オーバーフロー水槽に於ける機能性のムラ

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何時かはオーバーフロー水槽を設置したい。と、色々検討されている方も多いのではないかと思います。
現状でも数多くのメーカーや製販店から販売されていますが、形だけはオーバーフロー水槽であっても実際には機能性が不充分なものも存在しています。
例えば水槽部分では、吐水方向が底面不純物を有効的に排水吸引させる水流でなかったり、その吸引口レベルが底面よりもかなり高い位置にあるものもあります。また、オーバーフロー外管はソケット固定しているものが多く、苔掃除等の脱着の際に底砂がソケットに入り込んでしまう為、再接続が困難など他にも多様に亘りデメリットを保持する商品が存在しています。
この他、物理濾過槽ではスノコの浸透能力が不充分(浸透穴の径:３～５ミリのパンチ板では目詰まりしやすい。)である為、直ぐにウールマットが浸透しきれずにオーバーフローしてしまうものもあり、スノコの浸透能力の欠点を改良しないまま、物理濾過にオーバーフロー機能を付けてしまう一寸乱暴な商品まで存在しています。
この物理濾過の浸透能力及び、ウールマットの敷込み方は白点病の抑制に大きく影響してくるので、物理濾過槽の形状や機能は発症を抑える上でとても重要な存在です。
上記の様に当方の観点からは不適切と思われる点が多様に見受けられますが、上記の不備内容が幾つも複合し、且つメンテナンス頻度が薄れてしまうと発症しやすい環境になってしまうので、商品の選び方にも注意する必要があるなど、ご参考にして頂けましたら幸いです。
#観賞魚・水草
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