Tick.PNG

取締役選任

page 6.PNG

オアシスは以下の5名を取締役候補者として提案いたします。

内海龍輔氏

内海龍輔氏を取締役候補とした理由

内海龍輔氏は昨年まで同社の内部監査室室長として、同社の内部統制の強化のための問題特定とリスク評価に努めてきました。内海氏は同社内で唯一の創業家出身者であり、同社のコーポレート・ガバナンス上の問題の把握と改善に真摯に取り組んで参りました。内海氏は同社の事情に精通し、かつ内部統制システムの構築と改善に関する高度な専門的知見を有しています。同社の変革と再構築のためには、同社の内部統制の問題に精通し、かつ効果的なコーポレート・ガバナンス体制構築のための是正措置を策定する能力を備えた取締役の存在が新経営陣に必要不可欠であるところ、内海氏はその職責を担える最適の人材です。さらに内海氏は同社の創業家の一員として同社の国内外の事業の建直しと発展に身を捧げ、業界をけん引する力強い事業を構築します。

岩田彰氏

岩田彰氏を社外取締役候補とした理由

岩田彰氏は人工知能(AI)、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、情報セキュリティの世界的権威であり、名古屋工業大学にて副学長を務めた経歴があります。

45年間にわたるキャリアを通じ、学術研究および民間産業における業績で極めて高い評価を受けており、AIおよびIOTセンサーシステムの企画・開発・製造に関するコンサルティングの豊富な経験を有しています。

同社が現在の業績不振を脱し国内外のビジネスの再構築を通じて成長を遂げるためには、かかる技術的な専門知識と経験を有する取締役が不可欠であるところ、岩田氏はその高度な技術的専門知識と経験を通じて同社に必要な戦略とビジョンをもたらし、同社の技術的な潜在能力を見極めてこれを発展させ、高収益事業における同社の競争力を高めることができます。

ヨナタン・ドミニツ氏

ヨナタン・ドミニツ氏を取締役候補とした理由

ヨナタン・ドミニツ氏は英国資格の勅許会計士です。ドミニツ氏は大手フォレンジック会計事務所において財務モデリング・財務予測を含む包括的な財務分析や、市場環境その他の潜在的な外部リスク・財務リスク・業務リスク等の様々な業界の調査分析に携わりました。財務会計分野に高度な専門的知見を有しており、同社の財務会計部門を監督する能力を有します。また、オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドにおいてドミニツ氏は、投資先企業の経営者らと連携して、様々な事業・業界を対象に、収益性の向上、業務改善、競争力の強化、コーポレート・ガバナンス改革の実行、企業価値の向上のための戦略を策定しこれを主導してきました。ドミニツ氏は投資先企業に対する多角的な調査と徹底したデューデリジェンスを主導し、かつ経営者と協働して、継続価値ベースで当該企業のリスクと経営を監督するための重要業績評価目標(Key Performance Indicators)を確立してきました。ドミニツ氏はまた、企業価値評価とコーポレートファイナンスの専門的知見を通じ、潜在的なM&Aの機会を捕捉しこれを評価する能力を有しています。同社においては、中長期的な企業価値向上の戦略を策定するうえでも重要な貢献を果たすことが期待されます。

ヤコブ・ズリッカ氏

ヤコブ・ズリッカ氏を社外取締役候補とした理由

ヤコブ・ズリッカ氏は22年間の長期にわたり日本とイスラエルの両国において経験を有するイスラエル資格の弁護士です。ズリッカ氏は事業開発の豊富な経験を有し、2004年に事業開発コンサルティング会社、株式会社ズリッカコンサルティングを設立しました。多くの日本企業とイスラエル企業のために、医療機器・ソフトウェア・特許等の分野において技術交流等の事業開発を行っています。インクレディビルドジャパン株式会社においては、その代表取締役としての約3年間の在任期間中に、高い収益率を維持しつつ顧客数を2倍以上に、売上を3倍以上に成長させました。

同社にとっては国内外ビジネス間の技術交流や有機的な連携が不可欠であるところ、ズリッカ氏はその事業開発の経験を通じてこれを同社に助言し、業績回復、国内ビジネスの再構築と収益性の向上をもたらすことのできる最適の人材です。ズリッカ氏は非常勤取締役として、常勤取締役その他経営陣の監督と助言を行います。法政大学法学修士号を有し、母語のヘブライ語のほか、日本語と英語に堪能です。

ヤニブ・バルディ氏

ヤニブ・バルディ氏を社外取締役候補とした理由

ヤニブ・バルディ氏は、クラウドベースの分析機能を備えた独自のワイヤレスおよび自己給電回路技術を採用したエネルギーベースソリューションのビジネスを確立したパイオニアであり、2015年にCentrica Business Solutions社(以下「Centrica社」という)が傘下に収めたPanoramic Power社の最高経営責任者(CEO)として同ビジネスを展開してまいりました。バルディ氏は、Panoramic Power社CEOとして、同社の日常業務を管理し、戦略を決定し、その他あらゆる面での経営に携わってきました。Panoramic Power社に就任する前、バルディ氏はSparta Systems EMEA社の共同創設者兼常務取締役として、同社のセールス、マーケティング、オペレーションとプロフェッショナルサービスを成功に導きました。現在、バルディ氏はCentrica社で8カ国を統括するマネージングディレクターを務め、主にヨーロッパ、南アメリカ、アジア太平洋地域における同社の地位の向上に向けた取組みをしています。

バルディ氏は、エンタープライズソリューション業界において20年以上にわたるエグゼクティブリーダーシップの経験を持つ、非常に練達の起業家であります。グローバルな事業戦略の策定と国際的成長を導く長年にわたる卓越した実績を有し、毎年約2億ドルの売上をCentrica社にもたらしてきました。同社の国内ビジネスを的確に再構築するうえで、同社子会社のBacsoft, Ltd.(以下「Bacsoft社」という)および同社のM2M事業の適切なコントロールが不可欠であるところ、バルディ氏はその豊富な経験を基にBacsoft社とM2M事業の業務改善に貢献します。さらに、バルディ氏は在イスラエルの非常勤取締役としてCellebrite社およびBacsoft社の業務を適切に監督し、業務執行取締役に助言を提供することが期待されます。