酔狂老人卍さんのトップページ『『此世をハ　と里（り）や　お暇尓（に）　せん古（こ）う能（の）　煙りと供尓（に）　者（は）ひ　左樣なら』 （十返舎一九）』

"枝葉（えだは）"より　"森（もり）"を鳥瞰（み）るなら　「佳店（よきみせ）」と　斷言（いふほかはな）し　この日（ひ）の『小柴』

注目（いまをときめ）く『津の守坂 小柴』：
「煌（きら）びやかにして虚假脅（こけをおど）す素材（もの）に依存（たよ）らで、
　適正價格（ほどよきね）にて、
　正統（すぢめたゞし）き和食（ひのもと... もっと見る

缺（か）けた齒（は）で　咋（くら）ひ盡（つく）せし　碟上（さらのなか）　『Oxalis（かたばみ）』東道（あるじ）　凄腕（すごきうで）哉（かな）

劈頭（いやさき）に紅葡萄酒 （さけ）を貰（もら）ふ。
これを一口（ひとくち）餘（あま）して【先附（アミューズ）】を嚥下（ひとのみ）。
然（しか）る後（のち）、麪麭（パン）が此方（こなた）に、、... もっと見る

廢業（みせじまひ）　味覺（した）は滿足（みちたり）　『綺羅里』かな

順風兒（みゝよきかた）ゟ（より）有力情報（みゝよりなるしらせ）があり、
久方（ひさかた）ぶりの『綺羅里』。
當家（こちら）、"あれ"に放映（うつ）りしは周知（あまねくしらるゝところ）。
肆内（な... もっと見る

二月十五日（土）にて廢業（みせじまひ）に候（さふらふ）

「二月十五日（土）にて廢業（みせじまひ）」
との告知（しらせ）に、肝裂魄飛（きもさけ、たましひみにそはず）。
南無三寶（なむさん）、先月末（まへのつきずゑ）の『ひゞき庵』に續（つゞ）き、
『莆味... もっと見る

界隈（あたり）の和食（ひのもとのうけ）としては頂點（いたゞき）

※PC入替（いれか）へのため、暫（しばら）く休筆（やすみまする）！

久方（ひさかた）ぶりの當家（こちら）。
難甘受（うけいれがたき）は"鰕（えび）"・"山蓼（わさび）"、
精麁（よしあし）が... もっと見る

全（すべ）ての"食（うけ）"は"藥（くすり）"に列（つらな）る

かの"順風耳（じゆんぷうじ）"を髣髴（おもは）す、
×菊地亞美（あみゝ）、早耳（はやみゝ）、地獄耳（ぢごくみゝ）。
その方（かた）の評論（はなし）を耳目（めとみゝ）を奪（うば）ゝれ、
有一日（あ... もっと見る

この螢火魷（いか）を　使（つか）ひこみたる　鐵板（くろがね）に　炰（や）くやまさかの　汁（しる）を吹（ふ）きつゝ

劈頭（いやさき）に"螢火魷乾（ほたるいかのひもの）"。
"彼奴儕（きやつら）"を鐵板（くろがねのいた）の上（うへ）に炰（あぶりや）く。
掃愁帚（さけ）は"梅酒曹達（うめのみざけのソーダわり）"、
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梅花（むめ）が咲（さ）き　俄惡德覆面商法（にはかざくら）も　狂（くる）ひ笑（ざき）

ま、尋常（つね）のごとく『寶來家』。
「怨入骨髓（うらみほねみにしみわたる）」"韭菜豬肝（ぶたきもとこみらのいため）"。
"啤酒（むぎのあはざけ）"と合計（あはせ）、
對價（あたひ）、一千二百五... もっと見る

貧乏神卍（びんぼふの、かみ）も飛（と）びつく　"未醤湯（みそしる）"は　"淮南（とうふ）"に"和布（わかめ）"　通常（つね）に不變（かはらず）

近傍（ちかく）の"惣菜屋（にうりや）"を含（ふく）め、
"油炸鮮蠔（かきフライ）"に繼（つ）ぐ"油炸鮮蠔（かきフライ）"の日々（ひゞ）。
皹（ひゞ）・皸（あかぎれ）に"蟾酥（がまのあぶら）"。
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"河漏（楚者゛きり）"が　"饂飩（うどん）"と爭（あらそ）ふ　大江山（おほえやま）　藥味（やくみ）は"あれ"に　"これ"も不可缺（かゝせぬ）

劈頭（いやさき）に"玉薤（さけ）"を注文（もら）ふ。
餚（さかな）は"雲州燻魚糕（いづものくにのいぶしかまぼこ）"。
これに"鳧蒸籠（かもせいらう）"を"河漏（楚者゛きり）"にして貰（もら）ひ、
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"龍肝豹胎（うみやまの　いとめづらしき　さまざまな）"　餚（さかな）橫溢（あふ）るゝ　新年會（いはひのうたげ）　

毎年恆例（ならひ）の新年會（あらたなるとしをいはふつどひ）。
"美酒佳肴（よきさけによきさかな）"の數々（かずかず）、
加旃（しかのみならず）、"龍肝豹胎（うみやまのよきあぢ）"は常態（つね）のこ... もっと見る

"飛龍頭（ひろうす）"に　紅（あか）くちらほら　紅蘿蔔（せりにんじん）

「"禽獸肉（とりけだものゝにく）"より、
　"魚（いを）"・"大菽（まめ）"、"蔬菜（あをもの）"、！」
と決意（かたくこゝろにちか）ひ、『魚萬』→『木村豆腐店』へと嚮（むか）ふ。
幸手宿（さつ... もっと見る

賢者（かしこきひと）の下（もと）には、自（おの）づと人（ひと）も聚（すだ）く

『魚萬』の鄰（となり）に、
茶亭（さてい）『ちとせ』存在（ある）は旣知（すでにしるところ）なれど、
この界隈（あたり）で上質（よ）き咖啡（コオフィ）需（もと）むるは、
宛然（あたかも）、海底撈針... もっと見る

葎家（むぐらや）に　耐寒（さむさをしの）ぐ　桑門（よすてびと）　「ω-3脂肪酸（あれ）がどうの」と　何（なに）を齷齪（あくせく）　

二度目（にどめ）の『魚萬』。
遊里（さと）の用語（ことば）では「裏（うら）を返（かへ）す」と云ふ。
「掌（てのひら）返（かへ）す」も、「踵（くびす）を返（かへ）す」も不能（あたは）で、
正門（お... もっと見る

晝响（ひるどき）に　食堂（めしや）は救世主（メシヤ）　耶蘇（やそ）天主（デウス）　瞳（ひとみ）も來（き）たり　小彌（こや）ちやんまでも

×隔墙有耳（かべにみゝあり）〇粕壁（かすかべ）に食堂（めしや）『ヤマヤ』あり。
そこの商賣（あきな）ふ『山ノ月』なる料理茶屋（れうりぢャや）には、
嘗（かつ）て敷居（しきゐ）を跨（また）ぎたる經驗... もっと見る

二日連續（ふつかもつゞけて）惡行三昧（あしきおこなひ）を放埓（ほしいまゝ）に

「牛肉（うしにく）食（く）らふは開化不進奴（ひらけぬやつ）」©假名垣魯文ぱいせん風
「豬肉（ぶたにく）食（く）らふも開化不進奴（ひらけぬやつ）」©假名垣魯文ぱいせん風
"ω-6脂肪酸（おめがろくし... もっと見る

「これ粗目糖（ざらめ）、未溶融（とけぬ）うち。」

『小麥』を辭別（いとまごひ）してからの『八寶堂』訪問（まうで）。
以前（まへ）に需（もとめ）し"加須底羅（かすてら）"一斤（いつきん）：
雙目糖（ざらめ）が過半（あらかた）溶融（とけ）んとせしを遺... もっと見る

〽"食牛（うしはみ）"は　最惡（あしきゝはみ）歟（か）?　やばみざは

「牛肉（うしにく）食（く）らふは開化不進奴（ひらけぬやつ）」©假名垣魯文ぱいせん風
水（みづ）を浪費（むだにつか）ひ、温室氣體（よからぬガス）を排出（いだす）。
かゝる撒餌（まきゑ）に惹（ひ）かる... もっと見る

【"近海（ちかくのうみ）">"南蠻渡來（なんばんわたり）"】、【"天然（てんねん）">"養殖（やうしよく）"】？

當日（このひ）の三菜（うけみいろ）は、
"炸竹筴魚（あぢフライ）"に、"土芋燉肉（にくじやが）"＋"荳沙律（まめサラド）"。
"土芋燉肉（にくじやが）"には黑毛和牛肉（くろげのやまとうしのにく）。... もっと見る