

喜美子の時代との関わりも

気になるところでございます。
目が離せません。

原口≫来週もぜひご覧ください。

次回の「土曜スタジオパーク」は
来月14日です。


関連記事