LIMITS = 制約。自由な表現の場であるアートの競技に「制約」という名を冠したその理由は、課せられた制約をクリエイティブに乗り越えることこそ、アートの醍醐味だと考えているからです。20分という制限時間、試合直前に発表される”具体的ワード”と”抽象的ワード”を組み合わせたテーマ、その2つの制約の中でどれだけ自由な発想で世界を描けるか。アイデア、スピード、テクニックのすべてを駆使してアーティスト一人ひとりがどんな物語を描くのか。それこそが、競技型デジタルアート「LIMITS」の最大の面白さです。
LIMITSが誕生したのは2015年。日本では堅苦しい、特別なものと捉えられがちなアートを、もっと身近に楽しめるようにしたいという想いからスタートしました。競技型デジタルアートとして、あえて勝敗をつけることで競技としての面白さを追求しています。その勝敗のカギを握るのは、審査員とオーディエンスの票。アートに造詣の深い審査員だけでなく、アートの評価を多くの一般の人に委ねることが特徴です。なぜ一般の人に委ねるのか。それはLIMITSが、アートを見る目を養い、アートを楽しむ心を育てることを目標としているからです。なぜその作品が好きなのか、なぜそのアーティストに票を投じたのか、それを考えることが、アートを鑑賞する力の基礎を築きます。そして一人でも多くの方がアートに触れ、親しむことが、アート市場の発展や活況につながると考えています。
2020年シーズンから、LIMITSは「クリエイティブスポーツ」を標榜。健康的で公正な競争が行われ、正当な評価によってアートの分野が成長していくことを期待して、この言葉を掲げています。クリエイティブは特別なものではなく、日常の中での楽しみを増やすもの。LIMITSも、試合に出場するプレイヤーはもちろん、応援するオーディエンスも思い切り楽しむことが基本です。勝敗は優劣をつけるものではなく、上手い下手を問うものでもありません。エントリーするだけで、人脈、技術、世界がきっと広がります。「なんか面白そう!」その興味だけが、LIMITSの参加条件です。
プロのスポーツ選手やミュージシャンがいるように、アーティストにもプロとして活躍できるフィールドを増やしたい。それがLIMITSのめざす未来です。そのためにプレイヤーが輝ける場を作り、多くの人がアートに触れる機会を作り、運営に携わる人口を増やしています。プレイヤーが「LIMITSアーティスト」として子どもたちから憧れる職業になる。学校の休み時間に、子どもたちがLIMITSを楽しむ。そんな未来も、そう遠くはないと考えています。
ステージ上で対戦するリミッツリーグと、インターネットによるオンラインマッチを展開する2020年のLIMITS。シーズンの締め括りには、それぞれの上位者によるチャンピオンシップを開催します。また今シーズンより、より自由に、より健全にアートを楽しむために、
表現に関する権利についての競技者エチケットを制定しています
オンラインマッチ
リーグ
チャンピオンシップ
リーグ戦、チャンピオンシップなどの決勝トーナメントは各大会会場でご覧いただける他、定期的に開催中の公式戦・オンラインマッチ シーズン大会や各大会のオンラインマッチによる予選、公式戦さながらの体験の場リミッツトライアルなどをインターネットで配信。
詳しい大会の情報は、公式サイトの他、リミッツアカウントに登録の上、メールでお知らせいたします!
会場で見る
インターネット配信を見る
誰でも公式戦の勝敗に大きく影響するオーディエンス投票に参加できます。審査員の採点に加え、オーディエンスの投票率がポイントとなり得点に加算されます。
アカウントにもあなたが投票した記録が残り、アーティストを支援するきっかけを作ります。
詳しい投票の方法は、配信番組やウェブサイトでも公開しております。
AKI
名古屋在住のイラストレーター。
カードゲームなどのイラストをメインに活動。
競技型デジタルアートLIMITSでは、2018年、初登場ながら日本大会準優勝の結果を残す。
Twitter: @a_k_i_511
© Copyright 2015 - 2019 P.A.I.N.T. Inc. All Rights Reserved.
No part of this site may be reproduced, stored in a retrieval system or transmitted in any way or by any means (including photocopying, recording or storing it in any medium by electronic means), without the written permission of P.A.I.N.T. Inc.