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【プロ野球】

阪神の新外国人ボーア&サンズ、そろい踏み 実戦初安打にご機嫌

2020年2月21日 紙面から

阪神-楽天 5回、来日初安打を放ち、サンズ(右)とタッチを交わすボーア(西岡正撮影)=宜野座で

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◇練習試合 阪神9-1楽天

 阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=とジェリー・サンズ外野手(32)=前韓国・キウム=は20日、沖縄・宜野座での楽天との練習試合でそろって実戦初安打を放った。4番・一塁のボーアは実戦7打席目にして右腕の釜田から中前打、5番・左翼のサンズは同6打席目で右腕の石橋から右前打を放った。

 初安打のあと代走を送られた巨漢のボーアは「スチールするつもりだった。二盗、三盗して、ホームへかえる予定だったんだけど」とジョークも。メジャー通算92本塁打の豪打こそまだ鳴りをひそめているが、初安打に気分も良かったのだろう。5回には鈴木の一塁線を破りそうな痛烈なゴロを横っ跳びで好捕。守りでスタンドから喝采を浴びた。出番が終わると子どもの姿を見かけるや、バットをプレゼント。「そういうファンサービスをすることで野球を愛してくれる」と笑顔だ。

 一方のサンズは「まだまだ配球も研究していかないといけない」と優等生発言。矢野監督は両助っ人について「相手が追い込まれてから変化球で誘ってきたけど、自分のなかで見送った姿が頼もしく映った。相手にしたら嫌な見送り方。安心して見ていられた」と対応力を評価。偵察した中日の金子スコアラーは「2人とも選球眼もありそうで(ストライク)ゾーンの球に反応しているから要注意」と話した。 (吉川学)

 

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