子が寝たので1日前倒して発信者情報開示請求(ネットの誹謗中傷している相手を特定するための請求)した話をツイートします。
子が寝たので1日前倒して発信者情報開示請求(ネットの誹謗中傷している相手を特定するための請求)した話をツイートします。このツイートにツリーしますので気長にお待ちください。
私は夫婦共働き&2人の子供がいるしがないOLです。若い頃からブログをやっており、何かを題材にするわけでもなく、雑多な生活ブログでした。そんな凡人の私ですが、ある日突然勤め先にいたずら電話が入り、内容は「気に入らないからブログを消せ」でした。数千人いる企業の代表電話に、です。
私が電話を受けたわけではないので法務部からの又聞きですが、その内容から「5chに書かれている」ということがわかりました。すぐに検索したところ、2年ほど前からずっと粘着され、私がツイートしたりブログを更新する度に誹謗中傷されていたようです。1週間はショックで何もできませんでした。
あまり書くと特定されてしまうので書かれていた内容は一部抜粋しますが「ブス」「ガリガリで気持ち悪い」「精神病だよ」「子供もブス」「子供はダウン症」「あんな親から生まれた子供はお察し」「人の財布からお金を盗むプロ」さらにマンションや主人の勤め先、世帯年収などなどです。
何故マンション名を書かれたのか、勤め先などがばれたのかと思うでしょうが、先に言うと、とても尊敬していた友人が一部混じっていたからです。(ただ、その人に至っては自白して謝罪してくれたし、私自身とても人間的に尊敬していたので示談金は頂きましたがもう怒ってません)
ここからが本題です。複数の弁護士事務所に相談し、その数々の書き込みの中から特に許せない10投稿を選定し、特定の依頼をしました。何故10投稿だったかというと、私の依頼した弁護士は1〜10投稿まで着手金が均一だったからです。5chに書類を提出したところ、1週間で全てのIPアドレスがわかりました。
10投稿中、10人ではなく、なんと同一人物が別人になりすましていたりしていて、結果4人分のIPアドレスがわかりました。ただIPアドレスだけでは個人を特定できません。すぐに各プロバイダーに「発信者情報開示に係る意見照会」を弁護士に送付してもらいました。
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「発信者情報開示に係る意見照会」というのは「あなたのこの書き込みに対して、個人情報を提供しろときているが、いいですか?」というものです。勿論突然加害者の自宅に送られてきます。しかもネット回線契約者の名前に送られてくるので、下手したら親や夫などの同居人に知られます。
4人に対して送ったところ、旦那に知られてしまい逃げられないと思った内2人が自分から自白し謝罪してきました。1人は代理人弁護士を立て、もう1人は先程話した友人だったのでInstagramのDMから。どちらからも謝罪文を頂きましたが、どちらも自分の生活と私の生活がかけ離れていて嫉妬したとのことです
【これだけは言わせてください。私が、自分以外の誰かが、自分より裕福な暮らしを、楽しそうな暮らしをしているのは宝くじが当たったわけでも何でもありません。その人が1日1日を大切にし、精進し、時には悔しい思いをしながらも稼いだお金で成り立っているのです。嫉妬で攻撃するのは愚かです】
残りの2人ですが、開示を拒否したので地裁で戦いあっさり個人情報を開示されています。その話は長くなるので明日また…。
おそらく皆さんが気になるのはかかった金額と、払ってもらった金額でしょうが、ここまでだと着手金20、成功報酬10、5の計35万だったかな?示談金は2名で135万です。
ここからは残り2件の「訴訟」です。先に結果を話しておくと、それぞれ40万、30万、そして訴訟費用は全額被告負担の判決になりました。2件をAさんとBさんで進めさせていただきます。
まずはAさん。開示請求を拒否しましたが、結果としてあっさり敗訴し、私に個人情報を抜かれることとなりました。弁護士費用ですが、プロバイダーとの裁判は着手金に含まれており新たな支払いはありません。プロバイダー契約は彼女の夫がしていたので、当然開示された住所氏名は加害者の夫でした。
当然開示された住所氏名に慰謝料請求をするしかないので、弁護士に送付してもらいました。すると相手方の夫から「自分はそんなことを書いたことがないが、妻が書いたと言っている。連絡させます」と連絡が来ました。すると2週間後、相手の代理人弁護士から連絡が入り示談交渉が始まりました。
話が少し前後しましたが、加害者はこれまた知人でした。色々交渉しましたが、相手からただの一度も申し訳ないの言葉が聞けなかった、慰謝料を出し渋るので、「お金の問題ではない」という結論に至り、示談交渉を切り上げ裁判に切り替えました。彼女は示談交渉で雇った弁護士料金30万をドブに捨てました
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