不法残留者勤務のフィリピンパブ 経営者2人逮捕[2020/02/20 17:08]
不法残留のフィリピン人の女性に借金をさせて群馬県内のフィリピンパブで働かせたとして、店の経営者の男女が逮捕されました。
藤間直巳容疑者(70)と進藤育代容疑者(56)はおととし9月から12月にかけて群馬県太田市で経営するパブで不法残留のフィリピン国籍の女性を働かせた疑いが持たれています。警視庁によりますと、藤間容疑者は女性にパブへの入店費用として40万円を借りさせたうえでパスポートを取り上げ、全額を返すまでは帰国させないようにしていました。藤間容疑者らは3つの店を経営し、2014年から約2億2000万円を売り上げたとみられています。パブで働いていたフィリピン人15人も不法残留の疑いで逮捕されました。藤間容疑者ら2人は取り調べに対して容疑を認めています。